以下の話は、一般法則論の世界観の見える化の図解と聖なる世界と俗なる世界の関係に関する図解が前提になっています。
この文では、今日の新聞の新刊書紹介欄で取上げられていた、ヒトの存在目的や生き方の原理を真向から問う本を取上げます。
○斎藤真琴著 「地獄番 鬼蜘蛛日誌」 講談社
この本を、2009年1月18日の読売新聞の朝刊の読書欄で紹介しています。
この本の評者は、映画監督の西川美和氏。
○著者が問い掛けるもの
この本の物語は、母親に売られて女郎になり、「人生を苦しみ喘い」で死んで、地獄に落ちて「鬼蜘蛛」になった女性が綴る日誌の形で話が進むようです。
彼女(著者)が閻魔に問うのは、「人間の救済の意味や、復讐心の行きつく先を見出そう」と、「人間が罪を犯さざるを得なくなるような現世の窮状を救いもせずに、ただ高みからその罪を裁いている閻魔や神仏に対して義憤を炸裂させ、その無能を笑い、怨む者が怨まれる者への際限のない報復を繰り返すだけの『地獄』の存在意義」。
「<貴方は、生きて苦しんでいる者が過ちを犯すその前に、生きてゆけると思える何かを与えていますか>と、鬼蜘蛛が挑みかける閻魔とは誰れだろう。天から裁きを下してくれる絶対的存在への信仰も忘れた日本人の多くは、自らこの問いを受け止めるしかないのか。難しい。」
○著者も評者も良い所を突いていますね
評者の紹介から分かるこの本の内容は、ヒトの存在理由とヒトの生き方の原理の有無を問うもののようです。
○一般法則論はこの本の問いに答えようとしている
一般法則論は、Ω神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みと、これに基づいたヒトの存在理由と存在目的、そしてこれを実現するためのヒトの生き方の原理の存在と、これを実用化した潜在意識の法則/引き寄せの法則の活用法を、理屈で説明しています。
一般法則論のこの説明は、斎藤真琴著「地獄番 鬼蜘蛛日誌」の問いの答えになっているでしょうか?
○余談
一般法則論は、今、「100年に1度」と言われている「世界同時経済危機」は資本主義の矛盾が原因だから、社会主義・共産主義革命の必要性を勧めるのではありません。
また、ばら蒔き福祉や北欧型の福祉社会を勧めているのでもありません。
ましてや、民主党を始めとする野党が政権を執ることを期待しているわけでもありません。
凡そ人の生き方の原理の存在など知らないし、知らない事についての自覚も無い政党、「俗世界」に閉じ込められている政党が政権を執って何ができるか、もう最初から明らかです。
例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。
この文では、今日の新聞の新刊書紹介欄で取上げられていた、ヒトの存在目的や生き方の原理を真向から問う本を取上げます。
○斎藤真琴著 「地獄番 鬼蜘蛛日誌」 講談社
この本を、2009年1月18日の読売新聞の朝刊の読書欄で紹介しています。
この本の評者は、映画監督の西川美和氏。
○著者が問い掛けるもの
この本の物語は、母親に売られて女郎になり、「人生を苦しみ喘い」で死んで、地獄に落ちて「鬼蜘蛛」になった女性が綴る日誌の形で話が進むようです。
彼女(著者)が閻魔に問うのは、「人間の救済の意味や、復讐心の行きつく先を見出そう」と、「人間が罪を犯さざるを得なくなるような現世の窮状を救いもせずに、ただ高みからその罪を裁いている閻魔や神仏に対して義憤を炸裂させ、その無能を笑い、怨む者が怨まれる者への際限のない報復を繰り返すだけの『地獄』の存在意義」。
「<貴方は、生きて苦しんでいる者が過ちを犯すその前に、生きてゆけると思える何かを与えていますか>と、鬼蜘蛛が挑みかける閻魔とは誰れだろう。天から裁きを下してくれる絶対的存在への信仰も忘れた日本人の多くは、自らこの問いを受け止めるしかないのか。難しい。」
○著者も評者も良い所を突いていますね
評者の紹介から分かるこの本の内容は、ヒトの存在理由とヒトの生き方の原理の有無を問うもののようです。
○一般法則論はこの本の問いに答えようとしている
一般法則論は、Ω神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みと、これに基づいたヒトの存在理由と存在目的、そしてこれを実現するためのヒトの生き方の原理の存在と、これを実用化した潜在意識の法則/引き寄せの法則の活用法を、理屈で説明しています。
一般法則論のこの説明は、斎藤真琴著「地獄番 鬼蜘蛛日誌」の問いの答えになっているでしょうか?
○余談
一般法則論は、今、「100年に1度」と言われている「世界同時経済危機」は資本主義の矛盾が原因だから、社会主義・共産主義革命の必要性を勧めるのではありません。
また、ばら蒔き福祉や北欧型の福祉社会を勧めているのでもありません。
ましてや、民主党を始めとする野党が政権を執ることを期待しているわけでもありません。
凡そ人の生き方の原理の存在など知らないし、知らない事についての自覚も無い政党、「俗世界」に閉じ込められている政党が政権を執って何ができるか、もう最初から明らかです。
例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。