ポンちゃんがお得意だった、
「おばけのポーズ」。
仰向けに寝ながら、
両手を「うらめしや~」
のように曲げてこっちを見る。
やっと、ジョージィ君がやってくれました!
腕の曲がり具合がポンちゃんとはちょっと違うけど、
この際、これも「おばけのポーズ」ってことで(笑)。
用心深い性格のジョージィ君は、
うちに来てからもなかなかリラックス出来ない様子で、
こんな風にヘソ天になる事も少なかった。
最近になって、ようやくおばさんの事を
「この人は信頼してもいい人間なんだ」と
認識してくれたような気がする。
3か月かけて、だんだんと積極的に甘えるようにもなってきた。
病院の診察台の上でさえ、看護婦さんに盛大な
「ゴロゴロ、グルグル」をサービスするポージィ君とは
正反対なキャラクターなのだ。
ところで、10日くらい前に駐車場を歩いていたら、
カリカリを透明な袋に入れて手に持ち、
車の下を覗きながら歩いている人がいた。
「猫を探しているんですか?」と声をかけたら、
「そうなんです。外に出てしまって…。
さっきは車の下に動く物が見えたんですけど」
と言う。
「どんな猫なんですか?」
「黒に少しの茶色で、デブです。鈴のついた首輪をしてます」
と言う事だった。
黒に少しの茶というのは珍しい。
とっさに香遊さんのまーちゃんの事が思い浮かんだ。
「じゃ、私も探して、見つけたら連絡しますね」
と言って、携帯の番号を教えてもらった。
郵便局に行って用事を済ませた後、猫のいそうな所を探すと、
さっきの場所に近い車の下に、見た事のない三毛猫が座っていた。
毛色は白地にたくさんの黒と少しの茶色。
もしかして「黒に少しの茶」というのは
白地を前提とした話だったのかな?と思えた。
全身が黒で少し茶色の猫なんて、そうそういるものでもないし。
かつおぶしでおびき寄せると、どんどん近寄ってきて
ペロペロ食べている。
無くなると、「にゃん!」と言って催促するし、
どう見ても野良ちゃんではない。
体格はデブとも言えるし、標準とも言える。
首輪はしていないけれど、外に出てからはずれてしまったのかも
知れない。
かつおぶしを小出しにしながら、最大限に近づけさせて
抱き上げようとそっと手を出したら、
バシッと猫パンチをお見舞いされてしまった。
初めて受けた猫パンチ。こんなに痛いものだったとは(トホホ)。
これは飼い主さんを呼んだ方が良いと判断して、
教えてもらった携帯の番号に電話してみた。
「あの、今までこの辺で見たことのない猫がいたんですけど、
黒と茶色って、三毛猫という事ですよね?」
と聞いてみると、やはり全身黒で茶色い部分が少しという事で
猫違いだった。
引き続き探して、また情報があったら連絡しますと言ったものの、
それからは新顔の猫さんを見かける事もなく過ごして1週間。
実は昨日の夕方、その方から電話があり、
「傷を負ってはいましたが、元気で見つかりました。
ありがとうございました」
との事だった。
見つかった事も嬉しかったし、ほんの数分会っただけの私にも
丁寧にご報告の電話をくださった気持ちが嬉しかった。
聞いてみると、道路を挟んだ反対側のマンションの方だった。
私もずいぶん前に、ポンちゃんが48時間も行方不明になるという
気も狂わんばかりの経験をしているので
猫を探している方の気持ちは痛いほどわかる。
黒茶猫ちゃん、無事に家に戻れて良かった。
「おばけのポーズ」。
仰向けに寝ながら、
両手を「うらめしや~」
のように曲げてこっちを見る。
やっと、ジョージィ君がやってくれました!
腕の曲がり具合がポンちゃんとはちょっと違うけど、
この際、これも「おばけのポーズ」ってことで(笑)。
用心深い性格のジョージィ君は、
うちに来てからもなかなかリラックス出来ない様子で、
こんな風にヘソ天になる事も少なかった。
最近になって、ようやくおばさんの事を
「この人は信頼してもいい人間なんだ」と
認識してくれたような気がする。
3か月かけて、だんだんと積極的に甘えるようにもなってきた。
病院の診察台の上でさえ、看護婦さんに盛大な
「ゴロゴロ、グルグル」をサービスするポージィ君とは
正反対なキャラクターなのだ。
ところで、10日くらい前に駐車場を歩いていたら、
カリカリを透明な袋に入れて手に持ち、
車の下を覗きながら歩いている人がいた。
「猫を探しているんですか?」と声をかけたら、
「そうなんです。外に出てしまって…。
さっきは車の下に動く物が見えたんですけど」
と言う。
「どんな猫なんですか?」
「黒に少しの茶色で、デブです。鈴のついた首輪をしてます」
と言う事だった。
黒に少しの茶というのは珍しい。
とっさに香遊さんのまーちゃんの事が思い浮かんだ。
「じゃ、私も探して、見つけたら連絡しますね」
と言って、携帯の番号を教えてもらった。
郵便局に行って用事を済ませた後、猫のいそうな所を探すと、
さっきの場所に近い車の下に、見た事のない三毛猫が座っていた。
毛色は白地にたくさんの黒と少しの茶色。
もしかして「黒に少しの茶」というのは
白地を前提とした話だったのかな?と思えた。
全身が黒で少し茶色の猫なんて、そうそういるものでもないし。
かつおぶしでおびき寄せると、どんどん近寄ってきて
ペロペロ食べている。
無くなると、「にゃん!」と言って催促するし、
どう見ても野良ちゃんではない。
体格はデブとも言えるし、標準とも言える。
首輪はしていないけれど、外に出てからはずれてしまったのかも
知れない。
かつおぶしを小出しにしながら、最大限に近づけさせて
抱き上げようとそっと手を出したら、
バシッと猫パンチをお見舞いされてしまった。
初めて受けた猫パンチ。こんなに痛いものだったとは(トホホ)。
これは飼い主さんを呼んだ方が良いと判断して、
教えてもらった携帯の番号に電話してみた。
「あの、今までこの辺で見たことのない猫がいたんですけど、
黒と茶色って、三毛猫という事ですよね?」
と聞いてみると、やはり全身黒で茶色い部分が少しという事で
猫違いだった。
引き続き探して、また情報があったら連絡しますと言ったものの、
それからは新顔の猫さんを見かける事もなく過ごして1週間。
実は昨日の夕方、その方から電話があり、
「傷を負ってはいましたが、元気で見つかりました。
ありがとうございました」
との事だった。
見つかった事も嬉しかったし、ほんの数分会っただけの私にも
丁寧にご報告の電話をくださった気持ちが嬉しかった。
聞いてみると、道路を挟んだ反対側のマンションの方だった。
私もずいぶん前に、ポンちゃんが48時間も行方不明になるという
気も狂わんばかりの経験をしているので
猫を探している方の気持ちは痛いほどわかる。
黒茶猫ちゃん、無事に家に戻れて良かった。