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保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

台風12号がこちらに接近しています!

2011-09-01 07:12:53 | 保津川下り案内
これは非常に‘マズい!’です!

大型で強い台風12号が、その勢力を保ちながら私の住む京都へ向かています!

1日午前3時現在、日本の南海上をゆっくりと北西へ進んでおり、
このままだと3日(土曜日)の未明には近畿地方へ上陸する恐れが
出てきました・・・

このコースなら保津川も直撃!

この台風の北上にともない湿った空気が流れやすくなるため、明日あたりから
雷を伴う非常に激しい雨が降る恐れもあることから、保津川下りの運航にも
大きく支障ができることは必至です!

気象庁によると、台風の中心の気圧は965ヘクト・パスカル。
中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、
中心から半径190キロメートル以内では風速25メートル以上の
暴風となっているそうで、相当強い台風です!

近畿では250ミリの降雨量が予想されいます。

この通りなら、保津川下りも船頭の用語でいうところの
「川止め」という運航中止状態に確実になることでしょう。
保津川下りへのご乗船を予定されている方は、遊船HPなどで
事前に確認をとられることをおススメいたします。

また、西日本から東日本の太平洋側にかけて大雨の予報も
出されています。それらの地域にお住まいの方には
河川の増水、氾濫には十分注意してください。

川は一気に増水します。
とくに視界の悪い夜には、河原や川岸には近づくないようにしてください。

また、普段小さな支流の川であっても、危険です。ご注意ください。

奇しくも今日9月1日は「防災の日」です。

「大丈夫だろう~」という油断と「こうあってほしいな~」
「こうなるはずだ~」という希望的観測で行動するのではなく
自然の猛威には常に「最悪の事態」を想定した備えと心構えを
もって行動してくださいね。

台風一過ともいいます。

台風が通過して後は、爽やかな澄んだ初秋の青空が広がることでしょう。

保津川も最高の水量となり、豪快で迫力のある「川下り」を
体験していただける条件を迎えます。

是非、川の状況や運航の情報を収集され、お越し下さい。

台風通過後の青空の下でお会いしましょう!

「京都創造者大賞」に保津川遊船と嵯峨野観光鉄道が受賞!

2011-08-18 09:57:06 | 保津川下り案内
非常にいいビックニュースが飛び込んできました!


京都のブランドイメージの向上に務めた個人や団体に表彰される
「京都創造者大賞2011」において、私達保津川遊船企業組合と
嵯峨野観光鉄道が「大賞」を受賞することになりました!

保津川遊船が日頃、行っている河川清掃活動と渓谷の植樹事業などの
取り組みが評価されたとのこと。

大変、光栄なことと喜んでお受けしたいと思います。

私たちが始めた小さな活動ご評価されたことを
本当うれしく思い涙腺が緩むくらい感無量です。

嵯峨野観光鉄道さんは廃線路線を利用して1991年に開業。
以来、年間90万人以上の観光客が訪れる京都の人気スポットを創造した
ことで、地域経済と京都観光の活性化に寄与したことが評価されました。

同じ、保津峡での観光を支えている両者がこのたび、表彰されたことで、
ますます協力体制が強化され、京都観光はもとより、山や川の環境美化への
意識が高まり、地域の魅力が更に磨かれることを期待したいです。

表彰式は9月20日に左京区の京都大学百周年時計台記念館で開かれます。

この賞は「京都府、京都市、京都商工会議所と顕彰委員会」が創設し

毎年、表彰者を決定しています。

他に「おもてなし、環境部門」「アート・文化部門」「企業部門」
「未来への飛翔部門」など各部門も表彰もおこなわれます。。



(植樹事業終了後、みんなで記念写真)
中心になって活動を推進してくれた、森田孝義保津川遊船エコーグリーン委員長
の頑張りの成果だと思います。


お盆休暇に突入!保津川下りにも混雑予報が発令。

2011-08-12 20:50:08 | 保津川下り案内
さてさて日本全国、お盆ですね!

この休暇を利用して、お里へ帰る人、また家族で旅行に出かける人など
様々なお盆休みを過ごされることと思います。

保津川下りも毎年、この時期には大勢のお客さんがお越しになり
この夏一番のにぎわいをみせることが予想されます。

特に明日から16日の4日間は我々船頭もフル回転!体力、気力の戦いを
繰り広げることになると思います。

その傾向は今日もみられなんと84隻もの船が保津峡を流れていきました。

この調子なら明日は100隻越えもあるかもしれません。

まさに「保津川下り・混雑予報」が発令されそうな勢いです。

明日以降、正午頃から少し混雑が出て、待ち時間も出る可能性もありますが、
お時間の許される方は、新しくなった売店や保津川茶屋の抹茶わらび餅など
をご賞味いただきながら、お持ち下さると幸いです。

すぐに船頭も嵐山からUターンしてまいります。

保津川下りは通常午後3時半終了なのですが、トロッコ列車の亀岡駅から
保津川乗船場までやってくる直行バスが、道路状況等に影響により、
少し遅れることも予想されることから、4時を過ぎても出航することが
あります。嵐山に着くのが6時頃となりますが、まだまだ日が明るいので
夕方の予定に余裕のある方は最終船もねらい目です。
日が陰り、山々に吹く風も涼やかになるので‘涼’を求められる
方には絶好の夕涼み船となりますよ。
一度、お試しください。

なお、この期間中も個人での予約はお受けできませんので、ご了承ください。

さて、猛暑が続いております。

渓谷の山、川に吹く涼風とセミの鳴く声に耳を傾けながら、
舟に揺られながら、夏の思い出をおつくり下さい。

「保津川茶屋」この夏一番のおみやげ 「京風 抹茶わらび餅」

2011-08-10 11:14:08 | 保津川下り案内
保津川下りの乗船待合室に小さなお店を構える「保津川茶屋」。

このお店が今年の夏にお届けする新商品「京風 抹茶わらび餅」が
観光客の皆様に凄い人気となっております。

宇治抹茶を練り込んだ自家製のわらび餅に抹茶粉をまぶし
作り上げた「京都ならではのわらび餅」です。

従来のきな粉わらび餅と抹茶わらびの相性が抜群です。

抹茶のさっぱりした後味が、わらび餅の甘味を引き立て
しつこくなく上品は味わいです。


抹茶ときな粉という二色の色彩も鮮やかで、見た目からも
京情緒を感じながら味わえるわらび餅です。

保津川下りの船旅に持ち込めば、さらに京都の旅を体感と食感から
味わって感じて貰えること間違いなし!

今年の夏、保津川下りがお届けする、いち押しの「新商品」です。

是非、保津川下りの乗船場待合所でお求め下さい。

「抹茶わらび餅」のみ、また「きな粉わらび餅」のみの商品もございます。


「保津川茶屋」(乗船場待合室内)

「京風 わらび餅」 定価300円。
ソフトクリーム   定価300円。


GWの保津川下り、癒しのくつろぎを求めて。

2011-05-04 22:10:44 | 保津川下り案内
今日は保津川下りがGW中でもっとも混雑する日といわれる「なかび」です。

予想したとおり、今日は136艘の船が出航いたしました。

なんと、最終船は4時30分に出航です。

春は日が長いとはいえ、この時間までお待ちになってでも
「乗ってやろう!」と来て下ったお客様には、まさに感謝の
一言に尽きます。ありがとうございました。

130艘以上の船がGW中に流れたのは、2年ぶりのこと。

私も4回の操船となり、新緑の嵐山を日に4度、見させてもらいました。


さあ、明日は5日、こどもの日です。


京都・嵐山からJR嵯峨野線でたった1駅。

保津川峡谷・・・そこは緑に包まれた別世界です。

木々のこずえから緑の新芽が吹き出し、色鮮やかにして、
やわらかく、そして温かい、まさに燃え出でる‘いのち’の
いぶきと躍動感に包まれています。

瑞々しい新緑と渓谷を渡る爽やかな風に、ほっと癒される

‘くつろぎと贅沢な時間’。

明日もお客様の笑顔と歓声をのせて保津川下りの船は流れていきます。

是非、このGWは保津川下りでお楽しみ下さい。

お待ちしております。


☆明日も保津川下りは「予約なし」でご乗船いただけます。
 直接、亀岡の条船場にお越し下さい。
 また、嵯峨野観光鉄道でトロッコ列車&保津川下りのチケットも販売しています。
 お求め下さい。

 最終船は午後4時頃の予定。







新刊京都本・「いまどき京都職人カタログ」に紹介されました。

2011-05-02 22:13:30 | 保津川下り案内
1000年以上の歴史を有する京都にはさまざまな伝統を持つ
「仕事」が数多く存在します。

そんな京都の歴史と伝統、独自性を生かした仕事に携わる‘職人’を
紹介するニュータイプの京都ガイドブック「いまどき京都職人カタログ」が
このたび武田ランダムハウスジャパンから出版され、私が保津川下りの船頭
を代表し京都の‘職人’として紹介されました。

この本は「京都に住んで京都で働こう!」という副題でもわかるように
これから仕事に就こうとする若い人に、都会的ビジネス系の仕事ばかりではなく
長きに渡り、代々引き継がれ守られてきた伝統産業や地場産業に焦点を当て
その仕事で生み育てられる‘職人’という生き方を紹介しています。

従来の固定概念を離れ、少し角度変えた視点からの仕事を意識できる
京都ならでは、京都でしか作れない就職情報誌的な要素を含んでいます。

職種は舞妓さんや時代劇の殺陣師さん、能面師さん仏像彫刻師など
古くて新しい京都の仕事40職種から職人さんを紹介されています。

その中に保津川下りの船頭という仕事が選ばれたこと、また僭越ながら
私が紹介されたことは光栄の至りであります。

私自身、まったく畑違いのフィールドからの転身であり、転職当初は
400年以上の伝統と独特の職場スタイルを持つ「保津川下りの船頭」
という仕事に馴染むまで、相当悩み、苦しみました。つらい毎日でした。

師匠の厳しいが適格な指導の下、多くの同僚・友人の励ましや家族の支え
があり、なんとかここまで船頭という仕事を続けることができています。

今ではこの船頭という仕事を「天職」だと思えるようにもなり、
400年の伝統を引き継ぐ者としての「誇り」も持つことができました。

この船頭という仕事にめぐり合うことができて、私は本当に幸せ者だと感じています。

この本に紹介されている職人と呼ばれる皆様もきっと同じ気持ちで
お仕事をされているものと感じます。

今の時代、仕事に誇りを感じ、生きがいを見出していくことは
本当に難しくなってきたといわれています。


少し、目線を変えて「こんな世界もあるのだ」「こんな生き方もあるんだ」という
ことを知ってもらい、これからの仕事探しに役立てていただければ幸いに思います。


「いまどき京都職人カタログ」は「京都の不思議」など数々の
京都本を著作されているライターの黒田正子さんの最新著書で
全国の各書店またはネット通販Amazonでも購入できます。
定価は1600円です。

よければ、ぜひ、購入していただければ大変うれしいです。

よろしくお願い致します。

☆「いまどき京都職人カタログ」~京都に住んで京都で働こう~
  黒田正子著 武田ランダムハウスジャパン発行
  定価:1600円

「阪急電車で保津川下りへ行きたい!」中谷美紀さんが舞台挨拶で。

2011-04-30 23:38:17 | 保津川下り案内

先日もこのブログで紹介いたしましたが『阪急電車 片道15分の奇跡』の
初日舞台挨拶が4月29日、東京・六本木にあるTOHOシネマズ日劇で行われ、

主演の中谷美紀さんが「保津川下りへ行きたい!」
と壇上でスピーチ!

これは関東地域で初日公演となる同作品の舞台挨拶でのこと。

中谷美紀さんは戸田恵梨香さん、宮本信子さん、南果歩さんら出演者や

三宅喜重監督と一緒に登壇され、インタビューに答えたもの。


挨拶冒頭、中谷さんは「今、日本中が震災の動乱で疲弊しているかと思いますが、
日本中に温かい思いを届けたいとただただ願っています。この作品は、
失敗しても傷ついても、きっと立ち上がれる。自分の人生を肯定したくなる
ような作品に仕上がっています」と言葉を詰まらせ、涙を見せながら話し、
朝のテレビニュースやスポーツ紙でも大きく紹介されました。

その壇上で続けて「阪急電車は京都へも走っています。今年は嵐山まで行き、
保津川下りがしたいです。」と言って下さったのです。

テレビ局の中にはこの発言まで放映して下ったところもあり、
GWのこの時期にとてもありがたい援護射撃を頂いた気分です。

おかげどうかはわかりませんが、今日の保津川下りは大盛況。

さい先のいいGWを迎えることができました。


明日は天候が崩れるとのことで、少し心配なところですが
なんとかこの勢いを止めることなく、乗り切っていきたと
思います。

さあ、いよいよGWの本番です。

新緑まぶしい保津川へお越し下さい。


水しぶき、頭からかぶるぞ~保津川下り!

2011-04-29 18:18:26 | 保津川下り案内
GW初日となった今日の保津川は、朝から青空が出るよい天気に恵まれ
大勢のお客さんが嵯峨野観光鉄道・トロッコ列車やJR嵯峨野線、
また自家用車等でお越しくださり、終わってみれば72艘の船が流れました。

絶好のお出かけ日和になったとはいえ、今年のGWはさい先のよい
スタートがきれたものと喜んでおります。

また、川の水量もたっぷりで、急流部では豪快な水しぶきが舞い上がり
お客さん目掛けて襲い掛かります。

前列のお客さんには、わが社自慢の一流ブランド・セキスOのビニールを
お客さんの水避け用としてお貸ししているのだが、今日、最前列に座った
小学生のお子様2人は「そんなんいらん!」とこのビニールを拒否。

しかも「水にかかりたい!」とトンデモ要望まで。

もちろん、ご希望通り、波がうねる急流部で頭から足元まで行水状態になられました。

悲鳴とも歓声とも聞こえる、声を渓谷に轟かせ、船は嵐山へ。

でも、このよいお天気で船が着く頃にはすっかり乾き、満面の笑顔で
お帰りいただきました。


さて、明日はどうでしょう。

天気もよくまたお出かけ日和らしいです。

水量はまだまだ、多いです。

新緑がまぶしい渓谷の中を、豪快な水しぶきを上げながら
下る天然のウォータスライダーで思い出に残るGWをお過ごし下さい。



明日からGW。スリル満点の川下りをご堪能いただけます!

2011-04-28 22:30:27 | 保津川下り案内
明日からいよいよ、ゴールデンウィーク突入!

というのに、今日は秋のような肌寒さを感じる雨まりじの一日でした。

前夜からの降り続いた雨で、川の水量も一気に‘保津川下り最高水量・五人水’へ増水!
一艘の船に船頭が5人乗り込むから‘五人水’(常水時では3人)

豪快な水しぶきは、乗船されているお客さんの頭の毛まで濡らすほど舞い上がります。

明日はお天気も回復し、絶好のお出かけ日和になるとのこと。

水しぶきも心地よく感じられる一日になることでしょう。

もちろん、明日も保津川の水量は相当多いでしょう!

自然環境により、川の水量も日々異なる保津川下りですが、
その中でも今日のような‘五人水’や‘4人水’で下れる日は
年間でもそんなにありません。

日本一の迫力ある川下りを体験したい方は、
是非、このタイミングを逃さないで!


当日、予約なしでも乗船できますので、

新緑もまぶしく、春の恵みがいっぱいの渓谷の自然美をぜひ、ご堪能下さい。

渓谷にみなぎる‘いのち’の輝き!新緑の季節です!

2011-04-27 23:30:58 | 保津川下り案内
鮮やかに保津川へ‘春’の到来を知らせてくれた桜の花も散り、
今、木々の枝から初々しい若葉が姿を現し始めました。

いよいよ‘春たけなわ’目に沁みる、鮮やかな‘新緑’の季節やってまいりました!

新緑に彩られる保津峡は、年中でも最も活き活きとして
‘いのち’が芽生える躍動感にあふれる季節です。

その姿はまるで、紅葉が終わる昨年の晩秋から、深い眠りについていた山々が、
春の暖かい日差しに誘われて一気に目を覚ましたような賑やかさです。


しかも、ここ数日の春雨で川の水量も大幅にUP!

豪快な水しぶきが舞い上がる、迫力のある川下りをご堪能いただけます。

今日、岐阜県からお越し下さったお客さんも乗船する前に少しお話をしていると
「私は日本中の川下りを体験したが、保津川は京都らしく上品な川だから、
他所の川下りに比べ急流ではないな~」と評されていましたが、この水量と
渓谷の新緑をご覧になった乗船後は
「この激流は日本一です!景色の美しさもピカ一だった!」
と大絶賛にてお帰りになりました。


春のまぶしい陽光に照らされ映える山々の新緑は、桜や紅葉の頃とならび、
保津川の四季の美しさを見る人に感じさせてくれる風景です。

青く澄んだ空、渓谷を吹き抜けるそよ風、そして目にしみる若葉。
眺めていると、なぜか心も軽やかに生命力がみなぎってくるのがわかります。

今年のGWは、緑が放つ自然の生命力を浴びながら春の風情を満喫してみてはいかがでしょうか。