保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

神戸カップで戦ってきました!

2004-12-05 22:08:32 | 空手・格闘技
本日は極真・神戸カップ2004空手道大会の決戦日!
はっちん道場のファイター達7名も出場しました。

7名とも精一杯頑張り、一回戦は勝ったものの、少し力及ばず
残念ながら全員が2回戦を突破することできませんでした。

さすがは日本トップレベルといわれる関西極真の少年部です。
大人顔負けのテクニックで、はっちん道場のファイター達を苦しめてくれました。

子供とはいえ、スプリングのきいた左右のふり打ち、タメを利かしたパワフルな
蹴りのコンビネーション、その回転の速さには目を見張るものがあります。

中学生くらいになると下手な大人では太刀打ちできない組手をする者も。

はっちん道場のファイター達もこれらの子に一歩も引かない攻防を
繰り広げましたが最後の決定打がなく、攻め切れませんでした。
レベル的にはそんなに見劣りするものはないとは思いますが、
勝ちへの執念が相手選手の方が少し勝っていたということでしょうか。

結果的には残念なものとなりましたが、この大会に向けて辛い稽古を
泣きながらでもやり遂げ、この舞台に立つ事ができたことは
君たちのこれからの人生にとって最高の財産となることでしょう。
そして明日の勝利に繋がるものと信じます。

選手を応援し支えてくださった保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。
精一杯がんばった選手達を褒めてあげて下さい。
空手の大会に挑戦することは大人が考える以上に勇気のいることです。
それを自らが選択し、最後までやり抜いた彼らは素晴らしい子供達です。
はっちんは彼らファイターを誇りに思います。

そしてファイター諸君にもお願いがあります。
君たちが大会に向けて頑張ってこれたのは、君たちだけの努力で出来たのでは
決してないということです。君たちが練習に打ち込める環境を用意してくださった
保護者(お父さん、お母さん、祖父母さん)の協力があってこそです。
このことを決して忘れないようにしてもらいたいのです。
今があるのが当たり前ではなく、周りの人達に支えられているという感謝の心を
忘れず持つ事こそ、武道の精神なのです。

私の尊敬する師匠、稀代の天才空手家・大山泰彦師範がいつも仰られていた
‘武から入り徳に至る道’
(武術を極める努力を続けることで、徳ある人格を形成すること)
それがはっちん道場が追い求める空手の精神ですから。

                                 押忍!