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「おバカ」と児童に張り紙・小田原の小学校、一時不登校に 

2007-07-05 13:15:08 | Weblog
「おバカ」と児童に張り紙・小田原の小学校、一時不登校に 2007年7月3日
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070703STXKC006303072007.html
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070703i501.htm?from=main5
毎日夕刊 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070703dde041040068000c.html
 神奈川県小田原市立小学校の20代の男性教諭が昨年1月、当時小学6年生の男子児童の背中に「僕は女子更衣室に侵入しようとして失敗したおバカさんです」という事実ではない張り紙をしていたことが3日、分かった。
 児童は「学校に行くのが嫌になった」と翌日から不登校となった。校長と教諭が謝罪し、児童は1カ月後から再び登校、無事卒業したという。
 同市教育委員会は昨年6月、教諭と校長を訓告処分し、教諭は今年4月から別の小学校に勤務している。
 市教委によると、教諭は昨年1月30日、女子児童からこの男子児童が更衣室に入ろうとしていると聞き、ほかの児童もいる教室で紙を張り付けた。泣きだした男子児童に対し、教諭は「泣いているんじゃないよ」としかったという。
 実際には更衣室に入ろうとした事実はなく、教諭は学校側に「確認しないで軽い気持ちでやった」と説明した。
 児童の母親が翌31日、学校に抗議して発覚した。


 これ。ふざけた張り紙と、事実確認をしなかったという二重の意味で問題ですし、いくら将来のある20代の教師とはいえ、訓告とは随分甘い処分ですね。
 小学校6年生の男の子ともなれば、そろそろ性に関心をもってもおかしくない年齢ですし、たまたま更衣室の近くにいたところを、女子児童が勘違いしたのかもしれませんが、教師なのですから、男の子の日頃の言動?から、一方的に覗きをしようとしたと決め付けるのではなく、双方に事情をよく聞いてほしかったと思いますし、それが教師の本来あるべき姿ではないでしょうか。
 この手の話はいつまでもからかいの対象として同級生などから持ち出されかねませんし、この男の子の心のケアは本当に大変だと思いますよ。


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