ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

「心」説く熱血校長、給食粗末に“教育的指導” 奈良

2006-11-24 00:36:54 | Weblog
「心」説く熱血校長、給食粗末に“教育的指導” 奈良 2006年11月23日 産経
http://www.sankei.co.jp/news/061122/sha025.htm
 奈良県三郷町の町立三郷北小学校で、給食を粗末に扱ったとして、岡本喜代治校長(59)が4年生の男子児童(10)の尻をたたいて転倒させ、約1週間のけがを負わせていたことが22日、分かった。岡本校長は自分の教育哲学などを記した著書「子どもの心と教師の心」(日本教育研究センター)を出版し、教室に入って担任と一緒に指導するなど、教育熱心な校長として知られている。
 町教委によると、男児が13日の給食中、茶碗(ちゃわん)の中でご飯を丸め、ふざけて天井にほうり投げた。担任はその場で指導し、教頭を通じて校長に報告した。14日朝の登校時、岡本校長が男児を呼び止めてほおをつかんで引っ張り、尻を6、7回たたいた。はずみで倒れた男児は右ひざにけがをし、ほおにつめ痕が残った。
 岡本校長は放課後に男児を自宅まで送り、保護者に謝罪。15日に町教委に報告した。町教委に「食べ物を粗末に扱うことに憤って指導したが、行き過ぎだった。けがをさせ申し訳ない」と話しているという。


 気持ちはわからなくもありませんし、むしろ生徒の悪ふざけを本気で叱ってくれる校長先生の行為もよく理解できるのですが、さすがにケガを負わせてしまったのは問題ですね。
 でも、私も同じことをやられたら、他人の子供だろうが本気で叱りつけると思います。

 これだけ教育熱心な校長さんを処分するのは人材面からも惜しいですし、教育委員会へも隠さないで報告して反省をしていることから、処分としては軽微なもので良いと思いますし、注意した行為そのものは間違っていないでしょう。この子供に校長先生の真意が伝わってくれれば良いのですが…。


コメントを投稿