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余ったワクチン、持ち帰り子供に接種した看護師

2012-11-18 12:55:32 | Weblog
余ったワクチン、持ち帰り子供に接種した看護師 2012年11月17日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121116-OYT1T01517.htm
 青森県の弘前市立病院(東野博院長)は16日、看護師、准看護師計3人が、患者に接種した後に余ったインフルエンザワクチンを無断で自宅に持ち帰り、自分の子供に接種していたと発表した。
 発表によると、40歳代の看護師は7日、患者に接種したインフルエンザワクチンの残りが入った容器と未使用の注射器を持ち帰り、自分の子供に0・25ミリ・リットルを接種。30歳代と40歳代の准看護師2人も8日と14日に同様の行為をした。3人は同じ外来の部署で勤務していた。14日に容器を持ち帰る准看護師を別の看護師が目撃し、3人の行為が発覚した。3人は「廃棄するのがもったいなかった」と話している。ワクチンを接種した3人の子供に健康被害はないという。
 記者会見した東野院長は「医師の指示なく接種を行った3人の行為は、保健師助産師看護師法違反の可能性が強い」としている。国や県などと相談して、処分や再発防止策などを決める。



 う~ん。実務上は医師が少し質問してうなずけば看護師が注射を担当しているケースの方が多いでしょうし、インフルエンザワクチン接種は基本有料なので、「捨てる位なら貰っちゃえ」という心の誘惑もわからなくもないのですが、備品ならともかくモノは副作用の可能性も否定できないワクチン。万が一にもワクチン接種による副作用が起きたらどう責任を取るつもりだったんでしょうか…(呆れ
 看護師という専門家であるからこそ、各種ワクチンの副反応の恐ろしさというものは嫌という程知っているはずですし、任意接種の前には同意書とアンケートの記入があるはずですが、もしその用紙まで抜き取って真っ当に対価を払ってワクチン接種を受けた方々の用紙の中にこっそり紛れ込ませていたとしたら、かなり悪質で許せない行為だと思います。



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