遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

人様の品格を問うなんて品がない

2008-01-15 22:36:04 | たわごと
『品格』という言葉がテレビで多用されますが、それがとてもイヤだ。だってそれをいう人に限って、とても品のあるとは思えない人なんだから。というわけで、今日の僕のエントリーは品がありません。(笑)
今の旬は朝青龍関ですね。格闘技で頂点にいる人が品行方正で優しくてお人よしかというと、そうでない場合の方が多いのが普通でしょう。外国人になーに求めてるんですか。彼は日本人じゃないですよ。横綱の彼無しに大相撲はやっていけたのですか?もし彼が横綱昇進を断って大関のまま勝ち続けてれば問題なかったのですか?もう外国人無しに大相撲は成り立たないんですよ。少しは合わせたらどうなの。教育で言うことを聞かせようとすることを諦めて、最低限度のルールについて契約で言うことを聞かせるべきです。

宋文洲さんのコラムに「私が考える品格とは自己を持ちながらも他人の品格を認める心の広さのことです。」とあります。そして、過去文化大革命で苦労された彼はコラムの最後の方でこう述べています。

規格、合格、資格などの言葉からも分かるように「格」とは型と等級を意味する文字です。社会に一つの品格を求めることはその社会に生きる人達を同じ型に誘導することです。全体主義を好む人達の常習です。

どんなスポーツでもそうですが、良くも悪くもいろんな人がいる方が面白いと思います。朝青龍の相撲は専門家に言わすと技術の高さはすごいらしい。情に流されて本当に彼の相撲を失っていいのか良く考えてほしい。内館なんとかというおばさんの理想とする大相撲が本当に相撲として面白いのか、僕にはすごく疑問なのだ。それこそ静かに衰退していくことになるんじゃないか。

それはともかく明日の朝青龍の相手は豪栄道。寝屋川市出身だ。金星取れ!頑張れっ!!


上の写真は、年末に高知に帰省した時に撮りました。
コメント
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