8月22日に“インプラント治療の長期的成功を導く歯周治療”というタイトルで講演しました。主催は3Mという国際的な歯科メーカーです。おもに350人ほどの中国の歯科医が対象でした。
日本では、約20年前にインプラント治療が導入されるようになりました。中国では、最近インプラント治療が盛んにおこなわれるようになりました。残念なことに、日本では、昨今報道されているように、インプラント治療のトラブルが少なくありません。とくに、歯周炎の予防や治療を十分になされていない上でのインプラント治療がインプラント周囲炎等のトラブルを起こしています。言い換えると、“早い、安い”を売りにした治療が多くのトラブルを起こしています。
中国でも、似たような状況になりつつあると聞いていました。そこで、今回は、長期的に成功する、すなわち、一生使えるインプラントのためには、歯周疾患の予防と不可欠であることを、力説してきました。特に、当院での取り組みや症例と客観的、科学的事実について説明してきました。
上海の先生方は非常に熱心に講演を受講してくれました。講演後も、15分ぐらい受講生に囲まれました。本当に熱心でした。中国の皆様の口腔健康が、本講演を通して少しでも向上できれば、本当にうれしく思います。
演者は、私のほかに、日本の審美治療の第一人者である山崎長郎先生と中国の張教授、対教授でした。山崎先生が審美インプラント治療のゴールについて、張、対両教授がCAD/CAMについてご講演されました。このようなご高名な先生方とご講演させていたたいたことを大変光栄に思います。
当院では、“早い、安い”ではなく、“一生使える”インプラントを目指し、治療を実践しております。そのことが、患者様の口腔健康につながることを確信しております。また、結果的には経済的にもなると思います。国際的一流レベルの治療をご提供することをお約束します。
インプラント治療だけではなく口腔健康の維持向上に全力を尽くします。ご興味のある方は、是非、ご連絡ください。
佐賀県鳥栖市 医療法人 くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター
院長 市丸 英二