11月8日~9日の2日間、都内の東京タワー近くにある芝公園で、ミャンマー・カチン民族の伝統的なお祭りであるマノー祭りが開催れて、私も9日の午後にちょっとだけ顔を出してきました。
上の写真にある、マノー祭りのタワー。この回りを、司祭を先頭に踊り手たちが列を作って歩くのですが、問題はその軌跡。このタワーの柱に描かれている模様に実は大切な意味があって、その模様と同じように歩くのだそうです。先頭を歩く司祭さんが正しい軌跡を描く大切な役割を担うわけですが、何でも、やはり位の高い司祭さんじゃないとちゃんと歩けないそうです(へぇ~!)。
マノー祭りは、ミャンマーのカチン民族のお祭りなのですが、今回のイベントは在京のミャンマー人少数民族組織の皆さんが協力して開催しています。なので、この日も多くのミャンマー人少数民族の皆さんが集まっていて、とても賑わっていました。踊りの合間には、ステージで民族の音楽や踊りが演じられていて、少数民族衣装を身にまとった皆さんの出し物はとても見応えがありました。
そして、私も民族衣装とマノーの小道具を身にまとって、皆さんと記念撮影。ステージでひと言、ご挨拶もさせていただいたのですけど、話の中身よりも、その姿に大きな拍手をいただいたような・・・(笑)。
さて、11月13日(水)の午後には、いよいよ、カチン内戦に関する国際講演会を院内で開催します。カチンからは、また政府軍が避難民のいる村を襲撃したとの情報も伝えられていますが、さて、和平の行方は?そして、私たち日本はいかにしてカチンの、そしてミャンマーの平和の樹立を支援すべきなのでしょうか?
みんなでしっかりと議論し合う場に出来ればと思っています。参加希望の方はお早めに!