くらのうえ市丸歯科ブログ

お口の健康を守りたい

ルーペの隙間をガード!エアロゾルを少しでも回避します。

2020年04月06日 | Weblog

歯科医師、歯科衛生士にとって、「見える」という事はとても重要です。
お口の中の、とても小さな部位を作業します。
そのため、当院では歯科医も、衛生士も全員が拡大鏡(ルーペ)を使用しています。

以前、患者様に「それ、ハズキルーペですか?!」と言われましたが、違いますよ~!
衛生士は2.5倍、歯科医は4~6倍のルーペを使用しています。

歯科医療では、元より「唾液や血液が混在したエアロゾル」が飛沫します。
それを、口腔外バキュームやゴーグルで防護するのですが、
このルーペを使用している時に限っては、めがねの横からエアロゾルが入ってくる事が気になっていました。


(↑ルーペを使用しない時は、このようなゴーグルで防護します。)


(↑DH小川が使用しているルーペ フレームが小さくオシャレですが、横からエアロゾルが入ります)

そこで,花粉症用の「めがね用スキマガード」を装着することにしました。

横の隙間をガードしてくれているので、今までよりも安心感があります。

全員のルーペにこの隙間ガードをつけることにしました.

患者様にとってのエアロゾル対策は、個室で診療していること、口腔外バキュームがあること,十分な換気をすることです。

患者さまの、虫歯を削った、金属を削った、唾液と血液の混じった飛沫は、エアロゾルとして室内に舞ったり,残ったりすることは,ほとんどない環境です。

今回、コロナ対策として ”隙間ガード” を追加しましたが、日々の診療でもっとこうしたらを皆で話し合いながら、医療現場として適切かを歯科医に判断してもらいながら、対策していけたらと思っています。

 

医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター(佐賀県 鳥栖市)
TEL : 0942-81-5410       歯科衛生士 小川希和子