育児休暇6年、何度でも・サイボウズ、男女とも取得可 2006年7月30日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060730AT1D2809229072006.html
企業向けソフト開発のサイボウズは育児・介護支援制度を8月1日から拡充する。子供が小学校に入学するまで最長6年間、育児休職を取れるようにする。取得回数は制限なし。産前休暇も妊娠が判明した時から利用できるようにする。育児・介護休業法で求める範囲を大幅に上回る支援制度の導入で、優秀な人材の確保をめざす。
新制度は男女とも利用できる。6年の取得可能期間は上場企業では西日本鉄道などごく一部に限られ、最も長いという。従来は最長1年6カ月を1回取れるだけだった。
情報処理業界では、以前から、育児休業ばかりでなく、在宅勤務という形で両立支援を図る取り組みが行われていましたが、さすがに、育児休業を最大6年間取れる制度を作るのは中々大胆な取組みかと思います。
ただ、働く側にとって大事なのは、出産後も仕事と家庭・育児を両立していくことができるかどうか。小学校に入学した途端、急に両立支援の保護の対象から外され、学童保育にも入れることができずに、退職に追い込まれるケースも見られますし、介護だって、別に1日丸ごと休みたいのではなく、必要な時間に退社できる仕組みがあれば、充分仕事と両立することができます。
今までは、一律の労務管理を労働者の側に押し付ける形で、それから外れる従業員はどんな優秀な方でも退職を余儀なくされるしかありませんでしたが、今後は、従業員への評価は厳しくなる一方で、優秀な従業員には継続して働くことができる仕組みを各社で競い合っていく。そうでなければ、優秀な人には残ってもらえない、人材争奪大作戦という名の過酷な競争が各社間で繰り広げられるのかもしれませんね。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060730AT1D2809229072006.html
企業向けソフト開発のサイボウズは育児・介護支援制度を8月1日から拡充する。子供が小学校に入学するまで最長6年間、育児休職を取れるようにする。取得回数は制限なし。産前休暇も妊娠が判明した時から利用できるようにする。育児・介護休業法で求める範囲を大幅に上回る支援制度の導入で、優秀な人材の確保をめざす。
新制度は男女とも利用できる。6年の取得可能期間は上場企業では西日本鉄道などごく一部に限られ、最も長いという。従来は最長1年6カ月を1回取れるだけだった。
情報処理業界では、以前から、育児休業ばかりでなく、在宅勤務という形で両立支援を図る取り組みが行われていましたが、さすがに、育児休業を最大6年間取れる制度を作るのは中々大胆な取組みかと思います。
ただ、働く側にとって大事なのは、出産後も仕事と家庭・育児を両立していくことができるかどうか。小学校に入学した途端、急に両立支援の保護の対象から外され、学童保育にも入れることができずに、退職に追い込まれるケースも見られますし、介護だって、別に1日丸ごと休みたいのではなく、必要な時間に退社できる仕組みがあれば、充分仕事と両立することができます。
今までは、一律の労務管理を労働者の側に押し付ける形で、それから外れる従業員はどんな優秀な方でも退職を余儀なくされるしかありませんでしたが、今後は、従業員への評価は厳しくなる一方で、優秀な従業員には継続して働くことができる仕組みを各社で競い合っていく。そうでなければ、優秀な人には残ってもらえない、人材争奪大作戦という名の過酷な競争が各社間で繰り広げられるのかもしれませんね。
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