ぽん・ぽん・ポンちゃん

慢性腎不全でもがんばる猫ポンちゃんと、飼い主の親子のいろいろなお話

病院

2006-04-15 01:50:17 | 病院
火曜日に混んでいて諦めたので、
今日もう一度、病院に行って来た。
血液検査に行くときはいつも途中から動悸がして、
ハンドルを握る手が震える。
あまりの緊張で、病院の前を通り過ぎてしまった事も過去に2度ほど。
ましてや、採血してからの結果を待っている時間は何とも言い難い。

うちの病院は診察室に2台の診察台が並んでいて、
二人の先生が同時に2匹の動物を診察するようになっている。
たまたま、ワンコと同時になってしまって、それがまた吠えていたりすると
ポンちゃん(他の猫たちも)は、本当にかわいそう。
怯えて暴れてしまって、無理に抑えなければならないのだから。
でも、運良く相手も猫だったり、誰もいなかったりすると
ポンちゃんはエリザベスカラーなしで(というか保定もいらないくらい)
すんなり採血させてくれる。
輸液に通っていた時もそうで、大好きな美人先生が二人いて、
その先生達の前では、自らゴロリンとしてしまうていたらく。
逆に輸液がしづらくて、「ポンちゃんリラックスしすぎ…」とか言われてた。

今日は比較的静かで、採血はすんなりできた。
でも……。
結果は、かなりショックなものだった。
クレアチニンが6.8。これに打撃を受けて、また動悸が…。
BUNも少し上がっていて、86.2。でも大目に見ればこれは横這いとも思える。
この数字でも、何とか食べてくれているので、
先生も今の対処(自宅輸液、活性炭、薬)のままやっていきましょうとの事。

帰りの車の中では、暗い海の底にひとりでいるような気分だった。
こんな数値でも、なんとかがんばって、食べてくれているポンちゃん。
助手席のケージの中に「ありがとうね」と声をかけたら涙が止まらなかった。
私がいつも「ポンちゃん、がんばって食べようね」と言ってるので
わかってくれてるのかな、無理してるのかな、きっと気持ち悪いのに。

先生はセファランチンの効果を認めなかったけど、
私は、このクレアチニンの数値で、ぎりぎり貧血でないのは
セファランチンのおかげと思えてならない。
セファランチンの効能として、造血機能の改善と白血球減少症に対する効果、
というのがあるらしいけど、ポンちゃんの場合、どちらもあてはまる。
以前、3種混合ワクチンで汎白血球減少症らしきものに感染してしまって以来、
常に白血球の数値が低い。
5000に満たない時がほとんど。でも、偶然なのかセファランチンを飲み始めてから
3500→3800→4800(今日)と増えているのだ。
どこかに炎症が起これば増えるものなので、なんとも言えないけど
良いほうに考えたいと思う。

何も対処療法を変えないので、このまま続けるしかないけれど、
ひとつ、先日注文しておいた「ジェモセラピー」がある。
うまく体質に合って、症状が改善されることを強く願う。
まだ病院に品物は届いていなかったけど、
先生もセミナーを受けた時の仲間の獣医さん達で、
すでに患者さんに使っている人達の情報を集めてくれると言っていた。

なんとか、よろしくお願いしますよ。ジェモセラピーさん。

(イラスト by ばあや)


■検査結果 右側の数字は前回、( )内は病院の正常値
 (うちの病院で頼んで出してくれるのはこの項目だけ)

赤血球数 735←750(500~1000)
ヘモグロビン 10.5←10.8(8~15)
ヘマトクリット 30←36(30~36)
白血球数 4800←3800(5500~19500)
TP 6.8←7.6(5.4~7.8)

BUN 86.2←83.7(17.0~40.0)
Cre  6.8←5.9(0.6~2.0)

Ca 8.3←8.5(8.2~11.9)
IP 5.9←5.3(1.7~7.2)
Na 151←147(147~156)
K  3.7←4.6(3.5~5.1)
Cl 111←112(117~123)

体重 4.50←4.48


●4月14日のポンちゃん●

アボキャットフィッシュ缶 175グラム(6回に分けて)
アボキャットビーフ缶    15グラム

自宅輸液 180cc

バソトップ 1/2錠
セファランチン 1錠
ネフガード 3粒
シャンペットプロ 2グラム
ハーブチンキ(ホーソンプラス) 0.5cc
ペットチニック 0.5cc

おしっこ 8回(365cc)
うんち 1回