やまちゃんのおっさんぶろぐ

あくせくしなくなって来た団塊世代のおっさんの新米ブログVer.3

革砥を作る

2016年12月10日 15時33分15秒 | ふだんの日々

趣味でやっている刃物砥ぎも砥石の数と重い石で奥様から苦情が出るようになりました。

 

そこで子供の頃、親父に連れられて行った床屋と鍛冶屋で使っていた革砥を思い出し作ってみる事にしました。

 

床屋さんで使っていた革のベルトで砥ぐ革砥より鍛冶屋の縁台張革砥にする事にしました。

 

土台の板はホームセンターで端材(通称コッパー<木の端>と言う)を一本¥40-で買って来た。

土台に貼る革は100均の手芸コーナーで売っている本革の端切れです。

十分な長さが無い為、土台の幅に合わせて革本体を接着します。

接着後の端切れ革

ここまで準備が出来ましたので土台本体を持ち易くする為、荒削りをします。

そしてサンディングペーパーで手に優しい形に磨り上げます

すべての材料の加工が終わった後、革と土台木の接着です。

 

接着剤は時間は掛かるが接着力は強い物を革と木の両方に塗って器具で圧着します。

 

 

一晩置いた後、革の表面にミシン油と研磨剤を塗布、研磨剤は荒仕上げ、中仕上げ、仕上げ、最終仕上げの4つです。

 

材料費合計¥550-の革砥が出来上がりました。

 

”これで研いだ刃物の切れ味は如何に?”