http://oota.i-design.ac.jp/ ←引っ越し先です!
東京周辺、女性限定で
「神社めぐり」のグループが人気、
回を重ねるごとに参加者を増やしているという新聞記事を見ました・・・・
写真では、皆さん「ゆかた姿」でした!
・・・・・・・なるほど・・・・・・・
もう何年も前に、「パリ祭のパーティーにドレスで参加しよう!」というのがあったことを
思い出しました。
1,2年前にも「アパレル・クラブ パーティー」とか・・・・
でも「神社めぐり」は自発的な、やはりfacebook世代の集まりです。
着るものは「需要」がなくてはだめですね!着ていく場所、場面発見!ということでしょう。
「ゆかた着たいけど、着てどこへいく?」となって・・・・
また、神社には樹が生い茂る・・・・気がある・・・・・・・心地よい・・・・・緑・・・・・
諸々時代性、タイミング!と、妙に納得します・・・・・・
更には・・・・・・・・私が「ヤマゴボウが生い茂っているのを見るのが好き」ということと、通ずるものを感じます・・・・・・・・
・・・・・・全体の場面、空気感が好き、ということでもあります。
「そのもの」だけが好き、ということではないのです・・・・・
コメントありがとう!
mika さんは、卒業生で現在はデザイナー?作家?mii-coromo.com/
なかなか美しいHPをもっていて、仕事ぶりにも感心しながら眺めております。
先日会ったときには、運営や経営の難しさも話してくれましたが、
「好きな世界」がはっきりしているので、ブレない感じが伝わってきました。
そう「麻」・・・・・・・
本日は雨上がりなので、こんな日のおススメは「麻」シャツです。
わたしが魅力をもっとも感ずるのは、湿度対策の次には
「自転車」で風を切るとき!です。
身体の中を風が通り抜ける感じがします!・・・・・・・・・・・・
近頃は「冬の麻」も人気ではありますが、
是非、暑さの中で体験してみてください。
暑ければ脱げばいい、とは
今どき誰しも考えないはずではありますが・・・・・・・
一つ一つ検証することで
衣服の役割が見えてきます・・・・・・・
35℃を越える太陽のもとでは;
①まずは「日除け」・・・・・それには、適当な厚さが必要です・・・熱を遮断するなら
ば、ウールとか、重なった木綿とか・・・・
②で、風は通るように!
③新素材活用!・・・・私は試したことがありませんが、首に巻くだけで涼しいのだ
とか?!
昔の人は・・・・たぶん昭和初期ぐらいまで?
どんなに暑くても、他人様には「暑がっているところを見せない」という心意気を
礼儀としたのだとか・・・・・
今でも、京都の舞妓さんなどには名残があって、着物の下は汗びっしょりでも、
見える首から上は決してあせをかかずにいられるのだとか・・・・
「涼しげに装う」ことで、他人様を涼しくしたのだとか・・・・
・・・・・
「涼しげに装う」・・・・・デザインヒント!スタイリングヒント!・・・当たり前か!
すだれ、打ち水、金魚鉢、風鈴、ゆかた、下駄、素足・・・・・・・・・・・・・・・・・・
学生の
デザイナー模擬試験の採点をしてみました・・・・・・
??????できない?・・・がっかり・・・・・・です。
まず
1 「服好き!」が伝わってこない・・・ディテールへの配慮がなく、毎日服着てる人?お店見
てる人?と疑ってしまうほど。
2 「問に対する応え」でなくてはならない。試験なのですから。
問題はs/sなのに、勝手にA/Wで応えている者から
「コート」なのにまるでスタイリングのことを考えていない者、
コートを描くのではなく、「コートを着た人間の生活」を考えなくてはダメ!
3 「言いたいことがない」と見えてしまう。
デザインとは、「言いたいこと」を形にするものです・・・・
がむしゃらに勉強したり、ただ真面目にやるのではなく、いつも
せめて「上記」を確認しつつ、やって行きましょう!
*今年も有名アパレルメーカーへの難関突破(パタンナー)して、「内定」でました!
続け!!!!!
学生が
課題で衣服製作をするときには
原則として
デザイン画を描いてから(その前もあるのですが)製作へ移ります。
常々感ずるのは、
「思いつき」の時点から製作までの時間が長いと
もうすでに、
製作前に、気持ちが次へ変わってしまっている者が
少なからずいる、ということです。
本人が日々新しいものを吸収し、日々成長している時期なので
仕方がない、当然!と考えたりもします。
でもね、
現在もデザインコンク―ル1次審査に通って
2次へむけて製作中の学生がおりますが
自分の描いた「デザイン画が認められた」のだから
「そのデザイン」を最後まで完成させる!というのがミッションでしょう。
で、ですよ、話はここからです!
「描いてしまったデザイン画」というのは
決して「過去の産物」ではなく
どこまで今の自分の実力(より成長した)や気持ちに添ったものにしていけるか?
が勝負どころである、のです。
たとえ「貧相なデザイン」であっても、
より豊かに、よりトレンディなものへともっていけるのです。
「もうあきたデザイン」にしか見えないのは、本人の「思い込み」です。
見え方、解釈いろいろできます。
方法は無限にあります。
2学期へむけて、期待します!
私は「衣服信仰」かもしれない・・・・・・
と思います。
服を買いに走る(と言う買い方をします。たいていは)タイミングを振り返ってみると
まるで、
服に助けを求めています。
仕事に疲れた時、自信が欲しい時、・・・・・・などのように思う。
そのときは「必要性」を理由にしていても
たいていは
買ってスグ着る、ということは、まずしない。・・・・だから、必要性ではない・・・・・・
で、
買い方は素早いです、ほぼ迷ったりする間もなく決める。
いるいらない、は、すぐわかる。
販売する人は、
こういうタイミングや気持ちのことを
想像することがあるのだろうか??????
同窓生が協力して
「青葉同窓会をつくろう!」という動きがおこっております。
8月9日(木)、新校舎にて
設立準備会開催とのことです。
事務局Eメルアドまで、お問い合わせください。mailto:idesign4057@gmail.com
尚、学校HPのDIARYにも、詳細が掲載されております。
可能な限りの同窓生に、郵送にてご連絡したようですが、
70年の年月の中で「不明」になってしまった時代もあります。
悪しからずご了承ください。
昨日のつづき。
フェミニン、ロマンティック路線というのは、
考えてみるに、難しいのではないか、日本文化の中では、特に。
だから・・・・・・コスプレ(?ロリータ)ぐらいに「演出!」ならばできるけれど、
日常で、フリル、透ける素材、薄い素材を扱うのは難しい。
女の子は「お人形さんみたい!」なのが好きだ、ある時期たいていは。
で、「お人形さん」になってみようとする・・・・・・・・
で、同じものを着てみる・・・・・・
このときに、「同じ素材」は、人体比で4-5倍の厚さになって然るべき、など考える余裕はないのでしょう・・・・・
「お人形さん」と同じ生地を着てしまう・・・・・すると
下着に見える・・・・・下品になる・・・・・・・安っぽくなる・・・・・・・というのは必然です。
若い女性の、「ぶりっこ服」をみるたびに
けな気さはわかるものの、「早く卒業しようね・・・・・」と言いたくなってしまう。
「薄い透ける布」のことを考えるたびに、
あのクリスチャン・ラクロワがパリ・オペラ座バレエのためにデザインした衣装を思い出す・・・・・・・・・
世界一薄くて軽いという、日本産の「天女の羽衣」を使ったものです。
「若いのだからしかたないでしょ?」と言わないでください、プロを目指す人はネ!