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カレーをスプーンで 刑務所「改善」結果公表 法務省

2007-09-22 17:20:22 | Weblog
カレーをスプーンで 刑務所「改善」結果公表 法務省 2007年09月19日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/national/update/0919/TKY200709190076.html
 カレーを食べる時にスプーンを使えるようにしたり、部屋に時計を置いたり――。法務省は18日、全国の刑務所や拘置所で行われた「改善」の結果を公表した。弁護士や市民が参加する「刑事施設視察委員会」の意見に基づく見直し。活動の初年度となる昨年度は565件の意見について330件の対策を講じた。
 八王子医療刑務所(東京都)では、食事にカレーライスを出す時にスプーンを使えるようにした。これまでは「スプーンは武器に加工される」との理由で、はしで食べるようにさせていた。
 施設の各所に薬の写真や効き目を書き込んだファイルを置き、処方された収容者が確認できるようにしたのは名古屋拘置所(名古屋市)だ。これまでは収容者に薬の詳しい内容を知らせていなかった。
 このほか、ラジオで報道番組を聴ける時間を長くしたり献立の希望を聞くようにしたりするなどの改善をしたという。
 視察委は06年5月に施行された「刑事収容施設・被収容者処遇法」に盛り込まれた新制度。日本弁護士連合会は「所長の裁量の範囲での進歩はあったが、根本的な問題は解決していない」としている。


 刑務所が土壁でできていた時代ならば、スプーンも逃走用具に使われる可能性もあったかもしれませんが、今はプラスティックスプーンもある時代ですし、凶器というのならば、箸だって眼を狙われたら立派な凶器になるのではないでしょうか。
 スプーンが武器になるというのならば、食器を回収する時にきちんと確認すれば済むだけの話。受刑者を悪戯に不快な思いにさせるくらいならば、この程度は許容範囲なのではないかと思います。


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