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(徳島)小松島市長に中山氏初当選 309票差の激戦 前副市長の孫田氏破る

2020-06-08 17:07:53 | Weblog
(徳島)小松島市長に中山氏初当選 309票差の激戦 前副市長の孫田氏破る 2020年6月8日 徳島
★徳島県小松島市 市長選挙結果
当  中山俊雄 無新 9302票
   孫田勤  無新 8993票


 徳島県小松島市は、県の東部中央に位置する人口3.6万人程の市で、2013年2月の選挙で初当選、17年に再選するも浜田保徳前市長が競輪事業の委託業者選定や一般廃棄物の搬送先選定を巡り、元副市長(孫田勤氏)に強圧的な発言があったことを理由に任期途中で辞任したことから、
 その元副市長で63歳の孫田勤氏と県議で56歳の中山俊雄氏の2新人による争いとなりましたが、
 新型コロナウイルス対策を市政の緊急課題として挙げ、「県議9年で培った人脈を市政に生かし、国や県の補助事業の活用などに素早く取り組む」と主張。浜田氏と前副市長との間で意見が対立した廃棄物最終処分事業などの在り方については「現状を分析し、市民に負担をかけない方法を探る」と語った中山俊雄氏が9302票を獲得して
 「(在任中に取り組んでいた)一般廃棄物最終処分場の候補地選定や小松島競輪場の改修事業など、やり残した政策課題が多くある。混乱した市を正常化しなければならない」と話して8993票を獲得した孫田勤氏 を309票の僅差で退けて新人同士の争いを制しました。

 もし前市長に追い出される形になった孫田勤氏が市長選を制したら、それはそれで興味深い構図になったのですが、市長と副市長が不在という異常な事態が続いたことに市民も嫌気を示していたのか僅差ながら中山氏が選ばれる形に…。
 中山俊雄氏は、市役所の職員全員に防災士(2003年にスタートした民間資格で2020年2月時点で全国で19万人程いるそうです)の資格を取らせるという、いかにも地方都市らしい公約も掲げて当選しましたが、市職員の心を掴んで市が一体になって発展を目指せるか…。
 まずは最初の1期4年の行政舵取りが注目されそうです。

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