くらのうえ市丸歯科ブログ

お口の健康を守りたい

長崎大学、九州大学、インプラントセンター九州で、歯周病とインプラント治療について講演しました

2012年02月11日 | 外部セミナー

 

 2478日に長崎大学、九州大学、インプラントセンター九州で講演、発表をしました。長崎大学では、「歯周炎患者における長期成功を達成するインプラント治療」、九州大学では「予防歯科、歯周治療をベースとしたインプラント治療」が表題でした。どちらも、インプラント治療を行うにおいて、歯周病の予防や治療を確りやる必要があることを話しました。また、当院での10年以上の経過症例や重症の歯周炎を治した例や、海外の論文を呈示して説明しました。インプラントセンター九州では、“残存する歯周ポケットがインプラント周囲炎のリスクファクターである”といったインプラント周囲炎の最新の情報を発表しました。

長崎大学では、歯周病専門医やそれを目指す先生方が、九州大学では再生治療・インプラントセンターの専門医や研修医の先生方、インプラントセンターでは、開業医の先生方に対してお話しました。講演後もディスカッションが盛り上がり有意義でした。

 インプラントは自分の歯のように使えるし、回りの歯を長持ちさせることに役立ちます。しかし、歯周炎のコントロールをしていないと、インプラント周囲炎になるリスクが高くなります。

 安全安心のインプラント治療のためには、当然のことで、当院では最も重視していることです。今後も、この事をしっかり守っていくと共に、色々な先生方と一緒に情報を共有して、より良いインプラント治療を進めたいと思います。

 219日には、佐賀市アバンセにおいて、鶴見大学の五味准教授とご一緒させていただいて、「歯周治療における薬物療法」について講演する予定です。頑張ります!

 

医療法人 くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター (佐賀県鳥栖市)

 

理事長 市丸英二