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1~2人乗り「超小型車」、普及へ国が認定制度

2012-05-27 08:13:43 | Weblog
1~2人乗り「超小型車」、普及へ国が認定制度 2012年5月27日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120526-OYT1T01151.htm
 政府は、軽自動車より小さい1~2人乗りの「超小型車」の普及に乗り出す。
 主に高齢者が近場を移動する「足」としての利用を想定している。年度内に認定制度を作り、道路運送車両法が定める「普通自動車」や「軽自動車」など五つの区分に、「超小型車」を加えて6区分にする方向で検討する。新たな区分ができれば、1963年以来、半世紀ぶりとなる。
 政府は超小型車を第1種原動機付き自転車(原付きバイクなど)と軽自動車の中間の車両として位置付ける方針だ。
 地方を中心に、人口減を背景に路線バスなどが減る地域が多い中、高齢者でも手軽に運転できる超小型車の普及に取り組むことにした。
 政府は自動車メーカーや自治体向けに超小型車の仕様を示す指針をまとめ、来月にも公表する。その上で設ける認定制度に基づき一定の基準を満たせば、自治体が観光客に周遊に使ってもらう車などとして公道を走れるようにする。その後、課税のあり方などを整備したうえで、メーカーに量産を促して普及を図る。



 ほぉ。軽自動車と原付の中間に位置する1~2人乗り「超小型車」ですか…。
 添付写真(http://www.yomiuri.co.jp/photo/20120527-010758-1-N.jpg)に使われていた公道を走る実証実験に使われた日産自動車の2人乗り超小型電動車を見る限りでは「収納スペースはどこに?」という外観でしたが、最高速度が60キロ位までの高速道路を使わない人や高齢者夫婦が日常の買い物目的に利用するには便利でしょうし、冬場に雪の降る日本海側での宅配目的ではなくノートパソコン1つもって営業する方(保険営業など)の法人需要としても使えそう。
 問題は価格設定(軽自動車の3年~5年落ちより高いようでは話になりません)ですが、現代の地方都市では特に雪の積もる冬場は、雪に足元を取られて買い物用のキャリーカート(年輩の方が良く使っているゴロゴロ転がしていく買い物袋)が使えず、普段の買い物一つとってもいつもの倍以上に時間かかって困るという方も少なくないだけに、個人的にこの取組には非常に注目しています。


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