ぽん・ぽん・ポンちゃん

慢性腎不全でもがんばる猫ポンちゃんと、飼い主の親子のいろいろなお話

誕生会

2006-04-19 01:14:27 | Weblog

多忙につき、2~3日更新が滞ります。
楽しいお誕生会の画像で
  お楽しみください。

(イラスト by ばあや)

画像のみ更新するかも…です。


●4月18日のポンちゃん●

アボキャットフィッシュ缶 155グラム(5回に分けて)
チャオ(まぐろとしらす)缶 40グラム
サナベルシニア・ドライ   5グラム

自宅輸液 180cc

バソトップ 1/2錠
セファランチン 1錠
ネフガード 3粒
シャンペットプロ 2グラム
ハーブチンキ(ホーソンプラス)0.5cc
ペットチニック 0.5cc

おしっこ 8回(415cc)
うんち 1回

たまの思い出

2006-04-18 02:57:29 | Weblog
ブログをリンクさせてもらっている、
「愛しいネコ・愛しいヒト」のじいやさんの家に
ブリちゃんという変わった雌猫さんがいる。
家人にちっとも懐かず、かなり凶暴で
自分の子さえ天袋からつき落としたと言う…。(ライオンの親戚?)
その反面、好きなオス猫君には奥ゆかしかったりする
複雑なキャラクターだ。
ブリちゃんの事が書かれているたびに
たまの事を思い出す。

たまは昔、実家で飼っていた猫。
私が生まれる前から10歳くらいの時までいた。
小さい頃から両親に、たまに近づかないように言われていた。
たまが座っている前を歩いて横切ろうとすれば、
すかさず前足が飛んできて、サッとひっかかれる。
だから、家の中を歩く時も50センチくらいは
たまから離れなければならない。
襖などの影に隠れていて、飛びかかって来るときもある。

祖父がどこかから、もらってきた猫ということだったが
子供心に、とにかく怖かった。
家の誰も撫でたりしなかった、というより出来なかった。
祖父が時々煮干しを投げてあげたりしていた。
私はもっとかわいい猫がほしくて、7歳くらいの時に
母に別の子猫をもらってきてもらった。
その「ちび」は白黒ブチ猫で、普通にかわいがる事ができた。
たまは、ちびをいじめもしなかったし、無視していた。

母が猫のごはん茶碗をひとつしか出していなかったので
私が心配すると、大丈夫だからと言われた。
確かに、たまは自分が半分食べると、さっさと引き上げていた。
ちゃんと、焼き魚のほぐしたのや、煮干しも残してあった。

よく見るとトラ猫に多いまん丸な顔で、頭が大きくてかわいいのだ。
ある時、どうしてもたまを抱っこしてみたくなった。
後ろから、そーーっと近づいて、わきの下に手を入れて、
一瞬だけど背中から抱き上げることができた。
あの時の感触は、忘れられない。
はずむボールのような筋肉をしている若いちびを抱き慣れていた私は、
自分の重さで皮がミシッとなるような老猫の感触に驚いた。
というか、そういう事だったんだと
ポンちゃんが老猫になった今、わかった。

10歳の時に祖父が亡くなると、しばらくしてから
出掛けたきり二度と帰ってこなかった、たま。

冬でも、決してこたつに入ることのなかった、たま。

同じ猫なのに、どうしてそんなに甘えられなかったのか。
その後、実家にいる間に何匹か猫を飼ったけど、
一番忘れられないのが、たまだ。

(イラスト by ばあや)


●4月17日のポンちゃん●

アボキャットフィッシュ缶 200グラム(6回に分けて)
 アボ缶人気復活?

自宅輸液 180cc

バソトップ 1/2錠
セファランチン 1錠
ネフガード 2粒
クレメジン 1CP
シャンペットプロ 2グラム
ハーブチンキ(ホーソンプラス)0.5cc
ペットチニック 0.5cc

おしっこ 8回(415cc)
うんち 1回

ポンちゃんボランティア

2006-04-17 02:12:58 | Weblog
実は、ばあやには8歳の妹、
「りんご」がいる。(って、私の子供なんですけどぉ~)

自分ちの猫はもちろんのこと、
野良猫や、散歩中のよその犬なんかにもさわり放題、
いじくり放題のばあやにくらべると、
動物に対してとても恐がりだ。
ポンちゃんのことも今までに、まだ2回しか抱っこ出来たことがない。
興奮すると良く噛みつく(と言っても家の人間には甘噛み)ので、
それを見て怖くなったらしい。
本当はポンちゃんが大好きでたまらないのに…。

小学校で描く絵もいつも「ポンちゃん」。
図工で作るのもポンちゃんの形の人形。
ポンちゃんの誕生日には何をあげようと何週間も前から悩んだり、
クリスマスにもたった800円の月のお小遣いの中から
400円のタオル地のマットを買ってくれた。
幸いな事にその黄色い薄いマットはポンちゃんのお気に入りになり、
よく上にゴロゴロ寝転がっている。

ポンちゃんの腎不全がわかった時、
りんごが「ポンちゃんボランティア」という
ネームプレートを作っていた。
ボランティアって何か聞いてみると、
「ポンちゃんが食べている時は音をたてないようにする。
 近くを歩かないようにする。
 ドアのところに行ったら開けてあげる」
などの協力をする事だそう。

体に直接触ることができないので
(手を伸ばして2~3回撫でるのが、せいいっぱい)
自分なりに出来ることを考えてくれたのが嬉しかった。

ポンちゃんも、「この子は違う」と分かっているのか、
私やばあやが撫でようとすると、
いきなりガブガブッと噛んでくる時でも
体を固くして撫でてもらっているんだよね……。

(今日のイラストは… by りんご)


●4月16日のポンちゃん●

アボキャットフィッシュ缶 120グラム(4回に分けて)
カルカンデリカスタイルシニア(まぐろ) 40グラム(3回に分けて)

自宅輸液 180cc

バソトップ 1/2錠
セファランチン 1錠
ネフガード 2粒
シャンペットプロ 2グラム
ハーブチンキ(ホーソンプラス)0.5cc
ペットチニック 0.5cc

おしっこ 7回(420cc)
うんち 1回

アニマルコミュニケーション

2006-04-16 02:49:54 | Weblog
「ポンちゃん、今の体はどんな感じですか?」

「ちょっと、だるい。
 ごはんもあまり食べたくないけど、
 いちごおばさんが、がんばってねって言うから食べてる」

「ポンちゃんはどんな事をしてもらうと嬉しいの?」

「家の中がうるさい時が多いから、大きい音にびっくりする。
 ぼくはいつも眠いから、静かだと嬉しい。
 それと、いつもと違う(缶詰じゃないってことかな?)
 お肉とかのごはんを出してくれた時がうれしい」

「いちごおばさんの事はどう思っているのかな?」

「おばさんはこわい。口の中に変な味の物を入れてくる。
 逃げても、追いかけてくる時もある。
 背中が変で(何かが刺さってる感覚がありました)、
 すごく痛くてもがまんしなきゃいけない時もある。
 おばさんがぼくの事を好きなのは知ってる。
 ぼくもおばさんは好きだけど、今はいろんな事が怖い」

なんていう事になりそうで、アニマルコミュニケーションに
申し込む勇気がない。
ネットで知り合った人たちが最近、何人かやっていたので
すごく興味がある。
アニマルコミュニケーターと呼ばれる、
動物と霊的にコンタクトをとれる人にお願いして
ペットの気持ちを聞いてもらったり、自分の気持ちを伝えたり…。
私は本当の事だと信じている。
信じているから、申し込みに踏み切れない。

投薬がポンちゃんのストレスになっていることが、すごくわかる。
でも、こちらの都合だけど、それは「ポンちゃんの為」。
特に活性炭を確実にのんでもらうことは、はずせない。
前は、クレメジンでもごまかせたけど、
食べ物に敏感になっている今は混ぜ物は出来ない。

コミュニケーターさんにお願いしなくても、
何とか自力でその事、伝えられないかな…。

(イラスト by ばあや)


●4月15日のポンちゃん●

アボキャットフィッシュ缶 145グラム(5回に分けて)
アボキャットビーフ缶    15グラム
カルカンデリカスタイルシニア(まぐろ) 20グラム
サナベルシニア・ドライ 6グラム

自宅輸液 180cc

バソトップ 1/2錠
セファランチン 1錠
ネフガード 2粒

おしっこ 8回(365cc)
うんち 1回

病院

2006-04-15 01:50:17 | 病院
火曜日に混んでいて諦めたので、
今日もう一度、病院に行って来た。
血液検査に行くときはいつも途中から動悸がして、
ハンドルを握る手が震える。
あまりの緊張で、病院の前を通り過ぎてしまった事も過去に2度ほど。
ましてや、採血してからの結果を待っている時間は何とも言い難い。

うちの病院は診察室に2台の診察台が並んでいて、
二人の先生が同時に2匹の動物を診察するようになっている。
たまたま、ワンコと同時になってしまって、それがまた吠えていたりすると
ポンちゃん(他の猫たちも)は、本当にかわいそう。
怯えて暴れてしまって、無理に抑えなければならないのだから。
でも、運良く相手も猫だったり、誰もいなかったりすると
ポンちゃんはエリザベスカラーなしで(というか保定もいらないくらい)
すんなり採血させてくれる。
輸液に通っていた時もそうで、大好きな美人先生が二人いて、
その先生達の前では、自らゴロリンとしてしまうていたらく。
逆に輸液がしづらくて、「ポンちゃんリラックスしすぎ…」とか言われてた。

今日は比較的静かで、採血はすんなりできた。
でも……。
結果は、かなりショックなものだった。
クレアチニンが6.8。これに打撃を受けて、また動悸が…。
BUNも少し上がっていて、86.2。でも大目に見ればこれは横這いとも思える。
この数字でも、何とか食べてくれているので、
先生も今の対処(自宅輸液、活性炭、薬)のままやっていきましょうとの事。

帰りの車の中では、暗い海の底にひとりでいるような気分だった。
こんな数値でも、なんとかがんばって、食べてくれているポンちゃん。
助手席のケージの中に「ありがとうね」と声をかけたら涙が止まらなかった。
私がいつも「ポンちゃん、がんばって食べようね」と言ってるので
わかってくれてるのかな、無理してるのかな、きっと気持ち悪いのに。

先生はセファランチンの効果を認めなかったけど、
私は、このクレアチニンの数値で、ぎりぎり貧血でないのは
セファランチンのおかげと思えてならない。
セファランチンの効能として、造血機能の改善と白血球減少症に対する効果、
というのがあるらしいけど、ポンちゃんの場合、どちらもあてはまる。
以前、3種混合ワクチンで汎白血球減少症らしきものに感染してしまって以来、
常に白血球の数値が低い。
5000に満たない時がほとんど。でも、偶然なのかセファランチンを飲み始めてから
3500→3800→4800(今日)と増えているのだ。
どこかに炎症が起これば増えるものなので、なんとも言えないけど
良いほうに考えたいと思う。

何も対処療法を変えないので、このまま続けるしかないけれど、
ひとつ、先日注文しておいた「ジェモセラピー」がある。
うまく体質に合って、症状が改善されることを強く願う。
まだ病院に品物は届いていなかったけど、
先生もセミナーを受けた時の仲間の獣医さん達で、
すでに患者さんに使っている人達の情報を集めてくれると言っていた。

なんとか、よろしくお願いしますよ。ジェモセラピーさん。

(イラスト by ばあや)


■検査結果 右側の数字は前回、( )内は病院の正常値
 (うちの病院で頼んで出してくれるのはこの項目だけ)

赤血球数 735←750(500~1000)
ヘモグロビン 10.5←10.8(8~15)
ヘマトクリット 30←36(30~36)
白血球数 4800←3800(5500~19500)
TP 6.8←7.6(5.4~7.8)

BUN 86.2←83.7(17.0~40.0)
Cre  6.8←5.9(0.6~2.0)

Ca 8.3←8.5(8.2~11.9)
IP 5.9←5.3(1.7~7.2)
Na 151←147(147~156)
K  3.7←4.6(3.5~5.1)
Cl 111←112(117~123)

体重 4.50←4.48


●4月14日のポンちゃん●

アボキャットフィッシュ缶 175グラム(6回に分けて)
アボキャットビーフ缶    15グラム

自宅輸液 180cc

バソトップ 1/2錠
セファランチン 1錠
ネフガード 3粒
シャンペットプロ 2グラム
ハーブチンキ(ホーソンプラス) 0.5cc
ペットチニック 0.5cc

おしっこ 8回(365cc)
うんち 1回

誕生日

2006-04-14 03:24:17 | Weblog
明日(というか、もう今日)4月14日は、
ポンちゃんの14歳の誕生日。

昨年12月に慢性腎不全だとわかった時は、
まだ病気の事がよく分からなくて、
頭の中は「治らない病気」という言葉でいっぱいだった。
14歳の誕生日も迎えられないのかもしれないという不安で押しつぶされそうだった。

でも、今日ここでこうして、一緒にいることができる。
知っているすべての人に感謝したい気持ちでいっぱいだ。
特にネットで知り合った介護の先輩達や
同じように悩んだり工夫している介護中の人たち。
みんなに「ありがとう」と言いたい。

ポンちゃんは、14年前の6月に私のところに来た。
当時、まだ独身で一人暮らしだった私に、仕事のクライアントの担当者が
「猫を飼わない?」と聞いてきたのだ。
実家では、ずっと猫や犬、それにうさぎまで飼っていたし、動物は大好きだったけど、
一人暮らしで忙しい仕事のため帰宅の遅い生活をしていたので自信がなかった。
うやむやにしようとしたけど、その方はとても押しの強い姉御肌の人で
「今度の日曜日にうちに見に来て」ということで押し切られてしまった。
なんでも、5匹の子猫がいて、まだ1匹も貰い手がいないとか…。
見るだけみて、子猫と遊んで、うまく断って帰ってこようと決めた。

でも、でも、見てしまったのだ。
毛だらけの毬のようにコロコロ歩いているかわいい子猫達を…。
思わず口から出た言葉は「この子にします!」だった。
「ああ、いいわよ。その子なら、きっと他の誰も選ばないから」
えっ。私には一番かわいく思えるのに。
他の兄弟が小さいながらも、なんとなくヒマラヤンぽいのに
その子だけは、ただの灰色の全身まだらで、まさに醜いアヒルの子。
体も一番小さくて、他の子達がベランダの床の5センチくらいの角材を
うまく乗り越えていくのに、乗り越えられなくて、
上でへた~っと、なってしまう。かわいい。

ベランダの猫スペースには、ポンちゃんのお父さん猫とお母さん猫もいた。
ペルシャぽいぺしゃんこ顔のお父さんと、
どちらかというとシャム猫に似た、鼻の高いお母さん。
大人になってからのポンちゃんの顔は、二匹の中間の顔。

実は見に行くまで、その方の家のカップルの猫が
ヒマラヤンだとは良くわかっていなかった。
そういえば「毛が長いので服に付く」とか、聞いていたような…。
実家で飼っていたのは、みなトラとかブチとかの普通の猫だったし、
長毛種の事は全然知らなかった。
結局なんだかよく分からないまま、もらってきてしまった。
(後日、ホームセンターに行ったついでに、隣接のペットショップを覗いたら、
 ヒマラヤンの子猫のケースに、8万円の値札がついていてビックリ!)

愛媛のポンジュース(POMジュース)の段ボール箱に入れられて
もらわれてきたから、ポンちゃん。
それから、14年間ずっと私と一緒にいます。
そして、これからもずっと一緒にいたい、できるだけ長く。

最初の頃は仕事が忙しくて、あまりかまってあげられなかった。
そして、その後も子供の事、仕事の事でさらに大変になって…。
ごめんね、ポンちゃん。
ポンちゃんが病気になって今、初めて一番たくさんの時間を
使ってあげてる気がするよ。
私がどんなに大変な時でも、変わらない愛情を込めて
いつも一番最初に玄関に迎えに来てくれていたのは
ポンちゃんだったのにね。

知らない間におじいちゃんになってたんだね。
もう、時間は戻せないけど、これからは1年1年が毎年10年分くらいになるように
いっぱい一緒にいるからね。
ポンちゃんが最初、すごい泣き声にびっくりしていた
赤ちゃんだったばあやも大きくなって、注射の手伝いをしてくれるくらいになったよ。
みんなポンちゃんの事、応援してるんだよ。
みんなポンちゃんの事が大好きなんだよ。
ポンちゃん、これからもずっと、ずっと一緒にいようね。


●4月13日のポンちゃん●

アボキャットフィッシュ缶 135グラム(4回に分けて)
アボキャットビーフ缶    15グラム
サナベルシニア・ドライ    5グラム
鰤(焼)          10グラム

自宅輸液 180cc

バソトップ 1/2錠
セファランチン 1錠
ネフガード 2粒
クレメジン 1CP
シャンペットプロ 2グラム
ハーブチンキ(ホーソンプラス) 0.5cc
ペットチニック 0.5cc

おしっこ 9回(420cc)
うんち 1回

サルバドール・ダリと呼ばれた男

2006-04-13 00:45:25 | Weblog
もう、5~6年前になるが、完全室内飼いのポンちゃんが
48時間も行方不明になったことがあった。
実家に泊まりがけで連れて行った時、
早朝に玄関から出て行ったのを誰も気づかなかったのだ。
探しまくって見つからなかった1日めの夕方、
私は半狂乱になりながらビラを作って、コンビニで500枚コピーした。
そのビラに書いたポンちゃんの特徴。
「ひげが丸まっています」

猫のひげは、自分が通れるかどうかの幅を計るためのもの、
なんて言われているけど、いったいポンちゃんのヒゲで
そんな事ができるのだろうか。
1本1本が、好き勝手な方向を向いて、くるくる丸まっている。
下手をすると半円形を描いて、自分の目にささっていることもたびたび。
そんな時は仕方なく、はさみで切ってあげている。

まだ病院で輸液をしていたために毎日通院していた頃、ある先生に
「おっ、サルバドール・ダリですね!」と言われた。
確かに…(苦笑)。
あのスペインの巨匠・ダリの不自然に固めたヒゲの形に
似ていなくもないかも。
その先生に「最近、白髪が増えて困るんですよ」と言ってみた。
私ではなく(いえ、私もだけど)、ポンちゃんの鼻のまわり、
本来は濃い色の毛なのに、病院に通い始めたころから急に白い毛が混じり始めた。
鼻の両脇とか、目と目の間とか…。
人間と同じで、やっぱり老けて見える。
その先生は「僕はこう段々とロマンス・グレーみたいになっていくのも、
それはそれで味があって好きなんですけどねぇ」ですって。

担当のS先生によると、猫も病気や急激なストレスで
一気に白髪が増えることがあるそう…。
(ポンちゃんは、マリー・アントワネットか!?)
通院のせいで、急に円形脱毛症になったコもいると聞いたし、
やっぱり猫たちにとって、病院は怖いところ。
できれば、できるだけ回数を少なく、短時間で済ませてあげたいと思った。


●4月12日のポンちゃん●

アボキャットフィッシュ缶 165グラム(5回に分けて)

自宅輸液 180cc

バソトップ 1/2錠
セファランチン 1錠
ネフガード 3粒
シャンペットプロ 2グラム
ハーブチンキ(ホーソンプラス) 0.5cc
ペットチニック 0.5cc

おしっこ 7回(380cc)
うんち 1回

延期

2006-04-12 02:50:53 | 病院
今日は2週間ごとの通院日だった。
病院は車で25~30分ほどのところ。
24時間営業なので、普通の病院のように朝や午後の診療開始時刻に
患畜さんが集中するということもない。
通い始めの頃に、受け付けの人に、「混雑するのは夕方から夜で、
14時~16時くらいが比較的すいている」と教えていただいた。
いつも待っても2~3匹だし、誰もいないこともある。
今日、行ったのも15時。
それなのに、今日は待合室に5匹のわんちゃんが…。もう、座るところもない。
このコたちの終わるを待って、それからポンちゃんの順番がきて採血したとして、
結果が出るまでにさらに15分…。
全部でたぶん1時間半コースだ。往復も入れると2時間半。
多尿のポンちゃんは、そんな長時間に耐えられないし、
私も18時には都心で仕事のクライアント主催の食事会の予定がある。
今日は諦めて、足りなくなった輸液用品と薬だけいただいて帰ることにした。
担当の(と言っても、本当は担当制度はなく、毎回勝手に
「内科責任者のS先生お願いします」と受付の方に頼んでいるだけ)
先生が水・木はお休みなので、金曜日に出直すことに…。

病院から帰る時に、ちょうどS先生が受け付けの近くに来たので、
先日、TAMIさんに教えていただいた「ジェモセラピー」のネットの資料を出して、
「こういうのは取り寄せられますか?」と聞いてみた。
以前セファランチンや、ハーブチンキの話しを持ち出した時には、
「ええっ?」と怪訝な顔をした先生の表情が、今日はパッと輝いた。
「私、この間までこの先生(ジェモセラピーの日本の監修者・鷲巣先生)の
 セミナーを受けに行ってたんですよ。コモンジュニパー、きっと良いですよ」
と意外な返事が!
「ジェモセラピー」の出力紙の上に一条の光が射したようだった。
ご自宅にまだサンプルがあるかも知れないし、なくても取り寄せてもらえるとの事。
良かった~。
最近、転院を考えていたけれど、こういう事もあると、また考え直してしまう。
コモンジュニパー。効果が出ますように!

ところで病院に行っても何にもしないで帰ってきたのが嬉しかったのか(?)、
今日のポンちゃん、久々にたくさん食べてくれた。嬉しい。


●4月11日のポンちゃん●

アボキャットフィッシュ缶 180グラム(6回に分けて)
モンプチ舌平目のテリーヌ 25グラム
サナベルシニア・ドライ   8グラム

自宅輸液 180cc

バソトップ 1/2錠
セファランチン 1錠
ネフガード 1粒
クレメジン 2/3CP
ペットチニック 0.5cc

おしっこ 9回(460cc)
うんち 1回

フードジプシー

2006-04-11 02:25:00 | フード
明日は2週間ごとの通院日。
とっても怖い。
ここのところ、食欲が低いし、いつもお風呂場にこもっている。
どう見ても調子が良いとは言いがたいので、血液検査の結果を知るのが怖い。
かつて1か月でBUNが2倍にはねあがった元凶(と思える)のモンプチを
また最近、少しずつあげてしまっているし、リンも心配…。

腎不全が発覚して、初めの1週間くらいは
珍しさからか、腎臓サポートや、k/d粗挽きを食べてくれた。
「これは、いける!」と思って、2種類とも箱買いしたとたん、見向きもしなくなった。
その後は、ナチュラル・チョイスの時期が2週間くらいあった。
でも、それも箱買いしたとたん、ストップ。
あわてて東急ハンズやアートマンのペットフードコーナーに走り、
粗たんぱく10%以下の何種類ものキャットフードを買ってきた。
その中で唯一のお気に入りになったのが「愛情物語シニア」だった。
これは、1か月くらい毎日続けて食べてくれた。
その頃は「療法食ではなくても、これでずっとやっていける…」と安心していたのだ。
しかし、ある日ネットの通販でダンボール2箱の「愛情物語シニア」が届いた日。
いつも通り、お出ししてみると、ポンちゃんの顔が直角に横を向いたまま…。
なぜ? なぜ?
あのダンボールを見て、「これからも毎日これかよ~?」なんて、怒ってしまったのかも。
大量にかかえた在庫の中から、たまに出してみるけど、二度と口をつけたことはない。

その後、食べるものがなくなり、毎日の合計がウエットフード70グラムなんて日が続いていた。
老猫会の「お手てつなご」で相談してみたり、手作りごはんにトライしてみたり…。

その頃、「リトルの贈り物」を送ってくれた老猫会会長mooちゃんの飼い主のmoomamaが、
ひとつだけ「mooのいちおし:アボキャットフィシュ缶」を入れてくれたのだ。
以前、一度試して食べなかったアボ缶だったので、ダメもとでお出ししてみた。
すると、食べる、食べる。一度で50グラム? ほんとー?って感じ。
2日めも、3日めも…。やったー!
成分的にも変な物は入っていないし、ポンちゃんの体に悪くなさそう。
療法食でなくても安心していた。

でも、やはり安心は長くは続かないものだ。
最近は、またお皿に向かって、ポンちゃんの顔が直角に横に向くことが多い。
はい、わかりました…。飽きたんですね…。
でも、もうお出しできるものがないんですよ。

…またそろそろ、フード探しの旅に出なければ。

(イラスト by ばあや)


●4月10日のポンちゃん●

アボキャットフィッシュ缶 125グラム(4回に分けて)
モンプチ舌平目のテリーヌ 10グラム
シニア御用達缶      7グラム

自宅輸液 175cc

バソトップ 1/2錠
セファランチン 1錠
ネフガード 3粒
シャンペットプロ 2グラム
ペットチニック 0.5cc
ハーブチンキ(ホーソンプラス) 0.5cc

おしっこ 10回(390cc)
うんち 1回

「必殺・缶からそのまま食べ」

2006-04-10 00:12:50 | フード
ポンちゃん、以前にも増して、なかなか景気良くごはんを食べてくれるということがなくなってきた。
ウエットフードの缶は開けたてでなければならず、その上お皿に出しても上の部分だけペロペロなめて、すぐにやめてしまう。
やめてしまったら、お皿に残った分をささっと回収し、すぐに缶の中から別の分を出す。そして、また上の方だけ食べて、残りは回収し、新しい分を缶から…。このくり返しを10回くらいして、なんとか20~30グラムを食べていただく。
だから、私の不在時にポンちゃんひとりで食べるなんてことはありえない。
缶からお皿に出したばかりの、匂いたつようなフードでなければならないらしいのだ。それも、食べるフードは2~3種類に限られている。でも、これではあまりにもったいない。20グラム食べるのに、40グラムを破棄しているような状態だ。
缶から出すから、香りが飛ぶんだ…、そう考えて「必殺・缶からそのまま食べ」を実行していただいた。ちょうど残りが4分の1くらいになっていて、缶に顔をつっこむのにいい感じ…。
食事の後にいつも籠城しているお風呂場にお運びして…。
すると、なんと「もう、いや」した後だったにもかかわらず、また15グラムを食べてくれた。やはり匂いなんだ! 缶自体に匂いが染みついている上、うまい具合に匂いがこもったまま食べられる。
縁で舌を切ったりしないか、ちょっと心配だけど、缶の中身が少なくなってきたら、これからもこの方法で少しでも食べてもらうことにしよう。


●4月9日のポンちゃん●

アボキャットフィッシュ缶 50グラム(2回に分けて)
モンプチ舌平目のテリーヌ 60グラム(3回に分けて)
シニア御用達缶      30グラム
サナベルシニア・ドライ   5グラム

自宅輸液 180cc

バソトップ 1/2錠
セファランチン 1錠
ネフガード 2粒
シャンペットプロ 2グラム
ハーブチンキ(ホーソンブレンド) 0.5cc

おしっこ 10回(410cc)
うんち 1回