25,26日の2日間で全国町村議会広報研修会が行われました。
議会だよりを作る上での注意点や心得などを研修しました。初日は、3名の方の話を聞きました。
1人目は、「わかりやすい文章表現・表記」佐竹秀雄氏で、正しい文書については、尋ねられるけど、伝わる文章かと尋ねられることがない。大事なのは、伝えること。切れ目があるかないかで、わかりやすさが変わる。予測通りだと納得するが、予測がないと(違うと)わからなくなる。などの話を聞きました。
2人目は、「読まれる広報紙のつくり方~情報社会のコミュニケーション~」田中里沙氏で、情報をどんなタイミングで、いつ出すのかを考えて、読者に伝わるかどうかを考えていく必要がある。さらに、【受け手の時間軸で】いつ読まれるか、どんな状況で?まで考えるとよい。ということだった。テーマを決めてかかる-1年に一回、半年に一回変わってもよい。発信後も毎回チェック、検討していくことが大事。
3人目は、
26日は、「議会広報クリニック」第2分科会 城市 創 氏で、各町村議会から出されている広報紙から良い点、改善点を指摘されることを研修しました。
・公債費など、専門的で分からない言葉には、注釈を入れる。
・写真の顔の向きは、内側へ。
・校正記号を用いて校正をする。(JIS法で規定)
・予定地などは、地図を載せて印をするとよい。
・写真は、肖像権、個人情報保護法などがあるのでていねいに扱う。
・常用漢字にないものや読みにくいものは、ルビ打ちをする。など
感想としては、納得することが多くあり自信につながりました。各講師がいろいろな立場で講演をされたが、とにかく読み手があっての広報なので、読む人を意識し、分かりやすく伝えていくことが重要だと再認識しました。他町村の議会だよりの良い所を真似したり新たに工夫を加えたりすることで、よりよい広報になるように努めていきたいと思いました。