一国の国産拠点 一国オート からのお知らせです。

横浜のバイクショップ 一国オート からのお知らせを発信しますので、お見逃し無くよろしくお願いします。

サスペンションって、、、楽しいです。。。

2017年12月15日 | バイクの調整

 

 

 

 

 

 

フロントフォーク、、、

 

 

オイルが漏れないで、普通にバイクが乗れれば、、、それはそれでOKではありますが、、、

 

 

このバイクのフォークの場合は、、、

 

 

フォークのトップキャップには、、、リバウンドの減衰調整が中央にあります。。。

 

 

 

 

そして、、、フォーク下部を覗き込むと、、、

 

 

 

 

コンプレッションの減衰調整が付いています。。。

 

 

この前のフォーク完成の記事で、、、

 

 

サービスマニュアルに出ている、、、減衰の調整クリック数にしたのですが、、、と書きましたが、、、

 

 

コンプ、リバウンドの減衰調整を少し上げたり下げたりして、、、自分の好みにバイクを近づけると、、、もっとバイクが楽しくなったり、、、しますよ。。。

 

 

 

 

 

 

 

フォークのオイル、、、

 

 

オイル量って、、、そのバイクの設計で、、、決められているので、、、その様に入れますが、、、

 

 

 

 

この650の場合は、フォークスプリング無しで、インナーチューブを一番縮めて、、、

 

 

インナーチューブの上から120mmが標準の油面、、、オイル量になります。。。

 

 

そして、、、スプリングを組み込み、延びきった状態の油面は、、、計算上ですが、、、フォークのストロークが285mm+120mm=405mm、、、405mm-スプリングの体積=400mmより少ない、、、(実車で測っておけばもっと正確な値が出るのですが、忘れてしまいました)

 

 

という油面で、、、

 

 

油面より上部は空気室になっています。。。

 

 

この空気が、、、路面の凸凹でサスがストロークすると、、、スプリングでも受け止めるのですが、、、空気室の空気でもショックを吸収いたします。。。

 

 

今回はサービスマニュアル値の120mmに油面調整をいたしましたが、、、

 

 

この油面を変化させると、、、もちろん空気室の空気量も変化します。。。

 

 

すると、、、

 

 

 

 

 

 

この表は、、、あるMXマシンのマニュアルの表ですが、、、

 

 

ストローク/加重の2次曲線が変化します。。。

 

 

オイル量をセッティングする事で、、、深いストロークの部分での堅さ、反発力を変えられるんですね。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

サスペンション、、、奥が深いです。。。

 

 

サスペンション、、、基本は、、、考え方は、、、MXマシンと同じですので、、、

 

 

この650も、、、その他のオフロード車も、、、オンロード車にも、、、通ずる所はあると思います。。。

 

   

コンプレッション、リバウンドの調整を動かすと、、、バイクの動きに変化が現れます。。。

 

 

フォークオイルの量も同様に変わります。。。

 

 

知っていても損は無いと思うし、、、折角付いている各調整機構を積極的に動かし、合わせていけば、、、益々バイクが楽しくなるはずです。。。

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新型 リード125 入荷し... | トップ | バルブクリアランスの点検、... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

バイクの調整」カテゴリの最新記事