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「県内も当然選択肢」仲井真氏 普天間移設

2006-11-22 20:05:29 | Weblog
「県内も当然選択肢」仲井真氏 普天間移設 2006年11月21日 琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-19053-storytopic-3.html 
 19日行われた第10回県知事選挙で初当選した前県商工会議所連合会会長の仲井真弘多氏(67)は20日午前8時45分から琉球新報社で嘉数武本社編集局長のインタビューに応じ、県政運営の方針や課題について語った。米軍普天間飛行場について仲井真氏は「経過を考えると(移設先は)県内の選択肢も当然、認めておかなければいけない」と、県内移設容認を明言。三役人事については「(国の厳しい財政事情の中での)政策実現を考えると、政治性もないといけない」と述べ、政治センスを持つ人物の登用を示唆。「早い方がいいと思う」とも述べ、県議会12月定例会で提案する考えを示した。
 女性副知事については「公約で言ったから当然だ。早い方がいい」と12月議会での提案を示唆。さらに「医療補佐官や女性担当補佐官、観光補佐官などを2、3、つくれればいいと思う」と述べ、知事直属の補佐官を複数設ける考えも示した。
 普天間飛行場移設に関連し「(稲嶺恵一知事が付けた)15年の使用期限や軍民共用は8年前ほど強い条件になり得るか。県民の意識も変化したのではないか」と述べ、15年使用期限を条件とはしない考えを示唆した。
 本島中南部の基地返還跡地に導入を目指す国家プロジェクトの具体案については、「原油価格高騰で新エネルギーは、経済的に折り合う状態になった」と述べ、新エネルギー関連施設を例示した。
 さらに「精査は必要だが、国連機関も場所としては悪くない」と述べた。
 医師不足への対応には「ドクターヘリ(医師同乗ヘリコプター)導入をまずやってみたい」と緊急に取り組む考えを示した。
 乳幼児医療費の補助や認可外保育園への補助の拡大についても「しっかりやりたい」と強い意欲を見せた。


 まだ当選したばかりなのに、新しい知事さんは早速米軍基地の移転問題に踏み込みますか…。反対派とどう折り合いをつけていくのか… こればかりは正直お手並み拝見としか言いようがありません。
 個人的には認可外保育園への補助の拡大とドクターヘリの導入の両施策に非常に関心があります。沖縄は本土と比べると認可保育園の普及率が低く、失業率も高いために、地縁を当てにできなければ、仕事と子育ての両立は中々厳しいものがあるかと思いますし、離島が多い沖縄では、ドクターヘリによる緊急出動の必要性は他の都道府県よりも高そう。
 新知事さんが今後どんな施策を出していくか楽しみですね。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061120-00000007-ryu-oki


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