ぽん・ぽん・ポンちゃん

慢性腎不全でもがんばる猫ポンちゃんと、飼い主の親子のいろいろなお話

やっと出た「おばけ~」

2008-11-26 00:48:24 | Weblog
ポンちゃんがお得意だった、
「おばけのポーズ」。
仰向けに寝ながら、
両手を「うらめしや~」
のように曲げてこっちを見る。

やっと、ジョージィ君がやってくれました!
腕の曲がり具合がポンちゃんとはちょっと違うけど、
この際、これも「おばけのポーズ」ってことで(笑)。
用心深い性格のジョージィ君は、
うちに来てからもなかなかリラックス出来ない様子で、
こんな風にヘソ天になる事も少なかった。
最近になって、ようやくおばさんの事を
「この人は信頼してもいい人間なんだ」と
認識してくれたような気がする。
3か月かけて、だんだんと積極的に甘えるようにもなってきた。
病院の診察台の上でさえ、看護婦さんに盛大な
「ゴロゴロ、グルグル」をサービスするポージィ君とは
正反対なキャラクターなのだ。

ところで、10日くらい前に駐車場を歩いていたら、
カリカリを透明な袋に入れて手に持ち、
車の下を覗きながら歩いている人がいた。
「猫を探しているんですか?」と声をかけたら、
「そうなんです。外に出てしまって…。
 さっきは車の下に動く物が見えたんですけど」
と言う。
「どんな猫なんですか?」
「黒に少しの茶色で、デブです。鈴のついた首輪をしてます」
と言う事だった。

黒に少しの茶というのは珍しい。
とっさに香遊さんのまーちゃんの事が思い浮かんだ。
「じゃ、私も探して、見つけたら連絡しますね」
と言って、携帯の番号を教えてもらった。
郵便局に行って用事を済ませた後、猫のいそうな所を探すと、
さっきの場所に近い車の下に、見た事のない三毛猫が座っていた。
毛色は白地にたくさんの黒と少しの茶色。
もしかして「黒に少しの茶」というのは
白地を前提とした話だったのかな?と思えた。
全身が黒で少し茶色の猫なんて、そうそういるものでもないし。
かつおぶしでおびき寄せると、どんどん近寄ってきて
ペロペロ食べている。
無くなると、「にゃん!」と言って催促するし、
どう見ても野良ちゃんではない。
体格はデブとも言えるし、標準とも言える。
首輪はしていないけれど、外に出てからはずれてしまったのかも
知れない。

かつおぶしを小出しにしながら、最大限に近づけさせて
抱き上げようとそっと手を出したら、
バシッと猫パンチをお見舞いされてしまった。
初めて受けた猫パンチ。こんなに痛いものだったとは(トホホ)。

これは飼い主さんを呼んだ方が良いと判断して、
教えてもらった携帯の番号に電話してみた。
「あの、今までこの辺で見たことのない猫がいたんですけど、
 黒と茶色って、三毛猫という事ですよね?」
と聞いてみると、やはり全身黒で茶色い部分が少しという事で
猫違いだった。
引き続き探して、また情報があったら連絡しますと言ったものの、
それからは新顔の猫さんを見かける事もなく過ごして1週間。

実は昨日の夕方、その方から電話があり、
「傷を負ってはいましたが、元気で見つかりました。
 ありがとうございました」
との事だった。
見つかった事も嬉しかったし、ほんの数分会っただけの私にも
丁寧にご報告の電話をくださった気持ちが嬉しかった。
聞いてみると、道路を挟んだ反対側のマンションの方だった。

私もずいぶん前に、ポンちゃんが48時間も行方不明になるという
気も狂わんばかりの経験をしているので
猫を探している方の気持ちは痛いほどわかる。
黒茶猫ちゃん、無事に家に戻れて良かった。

困った巻き毛くん

2008-11-21 02:31:06 | Weblog
ジョージィ君と
ポージィ君の
写真に挟まれている
ブルーの猫さんは誰?

ぴかさんのやっている通販ショップ
猫の家」からやってきたアイピロー君。

この頃、やたらと目が疲れやすい私。
もしかしたら老眼が始まってしまったのか?
それとも最近ヒマで、毎日1本ずつDVDの映画を
見続けていたのがいけないのかも知れない。

何か目のケアをしなくちゃ…という事で、
ブルーベリーのサプリ以外にも良い物はないかと探していたら、
ぴかさん制作のこんなカワイイ猫型のアイピローを発見。
おととい届いたので、さっそく愛用中。
中に入っている塩とラベンダーのほど良い重みと
ふんわり香るラベンダーの香りがグッド。

ばあやとりんごには、柄入りのガーゼのマスクを購入。
最近の小・中学生の間では、マスク、眼帯、包帯などは
「カッコイイアイテム」として認識されているらしく、
二人とも、よそでは見かけない素敵なマスクに大喜び。

それから、もう二人…というか二匹は、
おまけに付けていただいたマタタビのおもちゃに
釘付けで、遊び続けていた。
(ぴかさん、ありがとうございました)

ところで二匹とも、たぶん日本猫の子猫とは
激しさは比べものにならないのだろうけど、
日に1~2時間は、はしゃいで家中を駆け回る。
最近はその後に抜け毛がごっそり落ちていて、
それがバラバラの毛というより、小さい束みたいな感じで
くるんとしていて、もさっと固まっている。

写真でもわかるけれど、ポージィ君は天然パーマ(?)か
巻き毛(?)みたいなウエーブのかかった毛並みをしている。
これでも本猫は結構きれい好きだし、毛繕いも頻繁にして
汚れているわけでもないのに、いつもこんな風になっている。
写っていないお腹側はもっとひどくて、
一言でいうとボロボロの古いテディベアの生地みたいだ。
だから毛がからまりやすくて、束で抜けるのだと思う。

今年はこたつを出したのだが、寒いから入るというより
二匹の遊び場になってしまって、毎日こたつの中も毛だらけだ。
ポージィ君が大砲の玉みたいに、こたつからズボッと
飛び出してきたり、ズボッとつっこんで入ったりする。
それで、こたつに入った人間の服もすごい事になってしまう。
こたつだけでなく、ポージィ君の乗ったイスの上、
甘えていた膝の上、転がっていた床の上、ぜ~んぶ毛だらけ。
毛取り用の粘着テープの減りの早いこと、早いこと。

ジョージィ君の毛の方が長くて量も多いのに
こちらはブラッシング時さえ、ほとんど抜けない。
毛質もまったく違う二匹なのだ。

成長の差

2008-11-16 02:54:53 | Weblog
先月だったか、MiawMiawの
カリカリのモニター募集に応募して、
当選したらしくフードが送られてきた。
「ストレスケア」のまぐろ味。
いつも遠慮がちで、
小さな音にも敏感なジョージィ君に
ぴったりではないか。

え~と、給与量は…、生後12~25週齢は…、
は?「体重1.0~2.0kg 40~90g/日」ですか?
なんだか体重の設定が軽すぎませんか?
これじゃ、ポージィ君より軽い。
体重4.5kgの場合は、まさか80~180gではないよね?
うーん、ジョージィ君は何グラム食べたら良いんだろう。

今、毎日食べているアイムスの子猫用カリカリも
ジョージィ君は必要給与量の2/3程度しか食べていないのに、
どんどん太ってしまって、確かに雪だるま体型はかわいいけど、
あとでダイエットするのが大変そうなんだよね。
ポンちゃんもそうだった。
子猫時代にぐんぐん大きくなって、
5歳くらいで獣医さんに注意されて
ダイエット用のフードに替えたのは良いけど、
お腹がすくので毎日、早朝からごはんの催促をして
大騒ぎされて大変だった。
9月10日の記事の同じアングルの写真と比べると
ジョージィ君は2倍くらいに大きくなっている。
それにしっぽがタヌキ化(?)したのがわかる。

一方ポージィ君は、獣医さんは標準くらいだと言っていたけど、
毛でふわふわに見えるだけで触ってみると骨が感じられるし、
あまり大きくならない体質かも知れない。
飼い主さんが母猫の異変に気づいて入院させたので助かったけれど
帝王切開で、かなり小さめで生まれた子なのだ。
でも食に対する執着は少ない反面、他の事に好奇心は旺盛で
いつも何かの匂いを嗅いだり、噛んでみたり、良く動き回っている。

パッと見の2匹は、オスとメスのカップル、または親子に見える。 
本当はたった4日違いで生まれた従兄弟同士なんだけどね。
でも大きさだけじゃなくて、それぞれの性格や癖の個性も違って
それがまた楽しい。




初めての猫団子

2008-11-14 17:38:32 | Weblog
ポンちゃんは1匹だったから、
もちろん猫団子にはなれなかった。
でももし、ポンちゃんが2匹いても
猫団子にはならなかったと思う。
暑がりで、布団やコタツの中も嫌い。
ストーブの前にいたのは、腎不全の数値がかなり上がって
体調が悪くなってからだけだった。

ジョージィ、ポージィも2匹で仲良しなのに
今まで団子になった事がなくて、いつも別々のベッドだった。
家の中に5つのベッドが置いてあるのだけど、
お互いに近くのベッドには入っているものの、
たとえ中犬サイズのベッドでも1匹ずつで入っていた。

ところが昨日、ふとキャットタワーの屋上を見上げると
(高さが160cmあり、私の身長ではタワーの上が見えない)
ひとつのベッドの中からふたつの頭がのぞいていた。
それも家中で一番小さいベッドから。
腕を伸ばしてデジカメで適当に撮ったのがこの写真。
サマーベッドとしてポンちゃんに買ってあげたけど、
小さすぎてきつかったのか一度しか入らなかったこのベッド。
中にブランケットを敷いてさらに狭くなっているのに
普段入っているポージィ君以外にジョージィ君まで
ぎゅうぎゅうになって入っていた。
ジョージィ君は普段は左端に少しだけ写っている小花柄の
ポンちゃんの誕生日ベッドに入っている事が多い。
「さすがハンサム君、小花ベッドが似合うね~」
とおばさんを喜ばせているのだけど、昨日は寒かったのかな。
でも、何もこんなになってまで二人で入らなくても(苦笑)。
色が同じなだけに、一瞬どれが誰の足なのかわからなかったよ。

この二人、長毛だからポンちゃんみたいに暑がりかも知れないと
予想していたけど、実は意外に寒がりなのかも知れない。
特にジョージィ君には肉布団もついているから、
大丈夫だと思ったんだけどな。


ふあふあ

2008-11-06 16:01:28 | Weblog
この冬おすすめのファッション。
発熱機能付きの
あったか~いマフラー。
ご存じですか?

うちには、もうあります。
ごく上質なファーで出来ていて、
発熱機能も約38℃で維持できる優れもの。

小学校の頃、クラスにキツネの毛皮のマフラーを
巻いてきた子がいて(たぶん母親のもの)、
うさぎの毛皮の子ども用マフラーをしていた私は、
そのふわふわ感がうらやましかった。
でも、そんなのも目じゃないくらいふわふわの
猫マフラー(笑)。
ジョージィ君、ごめんよ~。
だって何にも言わず大人しく巻かせてくれちゃうんだもの。
時々こうやって遊んでるんだよね!
本猫もだら~っとして、マフラーになりきってるし。

そしてもちろん、ポージィマフラーというものは存在しない。
抱っこしようとしてもすぐに振りほどくバタバタ猫さんには無理。
そのくせポージィ君はお膝は大好きで、
人間が座っているとすかさず飛び乗ってきて、
ずっとゴロゴログルグルいってるんだから訳がわからない。

猫マフラーごっこ=猫さんの資質によっては成り立たない。
と言えるし、
猫さんが大猫さんの場合=使用者の肩が凝る
という欠点がある。
実は何を隠そうジョージィ君も生後5か月にして4キロ以上あり、
もうそろそろマフラー猫は限界なのだ。