米サーベラス、帝国ホテル株売却へ 2007年7月3日
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070703AT2M0301N03072007.html
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070704ib01.htm
米大手投資ファンドのサーベラス・キャピタル・マネジメント(ニューヨーク市)は、保有する帝国ホテル株(発行済み株式の約40%)全株を売却する方針を固めた。サーベラスは国内企業に売却する意向を示しており、三井不動産と三菱地所に買い手候補を絞って最終交渉を進める。帝国ホテルは都心の一等地に位置し、近隣商業地を含めた総合開発に弾みがつくうえ、参入が相次ぐ外資系ホテルとの競争も激しくなりそうだ。
複数の関係者が明らかにした。サーベラスは2004年12月に帝国ホテルの筆頭株主である国際興業を買収。国際興業の再建に当たり、保有する帝国ホテル株の売却機会をうかがっていた。都心の開発競争やこれに伴う地価回復を受け売却の好機と判断している。
米ブラックストーン、ヒルトンホテル買収へ・3兆1800億円 2007年7月4日
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070704AT2M0401704072007.html
読売夕刊http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070704i304.htm
米ヒルトン・ホテルズは3日、米大手ファンドのブラックストーン・グループに約260億ドル(約3兆1800億円)で会社を売却すると発表した。ブラックストーンは欧米でホテル投資を加速しており、米ホテル3強の一角を占めるヒルトンの買収で傘下チェーンの客室数を約6倍に増やす。
ヒルトンは3日開いた取締役会で会社売却を決めた。価格は1株あたり47.5ドルで、2日終値に40%を上乗せした金額。ブラックストーンは10―12月中に現金で払い込みを終える。
ヒルトンのスティーブン・ボーレンバック最高経営責任者(CEO)は「(買収提案は)極めて大きな上乗せを株主に提供するもの」との談話を発表、株主価値を最大化するために売却を決めたことを強調した。
帝国ホテルといえば、ホテルオークラ、ホテルニューオオタニを含めた御三家の中でも別格と呼ばれていて、私など泊まるどころか、足を踏み入れるのも恐れ多いのですが、最近は日本にもフォーシーズンズやグランドハイアット、ペニンシュラといった超高級ホテルが続々と進出して、俗に言うホテル戦争になり、優良顧客の激しい獲得合戦になっているようで、売却先が三井不動産になるにしろ三菱地所になるにしろ、ホテルを中核といた周辺の再開発にはずみがつきそうですね。
一方、アメリカのヒルトンホテルも投資ファンドに売却されるようで…。まあ投資ファンドに売却するといっても、この手の高級ホテルの場合、優秀な人材の定着がホテルの評判を左右するだけに、保有者が代わっても従業員が愛想を尽かすような愚かなマネはまずしないと思いますが、この売却先のブラックストーン・グループ。実はハイアット・リージェンシー・マウイという客室数815室、従業員1000人の高級リゾートホテルも買収しているんですよね…。投資ファンドにとってホテル事業というのはそんなに美味しい投資先なのでしょうか???
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070703AT2M0301N03072007.html
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070704ib01.htm
米大手投資ファンドのサーベラス・キャピタル・マネジメント(ニューヨーク市)は、保有する帝国ホテル株(発行済み株式の約40%)全株を売却する方針を固めた。サーベラスは国内企業に売却する意向を示しており、三井不動産と三菱地所に買い手候補を絞って最終交渉を進める。帝国ホテルは都心の一等地に位置し、近隣商業地を含めた総合開発に弾みがつくうえ、参入が相次ぐ外資系ホテルとの競争も激しくなりそうだ。
複数の関係者が明らかにした。サーベラスは2004年12月に帝国ホテルの筆頭株主である国際興業を買収。国際興業の再建に当たり、保有する帝国ホテル株の売却機会をうかがっていた。都心の開発競争やこれに伴う地価回復を受け売却の好機と判断している。
米ブラックストーン、ヒルトンホテル買収へ・3兆1800億円 2007年7月4日
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070704AT2M0401704072007.html
読売夕刊http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070704i304.htm
米ヒルトン・ホテルズは3日、米大手ファンドのブラックストーン・グループに約260億ドル(約3兆1800億円)で会社を売却すると発表した。ブラックストーンは欧米でホテル投資を加速しており、米ホテル3強の一角を占めるヒルトンの買収で傘下チェーンの客室数を約6倍に増やす。
ヒルトンは3日開いた取締役会で会社売却を決めた。価格は1株あたり47.5ドルで、2日終値に40%を上乗せした金額。ブラックストーンは10―12月中に現金で払い込みを終える。
ヒルトンのスティーブン・ボーレンバック最高経営責任者(CEO)は「(買収提案は)極めて大きな上乗せを株主に提供するもの」との談話を発表、株主価値を最大化するために売却を決めたことを強調した。
帝国ホテルといえば、ホテルオークラ、ホテルニューオオタニを含めた御三家の中でも別格と呼ばれていて、私など泊まるどころか、足を踏み入れるのも恐れ多いのですが、最近は日本にもフォーシーズンズやグランドハイアット、ペニンシュラといった超高級ホテルが続々と進出して、俗に言うホテル戦争になり、優良顧客の激しい獲得合戦になっているようで、売却先が三井不動産になるにしろ三菱地所になるにしろ、ホテルを中核といた周辺の再開発にはずみがつきそうですね。
一方、アメリカのヒルトンホテルも投資ファンドに売却されるようで…。まあ投資ファンドに売却するといっても、この手の高級ホテルの場合、優秀な人材の定着がホテルの評判を左右するだけに、保有者が代わっても従業員が愛想を尽かすような愚かなマネはまずしないと思いますが、この売却先のブラックストーン・グループ。実はハイアット・リージェンシー・マウイという客室数815室、従業員1000人の高級リゾートホテルも買収しているんですよね…。投資ファンドにとってホテル事業というのはそんなに美味しい投資先なのでしょうか???
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