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のり賞味期限改竄で家宅捜索 滋賀県警

2007-11-30 13:11:06 | Weblog
のり賞味期限改竄で家宅捜索 滋賀県警 2007年11月29日
産経夕刊 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071129/crm0711291120013-n1.htm
朝日夕刊 http://www.asahi.com/national/update/1129/OSK200711290036.html
 味付けのりの賞味期限を偽って販売したとして滋賀県警生活環境課は29日朝、不正競争防止法違反(誤認惹起(じゃっき)行為)の疑いで、同県東近江市市辺町の同市八日市公設地方卸売市場にある食品卸売業の有限会社「麩三(ふさん)冷凍」と個人商店「麩三商店」の事務所などを家宅捜索した。立件を視野に、同容疑で2社の代表者の男性(77)に任意で事情を聴いている。
 調べでは、同社は販売している味付けのりの容器に張られたシールの印字を打ちかえ、平成18年12月となっていた賞味期限を平成20年9月に改竄(かいざん)した疑い。味付けのりは広島市の製造会社から仕入れ、同卸売市場などで販売していた。同課は、賞味期限が改竄されていた期間や商品の量について捜査している。
 事務所などには同日午前8時ごろ、県警の捜査員8人が入り、関係者に説明を求めながら、売上伝票など押収した書類を段ボール箱に入れて搬出。同卸売市場の別の商店の従業員は「賞味期限を改竄していたとは知らなかったが、古い商品が売れ残っていたのではないか。商品の回転が悪く、経営状況が悪かったようにみえた」と話していた。


 今度は味付け海苔の賞味期限偽装ですか…(唖然
 まあ、岩ノリと異なり、乾燥した味付けノリは、賞味期限というものを意識している方の方が少ないのでは…という気もしなくもないのですが、どうやら顧客から『ノリが湿気ている』というクレームが広島の製造業者に寄せられ、製造業者が商品を確認したところ、賞味期限の表示形式が出荷時と異なっていたため、あっけなく偽装がバレてしまったようで、『そりゃあ、1年9ヶ月も賞味期限を誤魔化せば、いくら密封しててもシケルだろ!』とついつい心の中で突っ込みをいれてしまいました。
 まあ、この業者は経営状態が元々悪かったようですし、これだけ大々的にマスコミ報道されれば、取引先からそっぽを向かれ、会社の存続も限りなく困難だと思いますが、『しけったノリなんか売りやがって!』と思うと、偽装した業者には同情する気にもなれないというのが正直な気持ちですね。


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