八ヶ月余りご無沙汰している間に何をしていたか?
○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。
○一般法則論の世界観の図解
以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。
世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境 (世界Ⅲ(世界Ⅳ (世界Ⅴ (世界Ⅵ (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
妄想
Ω神= 〔A→ ∥Z→ (B→ (C→ (D→ (H→E→F→G→(M)))))∥〕 Ω=神の国
∥ ↑ 理法 自然 物的 俗・人・子・文歴 記憶
(心的なD) M(記憶) Ω人 人・生・孫・化史 ↓
唯一絶対
○八ヶ月余りご無沙汰している間に何をしていたか
一般法則論で大口を叩いていますが(ここでの話は議論の叩き台になる仮説を提示している積もりです)、しかし、今ひとつ何故そうなるのか因果必然的な根拠の説明がたりません。
言い換えると、一般法則論を突き放して客観的に観る視点に欠けています。
これをするには、一般法則論から一度離れてみることが必要です。
○考えてみてください
一口に、我々の住むこの世界は、天然自然の(ヒトが想像力を逞しくして人工的にでっち上げたものではないという意味)いわゆる創造主ある神が造った、と言っていますが・・・・・・。
この創造主である神がこの世に誕生した因果必然的な目的と理由は何か?
何者がこの世に創造主である神を誕生させ、存在目的と存在理由を付与したのか?
いわゆる自然法則は、ご存知のように、原因=結果の因果必然的関係をもたらす因果関係法則として自然科学的も知られています。
では、自然法則の起源は?
何故、自然法則は因果必然の法則という属性を持っているのでしょうか?
一般法則論では、この世界は精神世界+物質世界でできていると断言しています。
そして、精神世界は心の世界であり、同時に心の働きである思考の世界です。精神世界は時間も空間も存在しないゼロ次元の世界でもあります。
物質世界は自然科学の対象であり、3次元の空間と1次元の時間からなる時空一体不可分の四次元の世界です。
心(精神)と物質的身体を併せ持っている私達が生きている世界は、この物質的世界です。
では、精神世界から物質世界が誕生しなければならなかった因果必然的な理由はどこにあったのでしょうか?
これは、物質をして物質たらしめるのは ヒッグス粒子の働きによる、という以前の問題です。
何故、物質世界は、「定数」の名で知られている最小単位からはじまっているのでしょうか?
・・・・・・・
何故、ヒトは、(輪廻)転生を因果必然的に繰り返すのでしようか? この仕組みは?
・・・・・・・
創造主である神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みの中で私有財産制の因果必然的な根拠は何処にあるのでしようか?
・・・・・・・
これらのことを考えるヒント/手掛かりは、何処にあるのでしょうか?
一般法則論では二つしか考えられません。
一つは、この世界は、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ天然自然の存在の創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分きで出来ている、という哲学的つまり根源的かつ根本的原理的認識事実です。
Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働き以外のものでは出来ていないのですから、この枠内だけで考えれば良いことに論理必然的になります。
考える私の心はこの世界の成り立ちと仕組みを造ったΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きと一つ同じものだと既に分かっています。
Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きは、この世界の成り立ちと仕組みを全て造った存在ですから、この世界をどのようにして造ったかΩ神の所には完全な知識があります。
そこで、Ω神に聞けばこの世界の成り立ちと仕組みのことは、全て完全に分かるはずです。
そして、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きは、絶対的無意識の存在です。
私達の心は無意識+意識のある心で出来ています。
無意識/潜在意識は万人と万物が共有するΩ神の絶対的かつ普遍的な潜在意識/無意識とヒト各人毎に異なるこの世で生きた経験の記憶が無意識化/潜在意識化したものから出来ていますが、ここではΩ神の絶対的かつ普遍的な無意識/潜在意識の意味です。
起源的にはΩ神の心が私達の心になっています。
そして、絶対的無意識/潜在意識の心であるΩ神の心が、進化の過程をへて、潜在意識/無意識の一部が私達の意識のある心になっている訳です。
そこで、Ω神がこの世界の成り立ちと仕組みをどう造ったかは、Ω神の無意識の心を意識化をすれば良いことになります。
無意識/潜在意識の意識化の究極の形は、いわゆる悟りの体験です。これが私達の本当の知識即ち真理になります。(20111118挿入)
この世界の成り立ちと仕組みを認識し理解することは、ヒトの意識のある心のみが良くするところです。理性的に合理的にまた科学的にこの世界の成り立ちと仕組みを認識し理解しその真偽を検証することができる働きをするのも、ヒトの持つ意識のある心の働きです。
ところで、Ω神の無意識/潜在意識にある情報を意識化するに当っては、エラー/間違い/錯誤/妄想がしばしば付き纏います。
これを乗り越えなくてはなりません。
また、真偽の検証も欠かせません。
こういうわけで、無意識の意識化は一筋縄にはいかないのです。
それでも、とにかくこの世界の成り立ちと仕組みをΩ神に聞いたつもりのことを、ここに明らかにしようと思います。
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私は一般法則論者を名乗って、この世界の成り立ちと仕組みを造っている根源的な原理を考え明らかにすることが使命の一端の哲学者の積もりです。
しかし、我が敬愛する師匠の前に出ると至らなさを強く感じます。
この考察で、本物の哲学者として師匠の前で少しは胸を張ることが出来るようになったかな、と思います。
例により、誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。
(20111118 訂正と挿入あり)