ここのところ、、、毎日冷却液のテーマが続いていましたので違うテーマのキャブレター分解をしましたが、、、
今日は、、、また違うテーマって思いましたが、、、
やっぱり、、、冷却液の漏れで入庫した修理の事を少し、、、
上の写真が今回修理したバイクのホース関係になりますが、、、
キャブレターがアイシングを起こさないように、霧化を促進するように、、、ラジエーターからクーラントを導き、ホンノリと暖める為に細いホースで循環させているのですが、、、そのホースからクーラントが漏れてしまいました。
修理は患部である細いホースを1本交換すれば、、、とりあえずは路上復帰が出来るのですが、、、
各部のホースを観察すると、やっぱりお年には勝てずに、、、という部分が見られましたので、今出来るかぎりのホース関係を交換しましょう!と、お勧めして、、、今回の修理になりました。
こちらのバイクは1995年モデルから1999年モデルまで生産されていたんですが、、、
一番新しくても17年ほど経っていて、、、修理に入る前にパーツリストで部品が手に入るのか?を調べたら、、、
参りました、、、脱帽です、、、ほとんどが販売終了でした。
それでも入手できた部品がこれだけありましたので、、、
これを注文して、、、
あとは、、、他車の流用や汎用品で、、、なんとかなるかな???なんとかするしかないかな。。。という事で、修理を始めました。
ひとつだけ、、、どうしようか?って引っかかった部分が、、、
このホースです。
これは右側がウォーターポンプに入り、左側がラジエーターに入るのですが、、、ウォーターポンプ側が太くて、ラジエーター側が細い、、、変則的なホースなんです。
これを他車から流用で探すのは、、、難しい???ので、、、ちょっとアタマをひねり、、、ました。
こんな部品構成で、、、
右の1本のホースを作りました。
左の短いホースは、、、
サーモスタットの左にある短いホースを流用して、、、
太さを変換!そして、ステンレス製の角度の付いたジョイントを使い、、、ホースでラジエーターに接続いたしました。
作業前、、、
このステンレスのジョイントは デイトナ さんで販売されていました。
助かりました。
真っ直ぐや90度、、、太さも数種類あり、、、ホースも汎用品があったり、、、今回はこのジョイントだけいただき、他のホースはホンダ純正を、、、いろんなバイクを見て、ちょうど良いのを注文して。。。
ちょっと部品点数が多くはなりましたが、完成です。
ホースぐらいなら、、、なんとかなる? なんとかする、 ようにしないとバイクが生き残れないですので。。。
なんとかしましたが。。。
どうなんでしょう?その機種が生産中止になって、15年?くらい経つと部品の入手があやしくなって、、、維持するのがタイヘンに。。。
新車から乗っている人も、、、中古車で手に入れてこれから 乗るぜ って思っている人も、、、完調で乗ることがむずかしいお年頃になっています。
10年、、、15年、、、生産から経っているのなら、部品が入手出来るうちに一通り手を入れておくのがベストでしょう。
この車両ではありませんが、、、2003年モデルの400ccのウォーターポンプが販売終了で、、、という出来事も最近ありました。
本日、水曜日は定休日になります。