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日経平均反落、終値260円安の1万1489円 3年3カ月ぶり安値

2008-09-18 19:26:24 | Weblog
日経平均反落、終値260円安の1万1489円 3年3カ月ぶり安値 2008年9月18日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080918NTE2INK0918092008.html
 18日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落した。大引けは前日比260円49銭(2.22%)安の1万1489円30銭で、16日に付けた年初来安値(1万1609円)を2営業日ぶりに更新。2005年6月27日(1万1414円)以来、約3年3カ月ぶりの安値となった。米国の金融システム不安が収まらず17日の米国株式相場が急落したことを受け、東京市場ではみずほFGや三井住友FGといった大手銀行株やソニーやトヨタといった輸出関連株など主力株を中心に売りが優勢だった。
 後場に入ると、香港株式市場でハンセン指数が大幅下落したことなどを受け、日経平均は下げ幅が450円に迫るなど一段安となる場面があった。その後、米証券取引委員会(SEC)が新しい空売り規制を適用する18日の米国株式相場を見極めたいとの心理が強まり、短期的視点の参加者から持ち高を中立に戻すための買い戻しなどが入り下げ渋った。

アジア株が軒並み大幅安 香港7%超下げ、上海も5%超下落 2008年9月18日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080918AT2M1802318092008.html
 18日のアジア株式市場で、主要株価指数は軒並み大幅安。香港ハンセン指数は一時、前日比7.7%下落。2006年9月以来、約2年ぶりに17000の大台を下回った。中国の上海総合指数は5.8%安い1816.442で午前の取引を終えた。金融株を中心に幅広い銘柄に売りが広がっている。
 シンガポールST指数の下落率は4%台半ばに達した。台湾株、韓国株も3%台後半の下落を続けている。前日の米国株急落の流れを引き継ぎ、金融システム不安への警戒感が高まっている。

インド株、大幅続落で取引開始 年初来安値に迫る  2008年9月18日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080918AT3K1800G18092008.html
 18日のインド株は大幅続落で取引が始まった。代表的な株価指標であるムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは午前10時(日本時間午後1時半)すぎ現在、前日比673.45ポイント(約5.1%)安の1万2589.45で推移している。アジア各国・地域での株安を受けて、7月半ばに付けた年初来安値に迫った。
 30社すべての株価が前日終値を下回る全面安の展開。不動産・インフラ開発のジャイプラカシュ・アソシエーツは前日比8.5%の大幅安。印国内の2工場で製造した医薬品約30品目について米食品医薬品局(FDA)が輸入停止を決めた製薬最大手のランバクシー・ラボラトリーズも6%を超える下げ。



 18日の日経平均ですが、NYダウが450ドル近く下げたこともあり、開始直後から11400円を割り込み、午前は374円安で終了。
 午後に入った直後にアジア株の下落を嫌気したのか、この日の安値となる11301円46銭まで下げる場面もあったものの、その後は急速に買い戻しが入り180円強上昇し、終値ベースでは前日比260円49銭安い1万1489円30銭で終了しました。
 もっとも、下げ止まったといえば、聞こえは良いのですが、先日が2割戻ししかしていない状況で、NYダウと比べて下げ幅が小さくて済んだのもそのおかげと考えるのが妥当でしょうし、買い支え材料となったアメリカの空売り規制もどの程度効果があるか…。
 アジア株の動揺も激しいようですし、『日米欧中銀が、ドルの安定供給に向けた共同声明を発表』するだの『日銀がFRBと総額600億ドルの通貨スワップ協定を締結し、国内金融機関にドル資金を供給すると発表』するだの したようですが、結局は欧州とアメリカの株式市場が安定しない限り、厳しい状況は続きそうですね。


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