いわゆる神の存在証明がもたらす意味について

創造主である神の存在証明をして、この神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みを説明し、人類史のリセットと再構築を試みる。

ただならぬ事に気付くことが名人/達人/天才への第一歩

2010-05-31 03:55:48 | 潜在意識の活用法
 ただならぬ事に気付くことが名人/達人/天才への第一歩

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     


○この文の目的
 この文では、ただならぬ事、あってはならないこと、ある筈が無いこと、並外れている事、傑出していること等について、この通りに気づくことが、名人/上手/天才への第一歩である話をします。
 これは、先日ここに紹介した、人生のあらゆる分野で超一流になるのに必要なことは、遺伝的な素質では無くて、鍛錬のみにあるという話に直接関係があります。

 ①マシュー・サイド 山形浩生&守岡桜 訳 非才! 柏書房 2010年
 ②ジョフ・コルヴァン 米田 隆 訳 究極の鍛錬 サンマーク出版 2010年
 今、一冊、新しく次の本を付け加えます。
 ③J・マックス・キリシマ 一瞬で残り97パーセントの潜在能力を引き出す法 集中力・魅力・運を高める21の技術 ダイアモンド社 2009年

 この前に、常識外れの変な話を一つします。

○子供への虐待に素早く気付いてこれに直ちに適切に対応するにはどうするか?
 先に、子供に対する親の虐待について、児童相談所が通報を受けて知っていながら、そのまま放置して、子供を親から引き離して適切に保護をすることをしないうちに、虐待を受けていた子供が死んでしまった/実際には殺されたと言っても良い事件が複数報道されました。
 この反省から、子供への虐待に素早く気付いて、これに直ちに適切に対応するにはどうしたら良いのか? という話になっているわけですが・・・。
 先ほど新聞を読みながら聞いていたラジオだったかテレビだったかのニュースによると、子供に対する親の虐待に対して、児童相談所の職員等が直ちに適切に対応するには、「専門性を高めることでそれが出来る」ので、福祉士の資格試験に必要な程度の専門知識の学習を行なうことにした、とのことです。

○正しい考え方
 虐待されている子供/児童を保護する任に当たる者の専門性を高めることで、虐待されている子供の保護が確実にできるようになる。
 しかし、この考え方は、変です!!!
 子供が虐待されているらしいと通報を受けたら、直ちに「そんなことは間違っても絶対にあってはならない!」という健全で健康的な常識的な判断をして、警察とも連携して、直ちに虐待をされているという子供を、虐待をしているらしい親から引き離して、適切な保護の下に置く手続きを採ることです。
 特に、子供の安否を確認したいのに、親がこれを拒む時には、「もう子供の虐待をしません」とそこで言ったとしても、強制的に子供を保護する措置ができるようにすべきです。
 これまでのように、親に会いもせずに、電話を掛けて、親が虐待をしていないとかもうしませんとか弁解するのを聞いて、しばらく経過を見ようというのは、何もしないに等しいことです。
 子供を虐待するなんて絶対にあってはならないし、それが親だろうと断じて絶対に許さない!!! という、社会人として健全で健康的な常識があるヒトならば、子供の安否を直接確認せずに引き下がるなんて、絶対に出来ない筈です。
 先ずは、子供を親から引き離して保護!!! です。
 虐待の事実の有無を、虐待しているらしい親に訊くのは、この後で良いはずです。
 また、実際に子供を虐待している親が、素直に事実を認めるとは考えられません。
 こう考えるのが、常識的な判断です。
 子供が虐待を受けているかどうかの判断は、専門家による法律や規則等で定めた難しい判定基準等に照らし合わせて行なうのではなくては人権侵害になるので躊躇するのではなくて、現象的な事実に基づいて、最初はごく常識的に行なうべきことです。
 例えば、家の外で、突然に子供の泣き声や女性の悲鳴や救急車や消防車が来た音や何か異常な音等がしたら、直ちに外に飛び出して、何が起こっているのかを確かめたくなるものでしょう!
 個人的な体験では、これまでこういうことは数え切れないほどありました。
 本当に色んな事がありました。
 真夜中近くなのに、女性の悲鳴で最初に外に飛び出した私の後に続いて、ご近所の人達が皆出てきてしまったこともありました。
 110番したこともありました。
 記憶している例をここに幾つか書くだけで長い話になるので、これに触れることは止めにします。

○児童相談所が社会人としての健全で健康的な常識を欠くように見える理由の推測
 子供が虐待されているという通報を受けたのに、実際には何もせず、子供は結局死んでしまうに任せる。
 ただし、マスコミの前ではしおらしく反省の態度を示すことだけはする。
 これは、もう何度も繰返されている光景です。
 これは、何があっても何もしたくない、何かあってもそれは最初から無かったことにする、というお役所やお役所的になった発想をする企業特有の無責任な考え方に根拠があるのでしょう。
 トラブルがあれば、自ら率先してその解決の任に当たるべき義務と責任を負っているヒトや部署が、最初から「俺の所に何かのトラブルを一切持ち込むな!!!」と部下に宣言している例が、世の中、あちこちにあるようです。
 鳩山首相から特別に任命された湯浅誠氏が、失業して住む家も宿も無く、年を越せない人達を緊急に救済する案を実行しようとしたら、面倒なことは一切したくないお役所の妨害にあって簡単にいかなかったことは、このブログの中でも紹介しました。
 虐待されている子供/児童を保護する任に当たる者の専門性を高めることで、虐待されている子供の保護が確実にできるようになる式の発想は、子供を虐待するなんて絶対にあってはならないし、それが親だろうと絶対に許さない!!! という、社会人として健全で健康的な常識は絶対に無視できない筈のところを、それでもなお、何もしないことにするための隠れ蓑的な屁理屈でしょう。

 あなたは、どうお考えになりますか!?

○なぜその気にならないのか?
 児童相談所と言う子供の福祉に直接係わるお役所が、実際にはこの役割を果たすことを拒否する。
 この原因は、職員がそこで給料を貰う所であっても、その役割を果たすことは手間暇が掛かって面倒で苦痛なことなので、一切何もしないことを「暗黙の掟」として所長以下全職員が受け入れている、ということなのでしょう。
 そこで、子供を虐待するなんて絶対にあってはならないし、それが親だろうと断じて絶対に許さない!!! という、社会人として健全で健康的な常識は、児童相談所等では、この世に存在しないことにしているのでしょう。
 個人的には、こう推測しています。

○そのことにのめり込む切っ掛けになった体験
 子供を虐待するなんて絶対にあってはならないし、それが親だろうと断じて絶対に許さない!!! という、社会人として健全で健康的な常識がある。
 短く言い換えると、事の重大性に或いは事の異常性或いは突出性や傑出性に、そこで素早く気付く。
 これが最初にあって次に、問題を解決する行動に内心から駆り立てられる、ということになります。
 児童福祉に携わることを職として選んだ以上、このことに釈迦力になって当然のはずです。
 しかも、この切っ掛けになる子供の虐待というトンでも無い事に向き合うことが少なくないのですから・・・。
 一般的に言うと、何かする切っ掛けは、特に後にそれを専門職にし、名人、達人、天才と言われるようになる人たちにとっての切っ掛けは、ごく健康で健全で常識的な気付きに始まります。
 これは、色々の言葉で言われてきました。

 哲学は驚きから始まる。例えば、私が、今、ここに存在している不思議さに気付く。→私とは何か? ヒトは何処から来て、何処に行くのか?
 センス オブ ワンダー。例えば、野鳥観察とこの写真撮影にのめり込むようになったのは、野外で出あった、カワセミの鮮やかなヒスイ色の羽に自然の神秘さを感じたからなど。
 これって、とても楽しいし面白い!!! 例えば、子供の遊びなど。
 ただならぬ事が今、自分の目の前で起こっている。例えば。火事!
 あってはならない異常なことが起こっている。例えば、走っているトラックの車輪が外れる。 
 ある筈が無いことが、今、ここで起こっている。俗に言う超常現象など。
 並外れている事が、今、目の前で行なわれている。例えば、名人・達人・天才のヒトの演技や工作。
 これなら、非力で不器用な私にもできる!!! 例えば、「メンタル・マネージメント 勝つことの秘訣」(ヨルダン社)の著者のラニー・バッシャム氏の例。彼は、射撃の種目で、オリンピックで金メダルを取りました。
 これはこれまで知られてきたことを遥か超えた傑出した出来事/発見だと分かる。例えば、アインシュタインの発見した、E=mc2の公式。
 凄い!!!!! 例えば、一目惚れ。
 この世界の成り立ちと仕組みの認識と理解の技術に関して大変なことを発見し説明している!!! 個人的なことですが、例えば、一般意味論、沈黙の言葉、スタニスラフスキーの俳優修行のシステム、理想的なシステムを開発し設計をするための手続きを説明するワーク・デザイン、大量の情報を体系化してまとめる技術のKJ法など。
 この他。
 これを、この通りに気づくことです。
 これに先立つのは、「偶然は心構えのあるものにしか微笑まない」という事実です。→ルイ・パストゥールの言葉。
 更にこれに先立つのは、特定の心構え/心の働き方の傾向を自然に作り出したそれまで生きてきた記憶。
 更にこれに先立つのは、各人の生得的な素質/個性。
 胎児診断の技術が普及した今、各人の個性の違いは、胎児の段階で既に分かるそうですね。

○それにのめり込む切っ掛けの体験をある特定の分野で名人/達人/天才を作り出すシステムの中に位置づける
 ①マシュー・サイド 山形浩生&守岡桜 訳 非才! 柏書房 2010年
 ②ジョフ・コルヴァン 米田 隆 訳 究極の鍛錬 サンマーク出版 2010年
 今、一冊、新しく次の本を付け加えます。
 ③J・マックス・キリシマ 一瞬で残り97パーセントの潜在能力を引き出す法 集中力・魅力・運を高める21の技術 ダイアモンド社 2009年
 ①と②は、人生のあらゆる分野で超一流になるのに必要なことは、遺伝的な素質/生得的な特別の才能/タレントでは無くて、生まれてからの鍛錬のみにあるという話。
 ③は、アメリカの映画の都ハリウッドで活躍する人達が行なっているメンタル・トレーニングに関する解説をしています。
 先の文では、簡単につぎのような図式を簡単に示しておきました。→小森のおばちゃまの話

 一万時間または十年間の一つ事への集中的な取り組み+自発的なやる気+常に上を目指して自分の限界を超えようとする挑戦的な鍛錬=名人/達人/天才!

 これに、筆者個人の体験+一般法則論の知見を付け加えて書き直すと、以下のような図式になります。

 自発的なやる気をもたらした何かの切っ掛け+累積一万時間または十年間の一つ事への真摯で一途で集中的な取り組み/練習/修行(究極の鍛錬その1)+常に上を目指して自分の限界を超えようとする挑戦的な創意工夫と鍛錬/修行(究極の鍛錬その2)+イメージ・トレーニング/メンタル・トレーニング+Ω神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みを丸ごと活用する技術=名人/達人/天才!

 この図式の中で、「自発的なやる気」の原動力になるのが、ただならぬ事、あってはならないこと、ある筈が無いこと、並外れている事、傑出していること等について、この通りに気づくことが、名人/達人/天才の原点になる「切っ掛け」になります。
 これがあってこそ、これに続く、傍目からみると無味乾燥で辛い筈の、累積一万時間または十年間の一つ事への真摯で一途で集中的な取り組み/練習/修行(十年間ルール/究極の鍛錬その1)と、常に上を目指して自分の限界を超えようとする挑戦的な創意工夫と鍛錬/修行(究極の鍛錬その2)を、自然に可能にする殆ど唯一・絶対・普遍の原動力になる、と言い切って良いようです。
→マシュー・サイド 山形浩生&守岡桜 訳 非才! 柏書房 2010年 第一部 4章 神秘の火花と人生を変える心構え
→ジョフ・コルヴァン 米田 隆 訳 究極の鍛錬 サンマーク出版 2010年 第11章 情熱はどこからやってくるのか 「偉大な業績」を上げるためにもっとも深い疑問

○何をするのでもそれを物にするには、才能や向き不向きでは無くてひたすら練習/訓練/修行しかないという事実の確認
 ①マシュー・サイド 山形浩生&守岡桜 訳 非才! 柏書房 2010年
 ②ジョフ・コルヴァン 米田 隆 訳 究極の鍛錬 サンマーク出版 2010年
 今、一冊、新しく次の本を付け加えます。
 ③J・マックス・キリシマ 一瞬で残り97パーセントの潜在能力を引き出す法 集中力・魅力・運を高める21の技術 ダイアモンド社 2009年
 ④ラニー・バッシャム&藤井 優 メンタル・マネージメント 勝つことの秘訣 ヨルダン社 1988年 

 これらの本で分かることは、何の分野で何をするのでも、これをする天賦の才能があるかどうかは問題ではなくて、少なくとも、それをナントカして物にしたいとひたすら練習/修行を続けることだけが王道だ、ということです。
 これから子供に天才教育をしたい人達(→ヴァイオリンの五島姉弟)や、年齢・性別・今現在の境遇等に一切関係なく、これから一旗揚げたい人達には、励ましになることを、自覚的に意図的に、科学的な方法で説明している、とても有り難い本です。
 こうだとお分かり頂けると、嬉しく思います。

 なお、バッシャム氏の体験も、上記の①と②の本で説明している事に当て嵌まります。
 毎日五時間、週五日、十年間の練習+ご自分で発見したメンタル・マネージメントというイメード・トレーニングの成果として射撃で世界選手権とオリンピックで優勝しています。

○追記 小学校で電子黒板を導入した授業に消極的な教師のこと
 来年度2011年から小学校の教科書の半数が電子黒板に対応した指導用デジタル教科書が作られることになっているそうです。
 電子黒板を使った授業は、分かり易いと児童には好評だそうです。
 しかし、まだ電子黒板が導入されていない大阪府内の小学校の55歳の校長は、「一部の教師だけが使えても意味がなく、教師の負担になっても困る。導入費用も高く、本当に必要か疑問だ」と言っているそうです。→読売新聞 2010年6月1日朝刊
 つまり、子供のためではなくて、教師が新しく導入される電子黒板を扱う勉強をするのは面倒だから、言い換えると、教師としての腕を上げる努力など、もうするつもりはないし、これを期待されるのはヒト迷惑だから、止めて欲しい! ということなのでしょう。
 しかし、子供ために存在している教師が、子供のためになることでは無くて、自分のために新しく学ぶことを拒否するのは、本末が転倒した発想です。
 でも、新しい事を学び、これに自動的かつ必然的に伴う訓練を受ける必要のあることは何でも反対!!! という人達が何処にでもいるものです。
 人間、三十を過ぎたらもう新しいことは学ばないし、また学べないものです、と面と向かって言われて、面食らったことがあったのは、私が五十を過ぎたときでした。
 しかし、私は、この後にも、必要性に駆られて、色々のことを新しく学んでいます。
 追記の終わり


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。 

〃Rin〃さんの、 2010-05-21 10:37:25のコメントに答える

2010-05-23 04:06:12 | 余談
〃Rin〃さんの、 2010-05-21 10:37:25のコメントに答える

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     


○〃Rin〃さんから頂いたコメントの全文
 僕もこの番組をみていました.
 以前は異性に対して使われた「草食系」ということばが,仕事の姿勢にかんしても使われるようになったんですねー.

 それはいいとして,
 Ω神の化身かつ分身としてあるべき生き方のひとつが,
 子孫を残すことだとおっしゃっていますが,
 Ω神はそれほど動物的なんですか.
 オスとメスが子孫を残すことは微生物でも行うことで,
 低級な行動だとかんがえられます

○頂いたコメントに本文で答えます
 gooのブログのコメント欄に書き込むことが、今、パソコンの不具合で出来ないでいます。
 そこで、ここに書きます。

○不思議な人間観
 Ω神の化身かつ分身の存在のヒトともなれば、微生物でもする子孫を残すことなどという低級なことなどしなくなるのでは! というご指摘。
 しかし、これは、変です。
 私たち現世人類が、地球上に誕生したのは、今から11万年~6万年前。
 このときヒトは、既にΩ神の化身かつ分身の存在としてのヒトとしてこの世界に生まれています。
 これが、一般法則論での基本的な理解です。
 そこで、もし、Ω神が、自らの化身かつ分身の存在としてのヒトは、微生物でもする子孫を残すような低級のことはしない存在と決めていたら、11万年~6万年前に最初の現世人類が現れてその1代で子孫を残すことなく全滅していたことになります。
 もしこうならば、〃Rin〃さん、あなたも今ここに存在しているわけがありません。
 言い換えると、〃Rin〃さんのお考えは、性の絶対的な否定が、Ω神の意図ということになります。
 しかし、男女の身心は、Ω神により最初から、男女の間で性行為をするために造られています。
 性と結婚の原理は、男女の身心に構造化され、物的なシステム化がされているために、これが外からの操作で意志に反して勝手に働くという現象さへ、頻繁に発生しています。

○推測するに、性をいやらしいこととお考えになっているのでは・・・
 Ω神の化身かつ分身の存在としてのヒトともなれば、子孫を残すために、神にとってもヒトにとっても恥ずかしくていやらしい性行為などしなくなるはずだ、と〃Rin〃さんは、お考えなのではありませんか?
 Ω神の化身かつ分身の存在としてのヒトともなれば、肉欲を離れて、絶対的な精神の世界の中でのみ生きるべき存在になる、という一部の性を否定する似非宗教の教義を真理だと、〃Rin〃さんは思い込まれたのではありませんか?

○Ω神はヒトを含めた全ての生物の性行為に強い快感を与えて祝福しています
 ヒトを含めた生物一般の生殖行動に、Ω神は強い性的な快感を与えています。
 これは、繁殖に繋がる性行為を、Ω神が奨励し、祝福している、ということができます。
 Ω神にとって、自らの化身かつ分身の存在のヒトが、この事実を発見し、正にΩ神の化身かつ分身の存在としてのヒトとして永遠に生き続けてくれてこそ、天地創造の目的を実現できます。

○理由は何であれ自ら自動的かつ必然的に子孫を残さない選択をしてしまう人達がいるのは事実
 その理由は何であれ、婚姻制度を執拗に否定したり或いは子孫を残すことを拒否し否定したりする人達が確かにいます。
 しかも、自分の主義/主張が、自動的かつ必然的にこれを含む主張だという自覚が無いままに・・・。
 これは、同時にしばしば、ヒトの生き方の原理とこれをハウツー化し実用化した潜在意識の法則の活用法/引き寄せの法則の活用法/病気や誤った信念や思い込みを癒す原理の活用法の存在を知らないことを伴っています。
 昔に聞いた話では、共産主義革命の闘士として、結婚はするけれども、足手まといになる子供は絶対に作らないと決めて、夫婦で断種手術を受けた、という例がありました。
 また戦争が起こったら子供が可哀相、と言って、子供を持たないことに決めたご夫婦がいたのは、50年近く前の話。
 四人だか五人の子供を生んだ母親が、自分の子供たちに、苦労ばかりをもたらす結婚などするな! 子供を持つな! と繰り返し教えた、という話を、昔聞いたこともありました。

○Ω神の天地創造の目的の再確認
 Ω神による天地創造の目的とは、具体的には、Ω神自らの化身かつ分身の存在のヒト(宇宙大では宇宙人一般)を無限に造り出して、Ω神はその一人ひとりになって様々に生まれ、様々に生きて遊び、これを喜び楽しむことです。
 これに先立って、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)が生まれ住む為の生活基盤になる、宇宙大の天然自然の世界を、Ω神は造りました。
 全てのヒト(宇宙大では宇宙人一般)は、天然自然の世界の中にその一部として組み込む形で造られました。
 この過程は、物質的な進化→生物的な進化→心の進化という進化の過程を経て行なわれました。
 全てのヒトは、地球という天体の自然、地球大で一つのシステムとして存在する自然(→ガイア仮説)の中に、これと一体不可分になるように進化の過程を経て生まれました。
 全てのヒトは、地球という天体に生まれた宇宙人。
 なお、一つの惑星系に一宇宙人の原理があるようです。

○天地創造の目的を実現するためにヒトにΩ神が与えているもの
 文字通りにΩ神自らの化身かつ分身のヒトには、自分の生き方を好きなように選んで決めることができる絶対的な自由意思を与え、
 ヒトが何をしたいのかを自由に選んで決めたら、これが容易に実現できるように、ヒトの生き方の原理とこれをハウツー化した潜在意識の法則の活用法/引き寄せの法則の活用法/病気や誤った信念や思い込みを癒す原理の活用法を与え、
 また、ヒト/ヒトの集団の民族や社会や国家などがそれぞれ自己中心的で自分勝手な生き方をしたのでは、自動的かつ必然的にこの世界の秩序が乱れてしまいますから、地上に神の国を実現するという究極のゴールを目指して、自他共に絶対肯定の構えで、WIN&WINの関係、Happy&Happyの関係を築こうとして生きるときに、何もかも自然に上手く行って、全てのヒトがそれぞれの真面目を発揮して満足する幸せな人生が実現できるように、Ω神は定めています。
 これが、Ω人による各人の人生と文化・文明の創造の過程になります。

○Ω神の天地創造の目的を地上化するための唯一・絶対・普遍的な人生脚本の再確認
 Ω神の化身かつ分身の存在としてのヒトには、Ω神が定めた人生を生きるための基本的な物語/脚本があります。
 一つは、Ω神の化身かつ分身の存在のヒトとしての自覚を持って、ヒトの生き方の原理に則り、自らが選んだ職業や仕事や地位等を通して、自他共に絶対肯定の構えで、自他共に絶対WIN&WINの関係、自他共に絶対Happy&Happyの関係を築きつつ、いま、この瞬間から永遠の未来に向けて、自分自身のためにはもちろん、世の為、ヒトの為、仲間や自民族の為、国家の為、全地球人類の為に働いて、地上に神の国を実現することを自覚的に意図的に目指すことです。
 今一つは、自分が恋し愛する相手或いは自分が優れた素質があると思う相手との間に子孫を残す為の結婚をし、安定した家庭を築き(→二人の間を死が別つまで一夫一婦制の結婚)、自分達の子供たちをしてΩ神の化身かつ分身の存在のヒトとしての自覚が生まれるように子育てをする、としっかりと自覚的に意図的に決めて、これ以外の相手とは出来心にでも間違いを起こさないような関係を保つことを目指す、ということです。これが、大原則。

○まとめ
 ちょっと焦点がずれましたが、性行為をして子孫を残すのは、ヒトを自らの化身かつ分身の存在として造ったΩ神の意図であることを説明しました。


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

小森のおぱちゃまの指摘 性的なシステムの誤作動に関して  附 本の紹介

2010-05-19 00:27:37 | 自然法則の性質・働き方の原理
 小森のおぱちゃまの指摘 男女の身心に生得的に構造化されている性的なシステムの誤作動に関して  附 本の紹介

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     


○この文の目的
 この文では、男女の身心に生得的に構造化されている性的なシステムの誤作動に関して、映画解説者の故小森のおばちゃまの指摘を思い出したので、これをここに記すことです。
 知っている実例をここに記すのは、憚れるということもあるので・・・。
 映画解説者として一世を風靡した「小森のおばちゃま」のことを、あなたも覚えていますよね。

○小森のおばちゃまの指摘
 もう十年以上は前のことと記憶します。
 テレビで放映されたある映画(本番の性交をするポルノ映画やラブホテルの盗撮ビデオでは無いという意味)の中で、「絡みのシーン」とか「濡れ場のシーン」と俗に言う場面がありました。
 この映画を解説をしていた小森のおばちゃまは、そのシーンでの女優さんの「乳首が立っている」とすばり指摘しました。
 それは、正に、「男女の身心に生得的に構造化されている性的なシステム」の誤作動の例、というべきものでした。
 小森のおばちゃまの指摘も、この意味だった、と記憶しています。
 それは、お芝居の上の行為でしたが、女優さんの身体に構造化されている性的なシステムの方は自然に正直に反応して、「乳首が立つ」という形で性的な興奮が身体化して現れたことを意味します。

 ドラマの中のキス・シーンで、相手の女優さんが舌を絡ませてきたので驚いた、という男優さんの話はこれまでに何度も聞いていますが、これはお芝居に名を借りた本気の行為。
 テレビの人気番組を舞台化したものを見に行ったときに、いわゆるベッドシーンの所で舞台が暗転したあと、その番組のテーマソングが流れ、その先の話の展開を説明するナレーションが行なわれている間、ベッドの上で、脇役の若い女優さんが、相手の主役の男優さんの股間に手を置いて・・・が、一番前の席にいたものですから、よく見えてしまったことがありました。
 この後、暗転した舞台から、二人は肩を組んで、子供みたいにスキップしながら舞台の袖の中に引っ込みました。
 なお、ドラマの中で恋人役の女優さんとは、ラブシーンになると舞台が暗転し、と同時に磁石の同じ極同士が反発するみたいに、即座に弾けるように二人は左右に離れるのが、分かりました。
 もう四十年以上も前の話です。また、この男優さんは、とっくの昔に亡くなられています。

○男女の身心に生得的に構造化されている性的なシステムの誤作動の例は日常的に多発している
 「男女の身心に生得的に構造化されている性的なシステム」の誤作動の例は、多くの人たちが日常的に体験していることだ、と言っても良いかも知れません。
 ただ、その瞬間、多くの人達が、それは「性的なシステム」が本来持つ存在目的と存在理由から外れた誤作動だと自覚していないだけのことだと思います。

○「性的なシステム」が本来持つ存在目的と存在理由の再確認
 「性的なシステム」が本来持つ存在目的と存在理由とは何かを再確認すると・・・、
 自分が恋し愛する相手或いは自分が優れた素質があると思う相手との間に子孫を残す為の結婚をし、安定した家庭を築き(→二人の間を死が別つまで一夫一婦制の結婚)、自分達の子供たちをしてΩ神の化身かつ分身の存在のヒトとしての自覚が生まれるように子育てをする、としっかりと自覚的に意図的に決めて、これ以外の相手とは出来心にでも間違いを起こさないような関係を保つことを目指す、ということです。
 この大前提になり、基礎となるのが、Ω神の化身かつ分身の存在のヒトとしての自覚を持って、ヒトの生き方の原理に則り、自らが選んだ職業や仕事や地位等を通して、自他共に絶対肯定の構えで、自他共に絶対WIN&WINの関係、自他共に絶対Happy&Happyの関係を築きつつ、いま、この瞬間から永遠の未来に向けて、自分自身のためにはもちろん、世の為、ヒトの為、仲間や自民族の為、国家の為、全地球人類の為に働いて、地上に神の国を実現することを自覚的に意図的に目指すことです。

○性的なシステムの誤作動に対応する心構え
 性的なシステムの誤作動による性的な誘惑が来るのは、自然の成り行きです。
 しかし、ここで踏みとどまって、「据え膳食わぬは男の恥」式の誘惑を跳ね除けることができてこそ、本物の品格のある男或いは女と言うものでしょう。
 この為に、Ω神が自らの化身かつ分身の存在のヒトのために定めた唯一・絶対・普遍かつ不変・不動の人生目標(前掲)とこれを具体化する人生脚本があるわけです。

○まとめ
 小森のおばちゃまが指摘した「男女の身心に生得的に構造化されている性的なシステム」の誤作動の例の話をしました。

○余談 この2日の間に買ったばかりの本
 ①マシュー・サイド 山形浩生&守岡桜 訳 非才! 柏書房 2010年
 ②ジョフ・コルヴァン 米田 隆 訳 究極の鍛錬 サンマーク出版 2010年
 ③C・M・ブリストル 信念の奇跡 かんき出版 2008年

 ①と②は、人生のあらゆる分野で超一流になるのに必要なことは、遺伝的な素質では無くて、鍛錬のみにあるという話。
 「好きこそ物の上手なれ」/「練習は裏切らない」という言葉を、あなたもご存知でしょう。
 一万時間または十年間の一つ事への集中的な取り組み+自発的なやる気+常に上を目指して自分の限界を超えようとする挑戦的な練習・鍛錬=名人/達人/天才!
 これが、自然科学的に既に解明されていることを、この二冊の本で知りました。
 根拠になったデータは、二冊の本で共通。
 後ほど、解説の予定。

 ③は、同じ著者が書いた「信念の魔術」の前著。
 四十年以上前にも邦訳がありました。
 この本で、多数の人達が恩恵を得たというのですから、一読しておいて損はありません。


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

子宮頸がん予防ワクチンについて考える前に

2010-05-15 04:08:19 | 一般法則論 適用編
 子宮頸がん予防ワクチンについて考える前に

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     


○この文の目的
 この文では、今、現在、唯一ワクチンで予防可能と言う、子宮頸がん予防ワクチンについて、簡単に考えます。
 子宮頸がんは、主に性交渉で感染するウイルス性のガンであり、20代~30代の女性の間で流行っていると聞きます。
 そこで、この対策としての予防ワクチン接種というわけですが、この対策の前に考えておくべきことがあります。
 これについて述べます。

○小学校で集団接種
 報道によると、栃木県大田原市の小学校で、全額公費負担で、小学六年生の女児十人が、医師による問診の後、子宮頸がん予防ワクチンの接種を右上腕部に受けたとのことです。
 これで問題になっているのは、12歳~13歳から40歳~50歳過ぎの女性までの多くの女性に接種を受けて欲しいワクチンだけれども、その費用が8万円前後掛かるので、この公費負担を求める声と、今一つは、副作用の危険の問題。
 特に、副作用については、深刻に考える人たちがいるようです。
 副作用に関するリスクのとり方は、結局、各人の判断に任せるしかありません。
 一つ言えることは、気が進まなかったり、何か直感的に不安を感じたりするのならば、これに素直に従うのが良い、ということです。
 カナダの今年のバンクーバー冬季オリンピックで、リュージュの選手が競技の練習前に不安を訴えていたことが事故の形で現実の物になった例があるように、です。

○やらなければ良い
 子宮頸がんは、原理的には、性交渉で感染するウイルス性の病気である、ということです。
 この対策は、相手構わずむやみやたらに性交渉をしない、ということに尽きます。
 この点について、エイズが爆発的な感染を広げるのでは・・・、という懸念が広がりつつあった1980年代のことを思い出します。
 大学に入ってすぐ、生まれて初めての性交渉をした女子学生が、それでエイズに感染した、というアメリカ発のニュースを聞いたのもこのころです。
 日本では、週末に地方から上京してきた女子高生や大学生が、東京でエイズ感染して、それを地方にせっせと持ち帰っている、という話を聞きました。
 海外旅行ブームで、現地の男と寝て、日本にエイズを持ち帰っている、という話も聞きました。 
 この結果は・・・・・、
 アメリカのニューヨークの中学校では、エイズ対策は性交渉をしないこと、と教えているという現場からの田丸美寿々キャターの報告を、日本の夕方のニュース番組で聴きました。
 この時、日本の中学校では、コンドームを付けて性行為をしましょう! と教えていることも、同時に報告していました。

○「やりたいことは、とにかく絶対にやる。後は、運や偶然任せで、身を守る。」という日本の文化
 やりたいことは、とにかく絶対にやる。後は、運や偶然任せで、身を守る。
 しかし、自分は運が良いから、絶対に大丈夫。
 危険だから止める、なんて絶対にあり得ない!

 こういう日本の文化習慣があるようです。
 「小中学生の携帯電話の閲覧制限は7割どまり。残りは子供を信頼しているから。」というニュースもあったばかりです。
 これも、同じ発想だということができるでしょう。
 瞬間湯沸かし器の製品の欠陥で、ガス中毒死が何件も発生しているのに、長年放置しておくのも、同じでしょう。
 また、走行中のトラックのタイヤが外れるなんて絶対にあってはならないはずなのに、これによって死亡事故まで発生しているのに、何もしない、という事件もありました。

○この世には運や偶然で支配されている部分があることについてまで自分が責任を取る義務は無いという人達がいるが・・・
 売った湯沸かし器やトラックで、死亡事故が何度か起こった。
 しかし、自分にはその死亡事故の責任は無いし、無いはずだ。
 この根底には、この世で起こることは、自分には一切関係ないところで、運や偶然で決まる部分があって、例えば自分が作って世に出した物で何か事故等があっても、それは、偶然やその物を使ったヒトの運が悪いからで、この結果に関係の無い自分に責任を取らされるのは不当だという一般的な考え方があるのでしょう。
 もちろん、一般法則論では、自然科学者がするような、確率的な偶然で物事が勝手に起こるという考え方を断固として排除しています。
 因果必然の自然法則が絶対的に支配しているこの世界の成り立ちと仕組みの中で、作った物に何らかの欠陥がなければ、死亡事故など起こるはずがないからです。

○如何なるシステムも好ましくない誤作動はしないように完全完璧に作られなければならない
 小中学生が携帯電話の有害サイトへアクセスすることは、子供を信頼することでは防げません。
 私がインターネットを始めたころ、調べ物で検索しているときに、何故だ!? と訳も分からずにポルノサイトに繋がってしまって、コンピューターの電源コードのプラグをコンセントから即座に引き抜くことでしか対応出来なかったことがよくありました。
 後に、こうならないような規制が行なわれるようになったようですが、今でもインターネット検索をするときには、アドレスがポルノサイトに乗っ取られているものがあるので、要注意ですね。
 私のコンピューターは、ウイルス対策ソフトは入っていますが、閲覧制限を掛けていません。
 そこで、こういうことが時々起こります。
 話は、子供の持つ携帯電話機でも同じはずです。
 閲覧制限を掛けてなければ、殆ど自動的かつ必然的にポルノサイト等に繋がることがあります。
 だから、起こっては困ることは、これが起こらないようにシステムを完全完璧に作っておく必要があります。
 言い換えると、好ましくない誤作動は一切起こらないようにシステムを作っておくしかない、ということです。

○男女の身心の姿・形になっている性と結婚の原理のシステムが誤作動しないようにする
 エイズも子宮頸がんもその他の性感染症も、性交渉が元になっています。
 この危険から身を守りたかったら、相手かまわずめったやたらに性交渉をしないことです。
 一般法則論では、この対策として、Ω神の化身かつ分身の存在のヒトのためにΩ神が定めてくれた唯一・絶対・普遍の人生目標とこれを実現する人生脚本を、各人が個別具体化して生きることを薦めています。→ヒトの生き方の原理の問題を平和憲法や人権や政治等では解決できない 附 話の単純化の思考技術 2010-05-13
 これによって、男女の身心の姿・形になっている性と結婚の原理のシステムが誤作動しないように/誤作動させないようにすることができます。

○正しい良い生き方を正しい手段・方法で薦める
 Ω神の化身かつ分身の存在のヒトのためにΩ神が定めてくれた唯一・絶対・普遍の人生目標とこれを実現する人生脚本を、各人が個別具体化して生きることを薦めることは、全てのヒトの本性/本質に則った正しい生き方を薦めるものです。
 このやり方は、例えば原水爆禁止運動に、その被害の悲惨さを訴え、脅して、恐怖で人々を支配して参加させようという式のものではありません。
 この意味で、一般法則論のやり方は、ヒトの生き方の正統派のやり方に属します。

○子宮頸がんの原因は既に1970年代の半ばにはマスコミレベルでも知られていたのに・・・
 子宮頸がんの原因は既に1970年代の半ばにはマスコミレベルでも知られていました。
 私は、記憶違いでなければ、週刊サンデー毎日の記事で、1975年前後に知りました。
 それによると、子宮頸がんは、ウイルス性のガンで、
 十代からというような性経験が早いほど、
 男女とも、性交渉の相手が多いほど、
 それだけ発病する確率が高い、
 という記事でした。

 この事実は、私の知り合いの例に当て嵌めてみると、なるほどと思いました。

 しかし、この情報が、その後社会一般の常識にはならなかった、ということができます。
 そこで、ヒトとヒトが生まれ住むこの世界の成り立ちと仕組みに関する無知と無関心と不勉強による悲劇が起こることになります。
 先日、テレビで子宮頸がんの予防に関する番組で、結婚して子供を産みたかったのに、子宮頸がんで子宮も卵巣もとってしまったという女性が取り上げられていました。そして、彼女は、もう男がこんな体の自分を女として見てくれないことが悲しい、と言っていました。
 見ていて、こちらまでやりきれない感情に襲われました。
 子宮頸がんで亡くなった女性がもっぱら或いは唯一付き合っていたと思われる、女出入りの多いらしい男と寝るなんて、自らも同じ目に遭う危険性が高いのに、無知なのか、或いはこの男の傍に近づき過ぎて物にされてしまったのか、これとは全く別の思惑が働いたのかと推測できる女性がいました。

○この世の中に自分に関係ないことなど何も無い
 自分が関心のあること以外は、自分には一切関係が無い、という男女は、世の中に少なくありません。
 しかし、私たちが生まれ住む世界は、唯一・絶対・普遍の天然自然の存在のΩ神が造った全体でただ一つの世界です。
 この中に、自分が興味関心を持ったことも、自分には一切関係ないといったことも全て一つに繋がって存在し、私たちヒトの日々のあり方と生死を決めています。

○子宮頸がんは男の自分には関係ない! のではありません
 子宮頸がんのウイルスは、男が運んでいる、と言っても良いでしょう。
 自分が性交渉した相手の女性が子宮頸がんに罹ったと知ったら、ましてや亡くなったと知ったら、直ちにこれまで性交渉のあった他の女性にもこの事実を伝え、同時に他の女性との性交渉は絶って、自分を医学的に調べてもらうべきです。
 エイズに関しては、既にこの考えとルールは、確立しつつあるようですね。
 もちろん、これまで多数の女性と性交渉がある男ならば、この事実を、相手の女性に最初に告げるべきです。

○性感染症予防の本
 去年、新型インフルエンザの流行で、電話相談に応じていたヒトの一人は、私の中学校からの友人です。
 彼は、中学校三年生のときに、もう読んでしまったからと言って、中学生向けに書かれた性感染症の予防に関する本を私にくれました。
 この本を読んで、性感染症は、男の私にも責任があると知りました。
 高校一年生のときに、母が入院していた病院の隣のベッドに、梅毒に感染した50~60代の女性がいて、時々ひどく体が痛んで苦しむ話を聞いて、ますます男の私の責任を強く感じたものでした。

○先ずは正しい世界観、人間観を説く話に耳を傾けるべきです
 ヒトの日々の生活と生死に関係なく、この世界は存在しているのではありません。
 こうであることをよく分からせてくれる世界観、人間観を説かない思想などは、一瞥の価値もありません。
 ましてや、この世界の成り立ちと仕組みとヒトの存在目的やヒトの生き方の原理などを説明せず、例えば、21世紀はアメリカの時代、資本主義の時代が終わって、中国が世界を支配する世紀だ、というようなことを言う人たちの話をうなずいて聞いていてはいけません。

○まとめ
 子宮頸がんの予防ということで、簡単に話をしました。
 話のたたき台にでもしてください。

○余談1 危険を感じ臆病になるヒトの中に真剣に自分の人生を生きている人達がいる
 仕事以外のちょっとした遊びをすることに危険を感じ、臆病な人達がいます。
 何もそんなに怯えることは無いのに! とこれを見て思うことがあります。
 しかし、ヒトによっては、自分が選んだ人生を本当に真摯に誠実に生きていて、この道半ばでこれを駄目にする一切のことは可能な限り避けるということが身についているようです。
 こうだと知って、大いに感銘を受けたことがありました。
 こういう人たちに対しては、身心の安全無事を祈って、自然に応援したくなりますね。

○余談2 個人情報
 先日、女性新聞記者が記事を書くために、ポルノ関係のサイトを調べたら、この後、ポルノ関係の本等の案内が来るようになって参った、という話を新聞に書いていました。
 インターネットで本を買うと、その関連分野の別の本を薦めるメールが来ます。
 これを見て、その本を買ってしまったりします。
 個人情報が、誰かに否応なしに集められている、という話です。
 もっとも、ヒトの生き方の原理に基づいて考えると、全てリセットして、自分に害の無いようにできますが。


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

ヒトの生き方の原理の問題を平和憲法や人権や政治等では解決できない 附 話の単純化の思考技術

2010-05-13 05:05:04 | この世界の成り立ちと仕組み
人権問題は人権や人権教育では解決できない

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     


○この文の目的
 この文では、ヒトの生き方の原理の問題を、平和憲法や人権や政治等で解決できないことを、再確認します。
 ついでに、問題を単純化して解決する思考技術について、再び取り上げます。

○落合恵子さんのNHKの「スタジオパークからこんにちは」での発言
 5月12日のNHKの「スタジオパークからこんにちは」/略して「スタパ」に落合恵子さん(1945年生まれ)が出演されました。
 この番組の中で、「セクシャル・ハラスメント」と「セカンド・レイプ」ということばを日本に紹介したのは、落合女史だと知りました。
 落合女史は、これらを女性への人権侵害だと捉え、人権問題として或いは政治問題として解決すべきもの、というお考えを示されました。
 また、基地の問題も人権問題だ、と発言されました。
 落合女史は、この番組の中では平和憲法のことは持ち出しませんでしたが、一般的には、平和憲法が世界に人々の安心生活と平和をもたらす、という主張をする人達が、マスコミ報道上では多数いるようです。
 また、落合女史は、「セクシャル・ハラスメント」と「セカンド・レイプ」に限らず、先人たちが生きて、その間に抱いた諸々の疑問や問題の答を得ることが出来ずに亡くなって、後に残したモノを「小石」に譬えて、それらを拾って自分のポケットに入れて、時々自分のポケットに手を入れてその小石を取り出して、自分の問題として答を見つけよう、答を出そうとして来た、という話をされました。
 立派なお心がけ! ということができますね。
 落合女史の場合には、これらの問題は、人権や政治や(他での発言を思い出すと)平和憲法の問題として解決できる、とお考えのようです。→「問題の単純化」の話は、文末の余談でします
 しかし、落合女史も、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで造られているこの世界の成り立ちと仕組みやこれに根拠のある「ヒトの生き方の原理」やこれを更にハウツー化した潜在意識の法則の活用法/引き寄せの法則の活用法/病気や誤った信念や思い込みを癒す原理の活用法のことは、トンとご存知では無いようです。

○何事をするのでもそれをする正しいやり方や良いやり方がある
 落合女史は、ヒトの生き方の原理等を未だご存知では無いのは、そのご発言から明らかです。
 ヒトの生き方の原理は、言い換えると、何をするのでも、それをする正しいやり方や適切なやり方や上手なやり方があるということです。
 「ヒトの生き方の原理」等を未だご存知では無い落合女史は、このことを未だ自覚的な知識にしていない、ということになります。
 何をするのでも、それをする正しいやり方や適切なやり方や上手なやり方がある例は、前文にも書きましたが、ノートパソコンの電池の取り付けと取り外しに関する、製造メーカーが決めた正しいやり方を知っていれば或いはこれを発見し或いはこれに気付けば、とても簡単に出来る例を挙げることができます。
 これは、ヒトとヒトが住むこの世界の成り立ちと仕組み創造主であるΩ神が定めた「ヒトの生き方の原理」等に関しても当て嵌まります。

○ヒトの生き方の原理等は世界Ⅰ存在のΩ神と共にあり世界Ⅴで形になった
 一般法則論では、この世界の成り立ちと仕組みは、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)で出来ている、と考えています。
 この世界は、世界Ⅰ存在のΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在が大本になって、Ω神+Ω神の化身かつ分身の存在のヒトにより、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)からなる今現在私たちが生きている世界の全体が造られた、というのが、一般法則論の見解です。
 この内、Ω神(世界Ⅰ~世界Ⅲ)により、世界Ⅳ(天然自然の宇宙大/地球大の世界)~世界Ⅴ(世界Ⅳを基礎にして生まれたヒト/人類)の世界が直接造られた過程を、(ヒトが作ったのでは無い天然自然の世界の)自然の歴史/自然史、と科学的な学問でも呼びます。
 また、ヒト/人類(宇宙大では宇宙人一般)によって作られた(世界Ⅴ~)世界Ⅵ~世界Ⅶ(+Z)の過程を、人類史を呼ぶわけです。
 そして、自然史の中で、ヒトとは何かも、ヒトの生き方の原理も、ヒトの生き方の原理をハウツー化した潜在意識の法則の活用法/引き寄せの法則の活用法/病気や誤った信念や思い込みを癒す原理の活用法も、この前提となり基礎となるこの世界の成り立ちと仕組みを認識し理解することが出来る原理(この究極の物が悟りの体験)も、Ω神により既に決められていた、ということです。
 この点を、ヒトの正しい在り方や、正しい生き方や、良い生き方や、幸せな生き方等を考える場合に、自覚的な知識にしていないと、自動的かつ必然的に妄想の世界に入り込むことになります。

○人権、政治、平和憲法は世界Ⅵで文化・文明的に生まれたもの
 落合女史を含めて、人権、政治、思想、平和憲法などを、人間的な諸問題を解決するための魔法のような手段・方法のように考えている人たちがいます。
 この方々は、人権、政治、思想、平和憲法等は、世界Ⅵの人類史の中で文化・文明的成果として生まれたものが、これに先立つ自然史の中で決められたヒトの生き方の原理等に取って代わることが出来る、という考えの持ち主です。
 この前提には、一般的に、天然自然の世界の成り立ちと仕組みを解明するためにある「科学のことはよく分からない」と言いながら、自然は不完全な存在で、ヒト/人類が自然に手を入れて初めて自然は完全なものになるという暗黙の思い込みがある、と申し上げても良いようです。例えば、形の不揃いな天然真珠と形と大きさの揃った真球に近い人工養殖真珠。
 しかし、これは間違いであることになります。

○レイプ被害の捉え方
 レイプは、一般的には男から女に対してのみ行なわれる、と思われています。
 実際には、女性から男に対してもレイプが行なわれています。
 レイプされた人たちの被害感情は、男女で違いはありません。
 そこで、レイプの捉え方ですが、これは、被害にあった女性または男性の人格と人権を侵害するものであり、人権問題として考えることだ、というのが、落合女史などの考え方です。
 そこで、レイプ犯罪をなくし或いは防ぐには、人権尊重教育や正しいと自ら称する性教育(中身は幼稚園児にまで性交の仕方や避妊の仕方を教える式の狂気染みたものです。幼児を対象にした性行為の趣味がある人たちが性教育をやっているのではないかという疑いさへ持ちます)をすることだ、という話になります、特に女性の人権を言い立てる人たちのお考えでは。
 しかし、これでは、レイプは防げません。

○女性はレイプされたと言い、男は合意だったと反論する事件の根にある事実の理解
 女性はレイプされたと言い、男は合意だったと反論する、という事件があります。
 この根底には何があるのでしょうか。
 この答えは、この世界の成り立ちと仕組みの創造主であるΩ神が定めた「性と結婚に関する原理」が、男女の身心に構造化されシステム化されていることです。
 この意味は、テレビのリモコンを間違って触ってもテレビの電源が入ったり、チャンネルが替ったりするように、男女の身心に構造化されている性と結婚に関する原理に基づいた性交システムが誤動作することがある、ということです。
 具体的に言うと、その意志に反して、身体の方が勝手に反応して、望みもしない相手と性行為をしてしまうことがあることです。
 これを自覚的な知識にしていないと、望みもしない相手と性的な関係が出来てしまうことが、現実に頻繁にあります。
 相手が、女性の身心の構造とその反応について知り尽くしている男の手に掛かったら、プロのボクサー相手に素人が立ち向かうようなことになります。
 言い換えると、レイプは暴力的にのみ行なわれる、とは限らない、ということです。
 この事件が裁判になれば、性交システムの誤動作について自覚的な知識の無い裁判官によって、それはレイプではなくて合意の上の行為だとなる可能が大きいと言えます。
 このことをよく知っていないと、レイプ被害者の立場を正しく理解して正しく弁護することが出来なくなります。

○レイプ被害から自動的かつ必然的に自然に身を守る
 一般法則論では、レイプを無くすことに関して、以下のように主張しています。
 一つは、Ω神の化身かつ分身の存在のヒトとしての自覚を持って、ヒトの生き方の原理に則り、自らが選んだ職業や仕事や地位等を通して、自他共に絶対肯定の構えで、自他共に絶対WIN&WINの関係、自他共に絶対Happy&Happyの関係を築きつつ、いま、この瞬間から永遠の未来に向けて、自分自身のためにはもちろん、世の為、ヒトの為、仲間や自民族の為、国家の為、全地球人類の為に働いて、地上に神の国を実現することを自覚的に意図的に目指すことです。
 今一つは、自分が恋し愛する相手或いは自分が優れた素質があると思う相手との間に子孫を残す為の結婚をし、安定した家庭を築き(→二人の間を死が別つまで一夫一婦制の結婚)、自分達の子供たちをしてΩ神の化身かつ分身の存在のヒトとしての自覚が生まれるように子育てをする、としっかりと自覚的に意図的に決めて、これ以外の相手とは出来心にでも間違いを起こさないような関係を保つことを目指す、ということです。これが、大原則。
 この二つの目標を自分の物にして生きていれば、男女共に自然に、レイプしたりされたりという男女関係は防げる、というものです。
 あなたは、どう決めますか?
 上に説明した二つの目標を自覚的に意図的に持たないヒトの人生は、いとも簡単に曲がって、時には命を失うことに繋がります。

 以上の話を、一般法則論の主張といいました。
 しかし、これは、一般法則論で勝手に決めたことではありません。
 ヒトとヒトが生まれ住むこの世界の成り立ちと仕組みの創造主である神のΩ神が、自らの化身かつ分身の存在のヒトの為に自ら決めた、一般的で普遍的で絶対的な人生目標であり、普遍的で絶対的な人生脚本です。
 この仕組みは、宇宙大で超精密で完全完璧に出来ています。
 この事実は、身の回りの自然をよく観察するだけで自然に手に入ることです。
 「栄華を極めたソロモンでさへ、この野の百合ほど着飾ってはいなかった」 イエスのことば

○まとめ
 以上、簡単に、ヒトの生き方の原理に取って替ることができる、ヒトが考え出した原理などありえないことを説明しました。

○余談 問題解決のために物事を単純化して考える技術
 落合女史は、人間にまつわる諸問題を、人権と政治と平和憲法で全て解く、という具合に、単純化してお考えになっていると、分かります。
 これは、物事を、落合女史なりに65歳までお考え続けたことの成果ということができます。
 このような物事を単純化して考える技術は、とても有用です。

 例えば、マルクス主義/共産主義では、人類の生存にとって諸悪の根源は資本主義にある、と断定しました。
 これによって、人類は社会主義国と資本主義国の東西に分かれて70年余りの間、その体制の優劣を競い、この間、一説によると2~3億人の人達が、社会主義の国々では、反社会主義者のレッテルを権力者により一方的に貼られて、殺されたそうです。
 マルクスは基本的に正しい主張をした+資本主義の国アメリカを、アメリカ帝国主義と呼んで、地球上からアメリカを抹殺すれば、世界に倫理的な秩序と平和と諸国民への富の公平な分配が可能になり、人々の幸せな生活が実現すると言って、同時多発テロを行なった人達や、これに共感・共鳴した世界中の人達が、一斉に(テロリストたちへではなくて)アメリカを非難したこともありました。

 日本の政治家は、特に左翼的傾向の政治家は、政権を取り、政治権力を握れば、もう何の問題も政治的に解決できる、という単純化をしているようです。
 ヤワラちゃんこと、谷亮子さんも、小沢一郎氏が支配する民主党から立候補して政治家になれば、政治の力でスポーツの振興ができると表明したばかりです。
 その政治も、地球の中で日本国/日本民族は如何なる地位を占め、全地球人のために如何なる貢献が出来るかには関心がなく、日本国内の可哀相な人たちに国民全体の財産をばら撒くこと、という以上の意味は殆どありません。
 そこで、私たちの生存の基礎になっているこの世界の成り立ちと仕組みを知るとか、ヒトとは何かを哲学的に解明するとか、ヒトをして自助自立させる原理であるヒトの生き方の原理を知り、これを国民の常識にするとか、日本の国力となる自然科学や学問や芸術や文化とか日本の未来を担う子供たちの教育を尊重することなどには、本当の関心が無いようです。
 そこで、事業仕分けで政治には関係の無いスパコンの予算が切られてしまうことにもなったのでしよう。
 何でも政治化して、何でも政治権力で解決できるという伝統の中国でさへ、科学技術の尊重と国民の教育には、いま、事の外、熱心です。

 これらの例は、しかし、人類にまつわる諸々の問題を解くのには、間違った単純化です。
 個々のヒトにとってはもちろん、全人類(宇宙大では宇宙人一般)がその存在基盤にしている、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)で出来ているこの世界の成り立ちと仕組みの仕組みは、これを実際に造っているΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きでのみ、よく解くことができます。
 即ち、Ω神の一語か、これを因数分解して、天地創造の目的を最初から持つ創造主である神、自然法則、エネルギーの3語で、この世界の成り立ちと仕組みと、ヒトの生き方の原理を解明する、例えば一般法則論。
 天然自然のΩ神の存在を未だ知らない自然科学でも、確率的な偶然の法則、自然法則、エネルギーの3語で、例えば狭い改札口に殺到するヒトたちの動きを、パチンコの玉の動きに単純化して考える方法を知っています。そして、これがとても有効であることも知っています。

 あなたは、自分自身や自分が生まれ住んでいる世界について、如何なる単純化をしていますか?


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。 

物事はある日突然に出来るようになる

2010-05-11 02:29:19 | 因果必然の法則
 物事はある日突然に出来るようになる

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     


○この文の目的
 この文では、それまでいつ出来るようになるのか全く五里霧中だったことが、ある日突然に出来るようになる現象があることを指摘して、この日が突然に訪れるまで地道に努力する必要性について述べます。

○未来を変えるアフリカ新世代 チーター世代
 5月10日放送のNHKのテレビ番組クローズアップ現代で、「未来を変えるアフリカ新世代」という話をしていました。
 これに先立つ先日のNHK特番でも、このことを伝える番組がありました。
 これまでアフリカの外から多額の経済援助を受けながら、自助自立が出来ないでいたアフリカで、内戦等で難民化し、逃れた先の欧米や日本で勉強し、最新の企業経営技術や科学技術を学んだ20代~30代の男女が、アフリカを自らの力で自助自立した社会にしようと活動を始めて、この効果が出つつある、という話です。

 ガーナの経済学者、ジョージ・アイッティ氏は、彼らを地上最速の動物チーターにたとえて、「チーター世代」と言います。
 これまで、アフリカの中で多額の経済援助を受けながら上手く自助自立できなかったのは、政治指導者が腐敗していて、多額の経済援助を私利私欲のために使ってしまうことが行なわれてきたからだというのが、いわば定説です。彼らもこう考えていると知りました。
 これは、アフリカの悪しき文化的な伝統、と言っても良いようなものだ、と私は理解してきました。
 これをアフリカ人が自ら克服するのは、一般法則論が普及するまでは殆ど絶望的、とさへ私は思ってきました。
 しかし、アフリカの文化的な伝統の外にある日本や欧米の文化の中で学んだ若者たちが、学んだことを活用して、天然資源を自ら支配し活用してアフリカ人のためのアフリカを目指し、アフリカ人の経済的、精神的な自立を、WIN&WINの関係、Happy&Happyの関係で部族間の融和をもたらしながら実現しようとしている訳です。
 彼らは、目先の障害を物ともせずに、「困難を乗り越えてこそ結果が得られる」、「やれば出来る!」、「夢は叶う」という事を口に出して言い、これを信念にしています。
 これは、Ω神が定めたヒトの生き方の原理に適っています。
 自助自立して生きるつもりなど更々なく、憲法25条を持ち出して、国家が自分達の文化的な生活を実現する責任があるし、これを要求する特権が自分たちにはある、という人たちとは、アフリカのチーター世代の若者たちは「人間としての出来具合」の良さが違います。

○突然に可能になる
 アフリカのチーター世代の活躍。
 このような話は、十年前には聞く事が出来ませんでした。
 五年前でも、これは聞く事が出来ませんでした。
 しかし、今、突然にこのような嬉しい話を聞く事ができるようになったわけです。
 この例のように、何かが突然に可能になる、という話を聞く事があります。
 これも、アフリカをアフリカ人のための物にしたいという長年の祈りがあってこそ、実現できたことだということができます。
 Ω神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みの中では、運や偶然に基づいて起こることはありません。
 個人史と人類史の中では、Ω神が望んだことと、ヒトが(時と場合によっては間違って)望んだこと以外のことは、起こらないのですから。

 なお、番組のタイトルは、「未来を変える? アフリカ新世代」ですが、彼らは必ずアフリカの未来を変えると私は確信するので、「?」は取りました。

○個人的な体験
 個人的な体験の例でいえば・・・。
 この文を書いているパソコンが壊れて修理に出すときに、買ったときからこのパソコンから一度も取り外したことの無い付属の電池を外す必要に迫られてこれをしたときには、中々外せなくて、壊れるかも知れないと思いながら、力ずくで強引にしたものです。
 修理が終わって返って来たこのパソコンに電池を取り付けるときにも、これにもたつきました。
 しかし、この電池を外すときには、突然に、1、2、3の3動作でいとも簡単に外すことができました。
 電池をパソコンから外すために、力ずくやもたつきが全くありませんでした。 
 この体験の後、多少とも力ずくでやっていたこの他の幾つかのことが、嘘みたいに、いとも簡単にできるようになりました。

○実現に時間が掛かるように見えること 富士山に登る例で考える
 実現を望んでいるとが、中々実現しない。
 それでも、実現を諦めないでいると、ある日、突然にそれが実現する。
 こういう体験をします。
 なぜ、こうなるのでしょうか?
 この答えは、比喩的に言うと、富士山に登ろうと決意したヒトの場合を考えてみると良いでしょう。
 富士山に登る。
 こう決意したヒトは、そのときに皆、富士山の麓にいるのでなくて、それぞれが現に居る所で、それぞれの事情を抱えています。
 ある人は、バスで富士山の五合目まで登ってきて、ここで帰るつもりだったのに、そこで上を見上げて、富士山の山頂まで足を延ばそうと決意したのかも知れません。
 同じ日本国内に居ても、富士山に登ると決意したときに、富士山とは遠い沖縄や北海道に住んでいるヒトがいます。
 富士山の麓にいても、例えば仕事が立て込んでいて、直ぐには登れないヒトもいるでしょう。
 一緒に富士山に登ろうと誘いを掛けた連れが、中々煮え切らなくて、その返事待ちで時間が掛かっているという事もあるかも知れません。
 新宿でホームレス状態なので、まず最初に旅行費用の工面をしなければならないヒトもいるでしょう。
 日本国外にいて、話に聞いて知っているだけの富士山に登ろうと決意したヒトの場合、富士山に関する情報集めから始める必要があるでしょう。
 この結果、富士山の山頂に立つまでに、それぞれのヒトの異なる人生ドラマを生きる必要があることになります。
 これが、現象として、即座の実現を望んでいるのに、現実には実現に時間が掛かる、ということになる理由です。

○決意すれば何でも起こる
 決意すれば何でも起こる。
 これは、作家の阿刀田 高氏の言葉。
 Ω神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みの中では、これは絶対的な真理です。
 富士山に登ると決意したのならば、これをこの後取り消さない限り、必ず実現します。
 また、一度決意したことは、自然法則+エネルギー一体不可分の働きに任せておけば、この全知全能の力で必ず実現できる、と予め分かっているからこそ、安心して決意ができるわけです。

○自民族の文化・文明的な習慣や伝統で可能なことと不可能なこと  余談
 自国の/自民族の/自部族の文化・文明的な習慣や伝統では、考えもつかず、出来ないことがあるものです。
 チーター世代は、欧米や日本の文化の中で学んで、それまでアフリカの文化・文明には無かったヒトの在り方や生き方を学んだわけです。
 それでも、ヒトの生き方の原理を全人類総掛かりで探してきたのですから、アフリカの人たちが、欧米や日本から学んでも良いわけです。
 いわゆる近代化ということに関して、日本民族は欧米の文化・文明を知ると自発的にこれが自然にできました。
 しかし、儒教という政治権力を握れば何でもできるという文化・文明を築いてきた隣国には、これが自力では出来なかったわけです。

 こういうことは、個人的にも起こります。
 「人の振り見てわが振り直せ」と言います。
 「人生で出会う人、全て我が師」という言葉を座右の銘にしている人たちがいます。
 こういう言葉を知らず、自己の主義・主張絶対の人たちもいますが・・・。

○まとめ
 実現を祈った事がある日突然になることを確信して、事が今にも成りそうな変化が目先には見えなくても諦めないことについて、一言説明しました。


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。 

ヒトとして真っ当な生き方 草食系はなぜ間違いか!!! Ω神が定めた人生目標と人生脚本

2010-05-07 02:14:30 | 潜在意識の活用法
 ヒトとして真っ当な生き方 草食系はなぜ間違いか!!!

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     


○この文の目的
 この文では、俗に言う「草食系」の若者について考えます。
 この中で、Ω神が定めた「ヒトの人生目標」とこれを実現する「人生脚本」について、簡単に説明します。

○草食系で何が悪い 出世、恋愛、ブランドに興味なし NHKの番組「日本の、これから」
 5月6日の夜の放送のNHKの番組、「日本の、これから」で、いわゆる草食系の若者について取り上げていました。
 恋愛しないとか、子孫を残すことには興味がないとか、現状維持で良いとか、会社に入ってもどうせ社長にはなれないから、それなら最初からそれを目指すのは無駄だとか・・・。

○草食系の若者が知るべきこと
 草食系の若者の意見や主張。
 これらは、何が変なのでしょうか?
 簡単に結論を言えば、
 Ω神が造った世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組みの中で、
 Ω神の化身かつ分身の存在のヒトとして造られている自分自身を未だ知らず、
 Ω神の化身かつ分身の存在のヒトとしてあるべき生き方を未だ知らず、
 Ω神の化身かつ分身の存在のヒトの生き方の原理を知らず、
 ヒトの生き方の原理を具体化する潜在意識の法則の活用法/引き寄せの法則の活用法/病気や誤った信念や思い込みを癒す原理の活用法を未だ知らないことにある、ということができます。
 このことを、草食系の若者は至急に知ることが必要だ、と番組を観ていて思いました。

○Ω神の化身かつ分身の存在のヒトとしてあるべき真っ当な生き方 Ω神がヒトのために用意した人生脚本の存在
 Ω神の化身かつ分身の存在のヒトとしてあるべき生き方は、大別すれば、二つしかありません。
 一つは、自らが選んだ職業、仕事、立場等を通して、よこしまな目的(例えばヒトの無知や弱みに付け込むとか、無意識の性的な衝動にあやつられこれを薄々意識していながら自他に言い訳しG・フロイト流の「合理化」をするなど)や私利私欲のためではなくて、地上に神の国を実現するために、自他共に絶対肯定、自他共に絶対WIN&WIN、自他共に絶対Happy&Happyの関係を実現しつつ、自分自身のため、家族のため、社会のため、民族のため、国家のため、全人類のために尽くす生き方をすると決めて、実際にこれを常に念頭において、生きることです。
 これを自動的かつ必然的に可能にしてくれる、ヒトの生き方の原理とこれをハウツー化した潜在意識の法則の活用法/引き寄せの法則の活用法/病気や誤った信念や思い込みを癒す原理の活用法は、正にこの為にこそあります。
 今一つは、自らの子孫を、自分が心から恋し愛する相手との間に残すことです。
 男女の身心に男女の性差として構造化されている性と結婚の原理は、正にこの為に存在しています。
 以上、二つの人生目標とこれを実現するシナリオ/人生脚本は、Ω神の化身かつ分身の存在のヒトのために、この世界の成り立ちと仕組みの創造主であるΩ神が定めたものです。
 Ω神の化身かつ分身の存在のヒトの為の原型的な「人生目標」と「人生脚本」は、誰もが人生の早い時期に知ることが望ましいといえます。

○人生脚本という意味
 「人生脚本」という言葉は、G・フロイトが創始した精紳分析学を大衆向けにしたという「交流分析」の言葉。
 誰でもこの世に生まれると、それと自覚しないうちに、私の一生の生き方の物語は例えば「親と同じようにサラリーマンとして生きることに決まっている」ので、サラリーマンとして生きるには、これこれの学歴を身に着け、これこれのことを学んでおかなければならない、と無意識/潜在意識の内に決めて、その通りに実際生きるのを、分析的に客観的に捉えて、これをそのヒトの人生脚本と名付けたものです。
 人生脚本は、個人的なもの、家族的なもの、民族的なもの、歴史的・時代的な課題など、実際には色々あります。
 また、立派な人生脚本もあれば、人生の敗北者や犯罪者として生きるという人生脚本もあります。
 しかも、何の人生脚本を自分/自分たちが生きているのかは、自明ではなくて、無意識/潜在意識の心の中に隠されていることがあります。
 問題は、例えば医者として個人病院を経営する親の跡を継ぐようにと子供のころから言われ続けてそのための勉強もしてきたけれども、本当は考古学の学者になりたいとか漫画家になりたいという強い願望があって、親の期待との間で悩み苦しむというよう場合に、親の決めた人生脚本から自分を解放するのにはどうするのか、というようなことです。
 このときに、交流分析による分析が役立ちます。
 また、無意識/潜在意識的な人生脚本を意識化して、これを修正し、破棄して別の人生脚本を採用しなければならないこともあります。
 この場合に、Ω神が全てのヒトに定めた原型的で基本的な人生脚本を知って、これを採用する生き方があります。

○Ω神が定めたヒトの生きる目標と人生脚本の採用は人生の過程で待ち伏せる数々の誘惑や落とし穴から身心を自然に守ってくれる
 Ω神が定めた人生脚本を自覚的に意図的に採用して自分の人生脚本にすることは、人生の過程で巡りあう様々な地獄行きの誘惑や落とし穴から、ヒトを自動的かつ必然的に守ってくれます。
 例えば、自分が心から恋し愛した相手の子孫を残す、と固く心に決めて、これを堅持していれば、あり得ない相手との想定外の出会いで身心に備わっている性と結婚の原理が身心化している本能的な仕組みの誤作動でいとも簡単に不倫関係になってしまうことを、こうなる前に察知して避けたり、体が目的で密かに近づく男を本能的に直感的に避け、遠ざけけたりすることができます。
 また、身心の安全・無事を知らず知らずの内に自然に確保し、病気等から身心を守ることを、無意識/潜在意識の心の働きが全て自動的かつ必然的にやってくれます。

○室井佑月さんの真っ当なコメントとこれへの反応
 番組に参加していた室井佑月さんは、「恋愛と結婚の目的は、優秀な相手を選んで交尾して子供を生むことにある」とストレートにいいました。
 しかし、これに反発し、自分の子供を残すことは考えていない、という若者がいるのには、驚きました。
 「自分の子供は要らない、外国で私の子供の代わりになる誰かが生まれればそれで良い」という若者に対して、元銀行員だという方が、「今、ここにいるあなたは、ご先祖さまが延々と命を引き継いで来た結果の存在であることを忘れて、あなたのところでその命を絶つおつもりか?」という趣旨の発言をされました。
 つまり、彼は、ヒトという生物としてまともに育っていない、ということです。
 一般的に言えば、国家が、社会が、学校教育が、家庭の躾が、子供たちを、国民を、ヒトを生物としてちゃんと育てることをしていない、ということです。
 言い換えると、Ω神がヒトに付いて定めたヒトの生き方の原理を知らないということです。

○夢が持てない、将来の自分の夢を描けないという若者
 番組の参加していた若者の中に、会社に入れば、自分が社長を目指しても、既にその座は大人が占めているという、自分が将来就くべき社会的なポストは既に大人が占領していて空きがない、という発言がありました。
 また、日本の未来に関してマスコミの報道は、希望が持てず暗いというマイナス情報ばかりで、これでは、将来の自分の夢を描いても実現できない、という発言をする若者がいました。
 しかし、彼らの発言は、夢を描き、夢を実現する自然法則としてのヒトの生き方の原理の存在を、未だ知らないための杞憂だということができます。

○夢は過去にも現在にも未来にも一切制約されずに今ここで直ちに常に絶対的に自由に描いて実現できる
 Ω神と世界Ⅰに常にある全てのヒトが夢を持つことは、過去とも現状とも未来とも一切関係なく、これらから絶対的に自由に、いつでも、何処でも、誰にでも出来るのです。→Ω神の化身かつ分身の存在のヒト=Ω人の持つ絶対的な自由意思
 しかも、抱き描いた夢は、必ず実現できるようになっている、この世界の成り立ちと仕組みが実在しています。

○日本のマスコミの抱える問題
 もちろん、マルクス主義/共産主義の提唱者マルクスの世界観が基本的に正しいと信じ込んでいる日本の唯物論者のマスコミ関係者とこの御用学者たちは、天然自然の存在の創造主であるΩ神の存在も、Ω神が定めたヒトの生き方の原理も全く知りませんし、これに何かの機会に接しても、オカルト的で非科学的な迷信!!! と受け止める以上の反応をしませんから、ヒトの生き方の原理を認めません。
 この結果は、日本のマスコミは、共産主義社会が実現しそうも無い日本の未来を、まるで決定論的に、宿命論的に、暗く希望の無い世界として描くのを定番にしているのです。
 特に、草食系の若者の話をする場合のような、これを解く鍵になるはずの「成功哲学」の存在や「ヒトの生き方の原理」の存在には一切触れないようにする傾向が、マスコミの討論番組にはよくあるようです。

 なお、アメリカのマスコミは、成功哲学を生み出した国であり、キリスト教信仰が生きている国ですから、成功哲学や宗教信仰を否定するのが、マスコミ人や現代人の使命や常識のような考え方は無いようです。

○何もかも自然にうまく行く原理を確認するのは別の文で
 Ω神が定めた人生目標とこれを実現する人生脚本を採用してこれを生きることが、なぜ自動的かつ必然的に上手く行くのか?
 この仕組みについては、別の文にします。

○まとめ
 俗に言う草食系の若者は、生物としてまともに育っておらず、ヒトの生き方の原理を知らないことが問題なのだ、という話をしました。
 ついでに、Ω神が定めた、ヒトの人生目標とこれを実現する人生脚本の存在にも触れました。


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

5月1日は鎌倉で歴史散歩  附 歴史とは何か

2010-05-03 14:14:18 | この世界の成り立ちと仕組み
 鎌倉で歴史散歩

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     


○鎌倉で歴史散歩の会に参加してきました
 一昨日の五月一日は、ある大学の史学会主催の歴史散歩の会に参加してきました。
 新緑と木漏れ日が美しい爽やかな初夏の一日でした。

○科学的な犯罪捜査と同じ歴史研究 千三百余年前の浄光明寺の敷地絵図を科学的学問の力で読み解く
 建武元年(1334年)頃に描かれたと推測できるという、鎌倉市の重要文化財 紙本墨書「浄光明寺敷地絵図」を元にして、現在の浄光明寺の境内の発掘(これはまだ一部しか行なわれていないそうです)と実証的研究の成果を踏まえて、その当時とはすっかり変わってしまっている今、現在の浄光明寺の敷地の地形の中に、千三百年余前の浄光明寺の敷地の姿を、私たちの心の中に再現する、というのが、一昨日の会の主題でした。
 紙本墨書「浄光明寺敷地絵図」に何が描かれているかを確定することは、現地の発掘と別の歴史的な資料で明らかになっている当時の歴史的な事実等を総合し、推理力を働かせた科学的な学問研究によって初めて明らかにできるものです。
 資料として頂いた絵図のカラー・コピーとこれを基にした略図を見ても、これだけでは何がどうなっているのかを読み解くのは難しいと直ぐに分かりました。
 この上で、浄光明寺の当時の姿を、当時とはすっかり変わってしまった現在の地形の中に観る、というわけです。
 現在の浄光明寺の敷地は、千三百余年当時よりも狭く、残りの部分は、数軒の鎌倉らしい豪邸の敷地になっていました。

 それにしても、千三百余年前の絵図がよく残っていました。
 これをその真偽の検証が可能な形で確実に読み解ける学者/研究者が、今の日本国にいることは、とても素晴らしい!!!!!
 全ての学者/研究者に神のご加護と幸あれ!!!

○過去の歴史を知る意味 その一 知的好奇心の働きとこの世界の成り立ちと仕組みの解明
 過去の歴史を知って何の役に立つのか!?
 こうお考えになる方もいるかもしれません。
 そこで、ここで、筆者の考えを述べてみます。

 世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組みについて、何か新しいことを知ることは、これ自体でとても楽しいものです。これに目覚めた人達は、人生がとても楽しくなります。
 知る事柄が、仮令遥か昔のことであっても、です。これに目覚めた「歴女」なる人たちがいるとか・・・。
 Ω神の化身かつ分身の存在のヒトにとって、自分が生まれ住んでいる世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組みをよく解明して理解することが、実際にヒトの生き方の原理を活用して生きるのに必要不可欠です。
 生きている環境について知る能力は、生物一般に共通する能力です。
 ヒトの場合、自然科学的な学問が、これをよくしています。
 但し、天然自然の存在のΩ神の発見には、この世界の成り立ちと仕組みを、確率的な偶然の働き+自然法則+エネルギー一の3語で説明し尽くそうとする自然科学的な学問は無力です。
 しかし、物質化しているこの世界の成り立ちと仕組みは、Ω神の存在を知らなくても、物質を直接支配している自然法則+エネルギーの働きを解明してこの知識を利用するだけで、科学技術的な製品を作ることができます。
 これによって、今現在、私たちが日常的に享受している文化・文明的な生活が成り立っています。
 例えば、天気予報、台風予報、津波予報など。
 またこうできるように、創造主であるΩ神は、Ω神の化身かつ分身の存在のヒトに好奇心+知識欲という心の働き/能力を、ヒトに備えさせています。
 しかも、何が実際に役に立つのか、簡単には判断できませんから/自明ではありませんから、とにかく好奇心+知識欲という心の働きは、この世界の成り立ちと仕組みに関して役立ちそうな知識をどんどん仕入れるのに役立ちます。
 このことに関して視点を変えて観ると、ヒトとしてより良い生き方を可能にする一般原理の発見のために、全人類総掛かりの探求をしてきたのだ、ということができます。
 ヒトとしてより良い生き方の一般原理は、Ω神とΩ神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みの中にその答の全てがあります。
 そこで、この世界の成り立ちと仕組みの創造主であるΩ神の発見に始まり、この世界の成り立ちと仕組みの解明、ヒトの存在目的と存在理由の発見、この目的を実現するヒトの生き方の原理の発見、ヒトとこの世界の成り立ちと仕組みとの関係等の解明に、全人類総掛かりの試行錯誤が行なわれてきた、と言って良いでしょう。
 実際には、自然科学上/学問上の大発見や全人類の福祉の向上に役立つ大発明の例と同じように、多くの人達の無意識/潜在意識の期待が生んだ宗教的な天才が時々現れて、天然自然の存在のΩ神が造っているこの世界の成り立ちと仕組みの解明に大きく貢献する、ということが繰返されてきた、ということができます。

○過去の歴史を知る意味 その二 殆ど無我夢中で生きてきた人類の歴史から学ぶこと 
 世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)からなる全世界の歴史(自然史+人類史)において、これまで地球人であるヒト/人類は、この世界の成り立ちと仕組みも、ヒトの存在目的や存在理由も、ヒトの生き方の原理も、全世界の歴史のゴール/最終到達点についても殆ど何も知らずに、また、これらの事を解明して自覚的な知識にすることの必要性と大切さも多くの人たちは知らずに、目先の事だけに心を奪われて、殆ど無我夢中で生きてきた、ということができます。
 この中で、ヒトは、その時々で、正義のために、何かの大義名分のために、一族郎党のために、民族のために、国家のために、ある時には善意で、またある時には悪意で、またある時には羨望と嫉妬に駆られて、それが自他にとって/少なくとも自分自身/自民族/自国にとっては良い事だと信じて、自らが出来る、しばしば命懸けの精一杯の誠実さと努力を傾けて生きてきた、ということができます。
 一般法則論的な世界観、歴史観で言えば、過去の人類の歴史は、地上に神の国を築く方向へまっすぐには向かわずに、迷走行動の繰り返しだった、と言って良いと思います。
 そこで、これを後知恵で判断して、日本民族が生きたこの国は、隣国に対しても悪さばかりしてきた国で、絶対に日本国の存在を認めないし、この象徴の国歌も国旗も日本国と日本国民の象徴の天皇の存在も絶対に認めない、という日本人、正しくは朝鮮半島か中国大陸に本籍/出自がある人たちがいるようです。この人たちが、自民族の国歌でも国旗でも自民族の出自でも無い天皇を認めない、というのは当然かもしれませんが、何か根本的に間違っていると言う事ができます。
 こういう人たちが小・中・高の教師になっているようで、多くの元もとの日本人の人までもが、こう教えられた通りに信じていて、例えば高校生や大学生が中国や韓国の高校生や大学生と対話をするときには、彼らに何か常に後ろめたい感じでいる節が見受けられることがあります。
 しかし、日本民族も、他民族と同様に、Ω神の化身かつ分身の存在としてのヒトです。
 全ての日本人の心の奥底=無意識/潜在意識の心には、こうだという情報が生得的に書き込まれています。
 無意識/潜在意識の心の中にΩ神が直接書き込んだことや、後からヒトが自ら書き込んだことは、やがて必ずそのヒト/民族/人類の体験になってあらわれる、という絶対的な因果必然の自然法則の働きがあります。
 しかも、他民族/異民族から侵略されず、異民族による過酷な支配を経験することなく、一万四千年以上を日本列島の豊かな大自然相手に穏やかに暮らした縄文人という日本民族は、心の奥底に書き込まれているΩ神の化身かつ分身の存在のヒトらしさを自然に素直に解発して体得することになったようです。
 このことは、神道の形になっているし、また、これまでの普通の日本人ならば、仮令山の中の村に住むヒトでも、まるで本物の悟りの体験をした人のように謙虚で穏やかで物事の是非がよく分かり、自らを絶対的に超越して存在する神仏を畏れ敬い、神仏の前で常に正しくありたいという感覚があり(昨年のことですが、目の前で大事な物を盗まれた人に対して「お天道様がちゃんと見ている」と言って慰めたのは、どこにでもいそうな普通の三十代の女性でした)、自らの存在や物の見方や考え方に絶対的な正しさや正当性の根拠を置かず、また、人の所為で生きているのではなくて自己責任で自助自立して生きるべき事を知っているし、異民族に対しても偏見がなく、対等感、ヒトとして平等の感覚を持っていることによく現れているように思います。

 鎌倉時代か室町時代か、記憶が曖昧ですが、確か武家法度を決めるに当って、話に聞いて知った外国の神様を含めて、全ての神仏に誓って、これを定めた自らも絶対にこの法度を守る、という起請文を書いたヒトがいます。
 これを、日本民族の歴史的な事実として知ることが出来るわけです。
 話に聞いて知っただけの外国の神様にまで誓いを立てるなんて、不合理で変だというのは間違いです。
 その当時、そして今でも、多くのヒトにとって、神仏の実在の証明は行なわれていないと考えているし、そもそも神仏とは如何なる存在であるのかも分からない中では、その実在を信じたヒトは、神仏の名で呼ばれる存在の全てに誓いを立てるのは、自らの存在や自らが持つ権力を絶対化しない謙虚さと真摯さを表明した、とても筋の通った合理的な考え方です。
 教育勅語でも、天皇自らがこれを大切にして守ることを誓っています。
 これらの点では、日本民族は、世界に類を見ない珍しい民族のようです。
 そして、この素質は、今の日本人の心情と立居振舞い方になって繋がっています。
 こうだ、と分かります。

 その昔、ヒト/自分の存在を超える絶対的な存在の前で真摯に正しくあろうとした人たちがいたことを知りました。
 しかし、今、国民の多くが変だと思っている政治資金疑惑に対して真面目に答えようとしない民主党の小沢幹事長が、検察庁の判断で不起訴になった件について、検察審査会が起訴相当の決議を行なったことに対して、直ちに、小沢氏を支持する国会議員たちが、検察審査会が検察庁の不起訴を覆すことを制限する改革をすると言い出しました。何とも尊大な人たちです。

○過去の歴史を知る意味 その3 色々あるけれども神の国の実現に向けて進んでいることの確認
 人類の歴史は、それでも間違いなく、地上に神の国を建設することに向かっている、と過去の歴史を知るとわかります。
 例えば、奴隷制度。
 これが存在した時代は、これが非人道的だとは誰も思わなかったそうです。→ジェームズ・ウォルヴィン著 池田年穂訳 奴隷制を生きた男たち 水声社 書評が読売新聞 2010年5月2日の朝刊に載っています。
 しかし、歴史的事実は、やがて奴隷制度は反人道的ということになり、奴隷制度の廃止に繋がります。
 これは、間違いなく、地上に神の国を築くのがヒト/人類の使命であることが、一つ実現した例になる、ということができます。
 ヒト/人類は、試行錯誤を繰り返しながら、いつか必ず、Ω神の化身かつ分身の存在のヒトらしくない間違ったことを止めて、正しくΩ神の化身かつ分身の存在のヒトとして生きるようになる、ということです、その無意識/潜在意識の心に書き込まれているΩ神の天地創造の目的に沿う形で。

 今、沖縄の米軍基地問題で、鳩山政権は、迷走気味です。
 歴史的な事実が教えてくれることによれば、沖縄に米軍の基地が不要になる時が訪れれば、自然にそれがなくなる、ということができます。
 現在、「昭和記念公園」になっている所には、私が学生時代の50年前には、米軍基地がありました。
 この撤去を巡って、砂川基地闘争という左翼勢力が大騒ぎをした事件がありました。
 しかし、時代と共に、世界の軍事情勢が変わり、アメリカの戦略目標も変わると、自然にその基地の役割が終りました。
 こうであることが、過去の歴史をみれば分かります。
 沖縄は、今、現在、軍事大国化しアジア全体(日本国もこの一部)を支配下に置くつもりらしい、自民族絶対中心主義の共産党一党独裁の中国と、非常に好戦的な北朝鮮に睨みを利かせるために、アメリカにとっては手放したくても手放せない地政学的な位置に置かれています。
 これでは、沖縄の反基地闘争を支援するつもりの左翼の鳩山政権がどんなに頑張っても、今すぐにはどうにもならない、ということができます。
 しかも、反米で親中国の売国奴的な鳩山政権が、全人類にとって厄介者のすれっからしの自己中心的な漢民族を、普通の出来のヒト/民族にするために人類史的な使命を果たすことは、期待できません。
 また、アメリカは、大東亜戦争/太平洋戦争の中で、南の島々で日本軍との烈しい戦いをして北上し、最後に沖縄を激戦の末に多大の犠牲を払って手に入れた、という歴史的な記憶を持っているそうです。
 この点でも、アメリカにとっての沖縄は、特別の思い入れがあるようです。それにしても、アメリカはよく沖縄を日本に返してくれました。
 こういう過去のことや現在の地政学的な状況に変化があれば、暴力を伴う反基地闘争をしなくても、自然に沖縄には米軍基地がなくなることになると、過去の歴史を教訓にして、誰にでもいえるようになります。

 とにかく、人類の歴史は、間違いなく、地上に神の国を実現する方向に向かっています。
 沖縄も、神の国の一部に入っているのは、間違いありません。

 歴史について、私見を簡単に述べました。
 この意図は、歴史の見方について、一般法則論における例により、一つの叩き台を提供することです。
 誰かが最初に的に向かって矢を射れば、この結果を参考に、次に矢を射るヒトは、自分の射方を調整できます。

○鶴岡八幡宮神社の大イチョウのこと
 鶴岡八幡宮神社の有名な大イチョウが、強い風で根元から倒れた事件は、皆さんもご存知でしょう。
 この当日のことを、宿直だったという南 権禰宜から伺いました。
 お話を聴いていて、大イチョウは(心)正しく倒れたのだ、と思い、こうそこで申し上げました。
 倒れる時刻が午前四時過ぎではなくて、参拝客が訪れる午前六時すぎならば、倒れたイチョウの木の下敷きになるヒトが出る可能性があったそうです。
 また、イチョウの木が倒れる角度がちょっと違えば、木の前にある「舞殿」(下拝殿)の屋根を直撃してこれを壊していた可能性があったのです。
 しかし、こうはならなかった。
 注連縄が張られていた大イチョウは、心正しく、自らが倒れること以外の事故を起こさないように倒れたのでした。
 大イチョウが強風で倒れたのは、運や偶然ではなくて、因果必然の自然法則に支配されて因果必然的に倒れるべくして倒れたのでした。
 ここに、何の不思議もありません。
 帰宅してからこの事実を再考しました。
 これで気がついたのは、鶴岡八幡宮の境内は、神域であり、聖域である、ということです。
 言い換えると、鶴岡八幡宮の神職を始めとする関係者によって、境内では絶対に事故や違い等が起こらないように強く念じられている場所、祈りで満たされている場所だ、ということです。
 こうだと気付いて、有り難さで胸が熱くなりました。
 なお、根元から倒れた後、埋め戻された大イチョウからは、若葉が芽生えていました。

 南 権禰宜による大イチョウの話を伺ったあと、同氏の先導で、鶴岡八幡宮に「正式参拝」しました。

○余談
 当日の参加者に、学部を卒業後、大学院に進んで、今はある博物館で学芸員をしているというお嬢さんがおりました。
 そこで、一般法則論で言う「恋し愛する相手との間でだけ子孫を残すためにある性と結婚の原理」の話を手短にして、恋し愛して結婚する相手との間での子孫を残すのだと予め自覚的に意図的に決めて、これを堅持することの必要性と大切さを、歩きながらしました。
 女性が子供を産む相手の男をよく選ばないと、これからの人類の未来は無い! とまで言い切りました。
 しかし、これは本当のことです。

 彼女と学部の学生たちには、源氏山の急なかつ段差のある山道を、走るように降りたものですから、足を取られて何度か滑って転んだ時に、手を取って支えて頂きました。
 ここで、改めてお礼を述べたい。

○追記 漢民族もΩ神の化身かつ分身の存在のヒトたち(5月4日)
 自己中心の自民族絶対主義の「すれっからしの漢民族」と、上の文の中でいいました。
 言い換えると、「Ω神の化身かつ分身の存在のヒト」とは言わないまでも、普通の人間として育って無い、ということです。
 昨日のNHKのBS放送で、日本と中国のジャーナリストが討論する番組の終わりの部分を見ましたが、自ら「大国の中国は・・・」という中国側のジャーナリストの発言があって、今、まだ、この段階なのだ、と思いました。
 話が飛びますが、アメリカのABC放送は、多数のニュースの中から何が放送で伝えるべき重要なニュースかを決める基準を次のようにしているそうです。→木村太郎 編著 テレビはニュースだ NHKニュースセンター9時の24時間 太郎次郎社 1985年
 NHKニュースセンター9時は、もう知らない方々が少なくはないかもしれません。個人的には懐かしさで一杯になりますが・・・。

 一、世界は安全か
 一、この社会は安全か
 一、家族は安全か

 アメリカも、自国の国益を追求している点では、他の国と少しも変わりません。
 領土や国益を守ることは、自国民の生存を守ることに直結しているのですから。→中国に侵略されて国土を奪われたチベットの悲劇を見よ!!!
 また、アメリカ帝国主義の大国であるが故に、他国以上に自国の国益を追求している、と一部の人たちは言います。
 しかし、アメリカの大統領は世界の大統領である、という自負がアメリカ国民の間にあって、世界の秩序の維持のために自分達の汗と血を流す覚悟が出来ている人たちがいる国です。
 本当に大した人たちです。
 世界政治の中核となる国連の本部もアメリカにあります。
 学問や科学技術分野でも、アメリカは、世界中から学者や研究者を受け入れて養成しています。
 即ち、アメリカは、自国の国益だけを考えている国では無い、ということです。
 月探査も火星探査も、アメリカ一国の為ではなくて、全人類的な利益をもたらすものです。
 そこで、一民間企業のABC放送でも、全世界的な視野で、地球上で起こることを見ています。
 こうであることがまた、大国を自任する国とその国民の責任でもあるはずです。
 しかし、今現在の中国には、大国を名乗るのに相応しい、全地球的、全人類的な福祉を考える視野がなく、自国の国益に反すると判断することはことごとく国連の議場で反対を唱えるなど、その「小」国振りを発揮しています。
 報道によれば、石油などの資源獲得に行った国で地元民と摩擦を引き起こしているようです。
 経済に勢いがあるから21世紀は、アメリカに代わって中国がリーダーになる時代だという人たちがいます。
 しかし、人類全体の福祉の向上には関心の無い自民族中心の中国が世界を支配するのは、人類にとっては悪夢です。
 世界は、アメリカ中心から多極化することが望ましいという人たちがいます。
 これは、Ω神が定めている「人類は一つ」から食み出す、日本の戦国時代のように群雄割拠になり、世界全体の秩序が乱れることを意味します。

 しかし、漢民族も、Ω神の化身かつ分身の存在のヒトたちであることにはいささかも変わりはありません。
 先日のNHKのテレビ番組「クローズアップ現代」で報道していましたが、「新人類」と呼ばれる人たちがいて、今現在の中国政府のあり方は変だ! という発言をインターネットでしていることを知りました。
 また、日本に来て住んでいる人たちや観光旅行で日本を訪れた人たちの中に、社会秩序が良くて平穏な市民生活が出来る日本と比較して中国社会のあり方はこのままではいけないと気付いた人たちがいます。
 四川大地震のあと、ボランティア活動をする若者が生まれたそうです。
 反対に、日本で子供の教育を行なうと他人を安易に信じる習慣ができて、本国に帰ってから困ることになると心配する中国人もいます。
 おりしも、上海で万国博覧会/万博が開かれています
 そこで、今、中国政府も含めて中国人が気にしていることは、世界から中国がどう見られているのか? だそうです。
 こういうことも含めて、漢民族の中国もΩ神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みの中に否応無しに組み込まれていくことになるでしょう。
 隣国の朝鮮半島の人たちも同じです。
 全地球人が全てΩ神の天地創造の目的の中に存在していることを確認する祈りをするのみ。
 以上


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。