東京都品川区長選は現職浜野氏が圧勝

　東京都品川区は東京都特別区（23区）のうち西部に位置する人口36.4万人程の区で、区長選は現職で民主・自民・公明・社民が相乗り推薦した浜野健氏に対して、共産が推薦する沢田英次氏が挑戦しましたが、
　大学卒業後に「企業勤めよりも公の仕事に就きたい」との思いから品川区役所に入庁し、職員課長や企画部長など要職を歴任。区政は非常に地道な仕事。（政治家の）パフォーマンスでできるものではなく、行政マンがふさわしい」と長年の経験をアピールした浜野健氏が66315票を獲得し、
　共産区議として八期三十二年務め三年半前に引退した後、昨年の衆院選にも立候補し　今回の選挙では25716票を獲得した沢田英次氏　に圧倒的大差をつけて危なげなく再選を決めました。
　まあ、実務経験豊富な現職に対して、一度は引退したものの周囲に担ぎ出される形で立候補した対立候補。どちらが有利かは言うまでもなかったと思いますが、再選を決めた浜野健氏は次の4年間でどのような実績を打ち出してくれるのでしょうか…。

★東京都品川区　区長選挙結果
当　66315　浜野健（63）　無現＝民主、自民、公明、社民推薦
　　25716　沢田英次（67）　無新＝共産推薦