ぽん・ぽん・ポンちゃん

慢性腎不全でもがんばる猫ポンちゃんと、飼い主の親子のいろいろなお話

キャットタワー

2008-06-25 11:08:26 | Weblog
ポンちゃんはキャットタワーを
持っていなかった。
私にキャットタワーという発想自体が無くて、
その代わりに、マンションのベランダを上下に通っていた
直径15cmくらいの太い雨樋に古いカーペットを巻き付けて
それを「猫アスレチック」と呼んでいた。
ポンちゃんはどこまで登っていたかと言うと、
実は以外にマッチョだったので、
ベランダの天井につく部分まで足場無しで登り詰めていた。

当時、うちは最上階だったので、
ベランダの天井がマンション自体の屋根で、
その屋根の上にまで伸びていた雨樋は、
ひさしの部分を避けて、屋根のすぐ下では
凸の上の線を横倒しにしたような形に伸びていた。
ポンちゃんは、ひさしのすぐ下の
雨樋が直角に曲がって少しだけ水平になっている部分に
しがみついたまま遠くを眺めるのが好きだった。
キャットタワー買ってあげれば良かったな。

そんな事を考えながら、ネットの色々なサイトで
相も変わらず猫グッズを眺めていたら
今まで見たこともないような形のキャットタワーを
オークションで見つけた。
いろんな遊び方が出来そうだし、猫がくつろげる場所もある。
天井につっぱるタイプではないので安定感も良さそう。

見た時(4月上旬)は猫もいないし、新しい子の予定もなかった。
でもどうしても、それが欲しくなってしまった。
思っていたより価格は上がらず、一万円台中盤で落札。

4月中旬には届いたのだが、人間用のベッドでも入っているのか
というくらい箱の大きいこと、大きいこと。
しかも3箱組で、宅配便のお兄さんも汗だくになって
3回に分けて運んできた。
玄関に入れてもらったものの、あまりに重くて
設置したい場所まで引きずっていくのが精一杯で
実は今でもそのままの状態。
大きさ、重さにビビってしまい、組み立てようという意欲が…。

まだ開封していないのです。
だから、画像もオークションの画面からお借りした物。
たぶん箱の中にはこの写真と同じように組み立てられるはずの
部品が山のように入ってるんだろうな。
ま、今のところ組み立てても飾りになるだけだし(言い訳)、
子猫ちゃんが来るまでに何とかやる気を出そう。

諦めない事

2008-06-22 02:31:12 | Weblog
TAMIさんのハル様
長い長いお散歩に出てしまった。
腎不全発覚はポンちゃんより少し前だった。
でも、さすがにお外に出掛けている
強いお猫様らしく、
数日前までTAMIさん選りすぐりのごちそうを食べたり、
お散歩もかかさず、よそのお宅の敷地で毛繕いするほど
まったり過ごしていたはずなのに。
あまりに突然で、最初何が書いてあるのか
呑み込めないほどだった。
TAMIさんが「いってらっしゃい」と声をかけて
虹の橋に送り出してあげるくらい、
本当に最後の最後まで普通に生活して、
猫生を謳歌して旅立っていったね。
私にもハル様はお散歩に出掛けているだけなんだと思える。
そして、実は時々はTAMIさんの近くに
そ~っと帰っているんだよ。

*   *   *

TAMIさんが少し前に絶対に諦めない事を書かれていたけど、
実は飼い主さんより獣医さんの方が
病気に対して先に諦めてしまうというケースも多いらしい。

そんな時に、ポンちゃんが最後にお世話になっていた
N先生のブログで17歳の猫の乳ガン手術の話を読んだので
心強かった。
その猫ちゃんは14歳から17歳の間に4回の手術を乗り越えた。
普通なら、もう高齢だからという理由で行わない手術を
N先生は飼い主さんに打診し、飼い主さんも同意して、
手術は成功した。
おかげで猫ちゃんは今も元気。
諦めない獣医さんであるN先生を頼もしく思った。
そして、そのせいなのか何なのか、
ポンちゃんが亡くなってから、朝まで記憶に残るような
ポンちゃんが出てくる夢は一度もみた事がなかったのに
N先生とポンちゃんが出てくる夢をみた。

理由はわからないけれど、うちにN先生が来ていて
ポンちゃんが先生の顔をペロペロ舐めている。
先生は急いでいるらしく、ちょっと舐められてから
「もう行かなきゃ」という風に顔を離した。
ポンちゃんが人の顔を舐めるなんて本当に珍しい。
よほど先生の事が好きなんだと驚いた。
そして私の言った言葉がちょっと変。
「先生、ポンちゃんは明日には死んじゃうんです。
 だから、もう少し舐められていてください」
夢の中で先生は、もう少しいてくれたようだった。
でも、夢の意味は何だったんだろう。

これぞという写真立て

2008-06-17 00:18:46 | Weblog
更新が滞ってしまって
訪問してくれていた皆様ごめんなさい。
なんとか元気でやっておりますが
諸々の事情で、うまく時間がとれないままで…。
でも記事にしたいネタは山ほどあるので、
おいおい時間を遡って書いていきます。

とりあえず、週末に見つけた素敵な写真立てをご紹介。

ポンちゃんの遺影を飾るのなら
絶対に「これは!」と思える写真立てでなければ嫌だったので
あえて無理に買わないで、
家にあった間に合わせの物を使っていた。
出掛ける用事があるたびに色んなお店で物色していたんだけど、
形がいまいちだったり、色や素材が気にいらなかったりで
今まで使っていたのは、ばあやから借りたバザーで買った物。

先週末、実は仔猫ちゃんに会いに行って来て、
その帰り道、車で20分だけ有料道路を通ったんだけど、
例によってばあやが「トイレに行く」と言うので
パーキングエリアに入った。
そして、そこのおみやげ売場にこんな素敵な写真立てが
売られていたのだ。
うまく写真に撮れないのだけど、全体がガラスで出来ていて
写真の周りのブルーの囲みや、猫達のイラストは
ステンドグラスのような立体的な加工になっている。
一点ずつ手作りらしくて、購入時に出してくれた在庫品は
周りのブルーの色合いや、猫達の表情が違ったので
あえて、指紋のいっぱいついた見本品を購入してきた。

モコモコのポンちゃんがゴロンとしている写真を入れたら
絵柄的にも、色的にも、ピッタリ!
仲間に囲まれている王子様のようで気に入ってしまった。
妥協して別の物を買わないで待っていて良かった。