保津川下りの船頭さん

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お盆特別企画 第三弾 ある渓谷を走る鉄道で起こった出来事・・・

2011-08-15 20:59:09 | スピリチュアル
時は明治後期・・・日本各地では鉄道線路が敷設されはじめ、、
日本近代産業発展の象徴と呼ばれ推進されました。

鉄道網は、山々や田畑を破壊しながら張り巡らされ、集落形態や
機能にも大きな影響を与えていくことになりました。

そして、それはこれまで地に封印され縛られていた因縁をも掘り起こす
ことになったのです。

呪縛から解き放たれた無数の念は、今もこの世を彷徨い続けている・・・


これはある山深い谷に敷かれた鉄道の話。

当時の近代技術の粋を尽くし、日本鉄道史にも残る鉄道線路が
深い谷山を削るように敷設されました。

谷合を流れる川を横断する巨大な鉄橋も、当時では最高レベルの
設計と施工方法で近代技術絢爛なる構造物でした。

さて、ここから本題です。

この鉄道完成に多大な力を注いだある偉人がいました。

その偉人、あろうことか、後年、自分が敷いたこの鉄道の脱線事故で
皮肉にもその生涯を終えることになったのです。
しかも、その象徴的構造物である鉄橋から川へ落下したことが
直接の死因というから何ともやり切れない。

事故後、懸命の捜索が行なわれましたが、どういう訳か?
彼の遺骸だけは見つかりませんでした。

結局「捜索は打ち切られ『行方不明者』として処理された。」
と、一部の文献には記載されています。

がしかし、本当は見つかっていたといわれています。
事実、死体の引き揚げに協力したという地元の男性の証言も
調書に記録されているといいますから、遺骸は見つかったのですね。

では、なぜ「死体は見つからなかった」という話がまことしやか
伝えられてきたのか?

実はこの死体発見が不可解な事情により見つかったということが
大きく影響しているともいわれ、また見つかった場所にも問題が
あるというのです。

この話によると、この鉄道線路の敷設工事中、路線計画ルートと
なる山裾の急傾斜地に小さな祠が発見されていました。
参道すらない山すそに建つ小さな祠は、もう長い年月、誰も参った
形跡すらない粗末なものであったため、線路敷設は計画通り進められ、
祠も移動させられたといいます。
その時、その祠の下から無数の白蛇が出てきたという証言もあります。

この祠の神様は「大山祗神(おおやまづみのかみ)」という日本を代表する
「山の神様」です。岩壁には「不動明王像」も彫られています。

偉人の遺族や関係者は「なんとか亡骸が見つかりますように」と京都市内の神社で
祈祷をしてもらったところ、神主は「これは大山祗神様の怒りだ」と告げました。
そこで、鉄道敷設で蔑ろになっていた「祠」をきれいに整備し直し、
参拝され、これまでのことを懺悔したところ、、不思議にも偉人の亡骸は
すぐに発見されたというのです。
それも、その祠の直下を流れる川縁に舞い込む様に沈んでいたと!


あれから約100年の歳月が流れました。

それ以降もこの鉄道では度々不思議な事が起こったといいます。

そして、私も昨年、この列車に乗車した時、はっきりと目撃しました!
こんなことを証言すると「おかしな奴」と思われるかもしれませんが、
見えたものは「見えた」と言うしかなく・・・

車窓から眼下の川を眺めていた時、対岸の石積みの上に
しゃがみ込み、こちらを見上げていた女の子の姿が・・・

その子はしばらく不思議そうに、そう「不思議そうに」こちらを眺めていて
私と目が合ったのです!そして・・・笑った・・・そう、確かに笑ったのです。


はっきり言いましょう。 夜、ここには無数の霊体の存在を感じます。

その場を通った時、冷たい風が私の頬を触れていくのを感じました。
これは、ただの思い過ごしなのでしょうか?


日本中の鉄道線路には、この様な話がいっぱいあります。

先日も北陸のある路線で、線路上に老婆が歩いているのを運転手が発見し、
急停車したが、間に合わず、接触事故を起したといいいます。
「やってしまった!」慌てた運転手が電車から飛び降り、
電車の下部を覗き込んだが、不思議なことに老婆の影も形もなかったいう。
これは翌日の新聞記事に掲載された実話です。

これと似た話は枚挙に暇がないほど、日本各地の線路であります。
一部、作り話や誇張される向きもないではないが、自然を無秩序に
破壊し、生きている生物や木など植物を虐殺したことは事実。

古来より自然信仰を尊ぶこの国の人々が、富国強兵路線を目指す余り
「人が中心」の西洋合理主義を輸入し近代化を果たしたことで、
「国の大地と地縛的な霊魂」が何らかのメッセージを
我々に伝えようとしているのでしょうか?

そこでは今も、多くの霊魂が彷徨っていると感じています。

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4 コメント

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あの時の・・・ (まの)
2011-08-15 23:26:12
お盆特集(?)怖々読んでましたが
列車事故の話にゾッとしました
 
・・・乗ってたんです私

20年以上前 所用で出かけ最終の特急列車に乗って帰る途中
真っ暗な田んぼの中(であろう)場所で 列車が急ブレーキ&急停止!
乗客がざわついていると 乗務員さんが震える声で「只今 おばあさんと接触し急停車をしております」とアナウンスがあり
「えー事故?」と皆何とも言えない空気になっていました・・・
数分後にパトカーと救急車が到着し 数人で列車付近を歩いてたんですが、しばらくすると両方引き上げ 何事もなかったかのように列車は動き出しました。

翌日も、その翌日もテレビのニュースもなく 新聞にも載らず 誰に聞いても「事故があったなんて聞かないよ」と。
・・・あれは何だったのか?
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Unknown (ひより)
2011-08-16 01:49:59
お盆特集を毎日楽しみ(?)にして読んでいますが、まのさんのコメント見て、より一層怖くなりました。
というか、こんな時間(丑三つ時?)に読むなよって感じですね・・・

乗船中には聞けない話ですね。
返信する
やはり… (はっちん)
2011-08-16 02:31:05
まのさんへ


乗ってられたのですね、その列車に… この記事を書いている時、漠然とですが体験者の方がコメントを寄せて下さるのではないか?と感じていました。やはり投稿して下さいましたね。
後の補償などが莫大に掛かるにもかかわらず、鉄道による自殺事故は全くなくなりませんね。なぜでしょうか?
鉄道に飛び込み、間一髪で命拾いをした人に話を聞く機会があったのですが「誰が呼ぶのだ」と話され、冷静さがなくなるらしいです。

怖い話ですね!

ご注意下さい
返信する
あるのです… (はっちん)
2011-08-16 02:38:09
ひよりさんへ。


確かに舟では話せないネタですね。

でも、川や山など自然の中では当たり前のようにある話です。

特に川は魂が集まる場所であることは、日々感じていました。
ありますよ、まだまだ怖い話が…
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