消防職員に団結権付与！

「消防職員に団結権付与　原口総務相が自治労委員長らに表明」
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091029/stt0910291908008-n1.htm
MSN産経ニュース　（2009.10.29 19:06）

これは実現したらビッグニュースですね。ようやく、長年のILOからの勧告に前向きな回答ができそうです。

しかし、このビッグニュースをほとんどの大新聞が報道しなかった、というのは驚きです。私も、いつもフォローしている hamachan の「EU労働法政策雑記帳」を読んでいなかったら見落としていたかも知れません・・・。

年収200万円以下の給与所得者の割合が23.3%！

今週号（2009.11.7）の「週刊東洋経済」の"今週の気になる数字"に、本当に気になる統計が出ていました。元は国税庁のデータのようですが、それによると、昨年一年間を通じて続けて勤務した給与所得者の数は4,587万人で、そのうち、年間給与額が300万円以下の層が1,820万人で全体のほぼ4割を占めるそうです。

年間給与額200万人以下の層は23.3％で、この10年間、"景気動向にかかわらずほぼ一貫して増え続けている"と。

ポイントは、「景気動向と関係なく増えている」という点でしょう。つまり、制度的に、働いても働いても十分な収入が得られない層が生み出され、固定化されている、ということでしょう。

この統計は、1年間を通じて働き続けた労働者の数字なので、多くの皆さんは、そこで得た給与を主たる収入源として生活している方々だと思われます。そういう労働者の皆さんが1年間を通じて働いても、200万以下の収入しか得られないというのは本当に辛い現実ですし、酷い話です。

こういう状況が社会の閉塞感と、さまざまな社会問題を生み出しているわけですから、政治の最優先課題として取り組みを進めなくてはいけません！

松江から山口への旅路

今日は移動日です。午前中、故郷の松江で所用を済ませ、午後、ＪＲの特急「スーパーおき」で、松江から山口まで移動しました。

松江から山口へ移動するには、この「スーパーおき」を利用するか、「特急　やくも」でいったん岡山へ出て、そこから新幹線で山口へ行くという方法があります。また、高速バスで広島へ出て、広島から新幹線、という手もありますね。所要時間はそれぞれ：

　・スーパーおき　3時間30分
　・やくも＆新幹線　3時間50分前後
　・高速バス＆新幹線　4時間前後

ということで、とりあえずスーパーおきが一番早くて楽（乗り換え無し）な移動手段なのです。それにしても、すぐ隣の県に行くのに随分時間がかかるもんだ、とお感じになった方もいるのでは？そうなんです。そこが、東西に長い島根の辛いところなのです。

でも、久しぶりの列車の長旅は、なかなか快適でした（空いてたので）。島根から山口まで、停車駅はこんな感じです：

　　　松江駅 - 玉造温泉駅 - 出雲市駅 - 大田市駅 - 温泉津駅 - 江津駅
　　- 浜田駅 - 三保三隅駅 - 益田駅 - 日原駅 - 津和野駅 - 徳佐駅 - 三谷駅
　　- 山口駅 - 湯田温泉駅 - 新山口駅

なかなかローカルでしょう？　島根から山口へ至る山あいの風景、なかなかいいですよ。列車好きで、かつ、お時間のある方、ぜひ一度、お試し下さい！

明日は、山口と岡山で行動します！