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11日の米国株は追加金融緩和期待から反発 ダウは69ドル高の13323ドルで終了

2012-09-12 06:34:52 | Weblog
米国株、反発 米追加緩和期待が支え 中国関連銘柄が上昇 2012年9月12日 日経
 11日の米株式相場は反発した。ダウ工業株30種平均の終値は前日比69ドル07セント高の1万3323ドル36セント(速報値)と今年の高値を更新。2007年12月28日以来の高水準で終えた。米連邦準備理事会(FRB)が12~13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和第3弾(QE3)などの追加金融緩和に踏み切るとの見方が相場を支えた。
 中国の温家宝首相が講演で「7.5%の今年の成長目標を達成できる」と述べ、中国景気の急減速懸念が和らいだ。中国への収益依存度が高い非鉄のアルコアや建機のキャタピラーなどに買いが入ったこともダウ平均を押し上げた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は前日比0.51ポイント高の3104.53(速報値)で終えた。

NY原油、5日続伸 10月物は97.17ドルで終了 米緩和観測強く 2012年9月12日 日経
11日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は5日続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の10月物は前日比0.63ドル高の1バレル97.17ドルで取引を終えた。米国の追加金融緩和の観測を背景とした買いが続いた。
 12~13日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)が追加緩和に踏み切るとの観測が根強い。追加緩和が米景気回復を促し、原油需要が増えるとの見方が原油の買いを誘った。
 外国為替市場でドルが対ユーロなどで下落したため、ドル建てで取引される原油には割安感からの買いも入った。
 ガソリンとヒーティングオイルはともに4日続伸した。

NY金、小反発 12月物は1734.9ドルで終了 米追加緩和観測で 2012年9月12日 日経
 11日のニューヨーク金先物相場は小反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比3.1ドル高の1トロイオンス1734.9ドルで終えた。米当局が追加金融緩和に動くとの観測を背景に買いがやや優勢となった。
 12~13日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)が追加緩和に踏み切るとの観測が強い。追加緩和が実現すれば、余剰の投資資金が金市場に流入するとの見方が金の買いを誘った。
 ただ相場はほぼ半年ぶりの高値圏にあるため利益確定売りも出やすく、上値は重かった。
 銀は続落。プラチナは7日続伸した。

ムーディーズ、米国債「1段階下げの可能性」  2012年9月12日 日経
 米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは11日、最高水準の「Aaa」としている米国債格付けを、米議会の予算協議の結果次第では1段階格下げする可能性があると警告した。
 米議会が、米国内総生産(GDP)に対する連邦債務の比率を下げるような政策を決定しなければ、米国債の格付けを「Aa1」に引き下げる可能性がある。
 一方、GDPと債務の比率を中期的に低下させるような政策を決めれば、最高水準の格付けを維持し、見通しも現在の「ネガティブ(弱含み)」から「安定的」に引き上げるという。



 11日の米国株式市場ですが、欧州安定メカニズム(ESM)をめぐるドイツ憲法裁判所の判断や米FOMC声明を前に薄商いだったものの、追加金融緩和が期待されたこともあり反発。
 NYダウは、前日比69ドル07セント高い13323ドル36セントで終了(0.52%高)。
 ナスダックは、前日比0.50ポイント高い3104.53ポイントで終了(0.02%高)。
 S&P500種は、前日比4.48ポイント高い1433.56ポイントで終了(0.31%高)しました。

 米アップルは一時670ドル15セントまで上昇するも、その後は利益確定に押されて終値ベースでは2ドル15セント安の660ドル59セントで終了して0.35%安。
 米フェイスブック株は62セント高の19ドル43セントで3.30%高でした。

 NY原油は、前日比0.63ドル高い1バレル97.17ドルで終了。
 NY金は、前日比3.1ドル高い1トロイオンス1734.9ドルで終了しています。


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