一国の国産拠点 一国オート からのお知らせです。

横浜のバイクショップ 一国オート からのお知らせを発信しますので、お見逃し無くよろしくお願いします。

エンジンは完成しました。

2016年11月27日 | えっくすていごひゃく

 

 

 

 

 

 

 

 

シリンダーを組み込んだので、、、次は、、、

 

 

シリンダーヘッドの組み込みです。。。

 

 

 

 

 

バルブは内燃機屋さんで摺り合わせ済みですので、、、

 

 

 

 

このままスプリングを組み付けます。

 

 

 

 

 

 

吸気バルブはSR用ですので、、、2mmほどビッグバルブになってしまいましたが、、、ポートはそのまま、、、拡大していませんので、性能的には同じですね。

 

 

 

 

 

 

 

スプリングを組んだら、、、必ずやらなければいけない点検があります。

 

 

 

 

バルブとバルブシートの  気密  を調べます。

 

 

 

 

 

バルブシートをバルブのフェイスに合わせて削り、、、その後に馴染むように摺り合わせをして、、、気密性を高めるのですが、、、

 

 

内燃機屋さんを疑うわけではありませんが、、、これから組み込むメカニックとして、、、点検だけはしておかないと、、、いけない部分なので、、、

 

 

点検しないで組み込んで、エンジンがかからない! と、、、また、エンジンを分解する事になりますので。

 

 

 

 

 

 

点検方法は、、、簡単です。

 

 

 

 

ポートにガソリンを適量入れて、、、溜めます。

 

 

 

 

そして、、、

 

 

 

 

燃焼室からバルブを観察する、、、

 

 

シートカットや摺り合わせの出来が悪ければ、、、ガソリンが滲んで、、、または滴ってきますが、、、

 

 

OK! 合格です。

 

 

これを見ておかないと、、、後で後悔する事になりますので。。。

 

 

 

 

組み上がっているエンジンであれば、、、圧力計をスパークプラグの穴に取り付けて圧力の測定し、燃焼室の圧縮圧力の漏れが無いかを点検するのですが、、、シリンダーヘッド単体の時には出来ませんので、、、この方法で点検します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガスケットをのせて、、、

 

 

 

 

シリンダーヘッドをのせます。

 

 

さらに、、、カムカバーを、、、

 

 

 

 

カムカバーの部品は、、、

 

 

 

 

カムシャフト、ロッカーアーム、、、などを新品に交換して、、、

 

 

 

 

 

組み付けました。

 

 

 

 

 

カムチェーンテンショナー、、、バルブクリアランスを調整して、、、エンジンは完成し、、、車体に載せるのを待ちます。

 

 

 

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

バルブの気密の点検方法ですが、、、

サービスマニュアルには書いてあったかなあ? こんな点検方法は???

確か、、、書いてないと思いますが。。。

 

老メカは、、、このメカニックのお仕事に就いて、、、40年オーバーが経ちましたが、、、いつからこの点検方法をやっているのか覚えていません。

18歳で見習いメカになり、、、その時に教えられたのかもしれません。

当時は4輪ディーラーで、、、毎日、、、乗用車や2~4トントラックのエンジン分解などの重整備をしていました。

バルブのシートカットや刷り合わせ、ピストンやシリンダーライナーの交換、クランクメタル交換、、、など、エンジン脱着からすべての整備をやっていました。

 

そんなお仕事の中で先輩メカに教えてもらったのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 


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