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保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

旧乗船場の梅が開花!保津川に春の到来告げる。

2011-04-04 23:39:57 | 保津川下り案内
今、保津川下り旧乗船場の梅が満開となっております。

桜の季節に梅?? 

と思われた方も多い事と思いますが、保津川では毎年
この旧乗船場の梅が満開になると‘春’近しの合図なのです。

旧乗船場とは、今年2月から保津川下りの乗船場&社屋が
新築整備され、リニューアルオープンされたことで、それまで
使用してきた乗船場と社屋を取り壊し、更地となっています。


その更地に残されたのが「梅」と「桜」と「楓」の木。

今まで保津川下りで、季節の移り変わりと風物詩として
訪れるお客さんを出迎えていたこれらの木々ですが、
今は何もない更地に立って、誰からも目を向けられることなく
静かに佇んでいます。


誰にも気づかれることなく、咲く梅の花。
この花が咲くといよいよ「保津川に春の到来」です。



梅の木の隣では、桜の蕾が咲く時を待っています。

梅と桜、咲く時が交差しているそれぞれですが、
保津川の春を彩るのには欠かすことができない花たちなのです。

お越しられたとき、少し時間があれば、ぜひ、ナナメ向かいの
木々を見てやってください。

ここにも確かな‘いのち’の輝きがあります。

ため息がでるほどの美しさ。保津峡の紅葉

2010-11-18 23:04:32 | 保津川下り案内
京都各地から「紅葉の見ごろ」たよりが届けられています。

川、峡谷の紅葉としては京都屈指を誇る「保津峡の紅葉」も只今、見ごろです!

雄大な山の景色、奔流となり流れる川、そして色鮮やかな紅葉!

今、保津峡は今年一番の「色の祭典」を開いています。

ぜひ、この華やかで鮮やかな、自然美が織りなす色の祭典を見に、
保津川下りを訪れてみてください。



モミジの葉が濃い赤色に染まり、浮あがるような立体感を演出します。


赤色、朱色、黄色、黄緑色など、葉が描くグラデーションは「はあっ~」とため息が出るほどの美しさです。

ありのままの自然環境が生み出した「本物」の紅葉を是非、舟上からお楽しみ下さい。


嵐山、近衛公別邸跡「料亭・松籟庵」の紅葉がきれいです。

2010-11-14 23:19:13 | 保津川下り案内
嵐山の‘紅葉’は、まさに今が‘見ごろ’となってきました!
大堰川(保津川)沿いの山にも赤や朱色、黄色といった色が
付きはじめ、秋の趣をかもし出しています。

そんな嵐山の中でも「最も赤く鮮やかな‘もみじ’」と呼ばれるのが
旧近衛文麿公の別邸跡である「料亭・松籟庵」の‘もみじ’です。
ここの‘もみじ’は葉の赤色の深さ、明るさともに
他の山の紅葉では見られない、鮮やかさです。

この旧近衛公の‘もみじ’は濃く深い赤色が入る葉と
明るいオレンジ色の葉がお日さまに照らされ、浮かびあがる
ようなグラデーションを見せてくれます。

今は料亭として人気の「松籟庵」ですから、食事に訪れられた方には
最高のロケーション風景をめでながらのランチタイムとなることでしょう。


私達保津川下りの舟も、ここの紅葉の下を通ると
必ずお客さんから大きな歓声が沸き起こります。

雄大な渓谷を抜けてきた川下りもいよいよ終盤に近づく嵐山で
川下りの最後の締めとして旧近衛公別邸跡の鮮やかな‘もみじ’
をご覧に下さい。

*この旧近衛公・別荘は昭和初期の貴族議員近衛文麿伯爵の別荘跡で、
いまは料亭・松籟庵(しょうらいあん)として料理屋を開いてられ、
湯豆腐や京懐石料理などが有名です。



保津峡にも‘錦秋の気配’。もみじが色づきはじめてきました。

2010-11-07 18:20:59 | 保津川下り案内
11月最初の休日となった今日。

京都では、急な朝晩の冷え込みと時雨が‘秋’を連れてきます。
保津峡の紅葉もぽつぽつと色づきはじめ、もみじの葉の先も
少しづつ赤みがかってきたようです。

今夏の猛暑や残暑の影響で、紅葉の色つきを心配する声もありましたが、
この色づき加減を見る限り、心配ないとみています。
この調子なら来週あたりから鮮やかで燃え立つような紅葉が見れそうな予感です!


嵐山でも、サクラやケヤキなどの雑木が黄や朱色に色づき、
緑葉と相まって見事なコントラストを描き出しています。

今週末あたりもみじも色つき、そろそろ嵐山も見頃の季節を向かえそうですね!

京都は秋はまさに錦

東山、嵯峨野、北山、など紅葉の美しい名所がいっぱいです。

保津峡もありのまま、厳しい自然環境に鍛えられた雄大で
美しい紅葉をご覧になれます。

ぜひ、今年も京都の‘紅葉’を保津川下りでご覧下さい。

日本伝統の観光舟運を世界へ!東京でフォーラム開催。

2010-11-03 18:06:15 | 保津川下り案内
明日4日(木曜日)東京の青山ウィメンズプラザホールで
NPO都市環境研究会主催の「観光舟運による都市再生・地域活性化フォーラム」が
開催され、我々保津川遊船が事例報告をおこないます。

開催時間は9:30~17:00まで。

保津川遊船企業組合の山田達也営業宣伝担当理事が「河川環境と将来展望」と
題して講演し、保津川と舟運の‘過去と今、そして未来’について遊船としての
可能性と展望を発表します。

その後は山田理事も参加した「伝統的川下りの国際観光化」を題材に
パネルディスカッションし、世界に向けた日本の舟運の未来を探る予定です。


日本の観光舟運を世界へ!

川の舟運で生きる同業者がお互いに知恵を出し、個性を磨き合いながら
伝統を生かした日本独特の観光事業として、世界の市場へアピールする
情報発信を行っていければ有意義だと思います。

☆観光舟運による都市再生・地域活性化フォーラム2010
日時:2010年11月4日 9:30~17:00
会場:東京ウィメンズプラザホール

保津川下りを利用して、京都で楽しいお盆の旅を。

2010-08-09 17:40:21 | 保津川下り案内
早いところでは先週末からお盆休みに入られた会社もあると思います。

保津川下りにも昨日あたりから、徐々にお客様が増えてきているように感じます。

これから一週間、保津川下りではこの夏一番の忙しさとなる「お盆シーズン」に突入ます。

毎年のことですが、お盆シーズンの中でも乗船場が混雑するのは14日、15日。
朝早くから駐車場が満車になるほど、全国各地から大勢の来客者がお越しなります。

さて、そこでこのブログをご覧の皆さまに、この混雑の「お盆シーズン・賢いコース」
つくりをそっとお教えしたいと思います。

まず、お時間のつくれる方はなんといっても、朝9時台の便にお乗りいただくことが一番です。

車などでお越しなるなら無料駐車場も空いており、なんといっても嵐山に午前中に着船するのがいい。
嵐山周辺のお料理屋さんで、鮎や鱧など夏の京都を代表する旬の京料理を食するもよし、社寺仏閣を
周るもよし、はたまた、足を延ばして東山や伏見まで行き、大河ドラマ「龍馬伝」関連の見学も可能です。
今、龍馬や維新の志士たちの御霊を祀る京都霊山護国神社や隣の「霊山博物館」で「京の龍馬伝」が
開催されていますし、龍馬御用達だった「伏見寺田屋」でも龍馬イベントが行われてます。

朝に舟下りをすると、午後から自分なりの「京都のフリータイム」が楽しめます。

さすがに朝早いのは無理という方は、JR嵯峨嵐山駅から「トロッコ列車」で保津峡を抜け
亀岡入りする定番コースはいかがでしょう。
ただ正午以降は、トロッコの乗車券や保津川下りの乗船券が売り切れるリスクはあるものの、
また体験したことがない方は是非、チャレンジしてみてほしい、素晴らしい景観美が楽しめるコースです。

トロッコ列車の乗船券が売り切れていても、保津川下りのチケットは十分販売されていることが
多いので、是非、「保津川下りのHP」等で確かめて下さい。

そして、午後から「涼しい保津川下りを楽しみたい」という方は、2時以降がオススメ。
(但し、乗船券が売り切れた場合は午後からのチケットは販売致しません)

夕方の涼しい谷あいの風を浴びて、昼間の火照った体をクルーダウン。

嵐山到着後は、是非、市内中心部で開催されている「京の七夕」へ足を延ばしてみてはいかがでしょう。
二条城前の堀川と四条から上流の鴨川には竹と灯りで彩る「光りのイベント」が今年初めて開催されています。
期間は6日~15日(日)まで。
わたしも近日中に行く予定ですが「新しい京都・お盆の風物詩」として期待されるイベントです。

16日の「五山の送り火」まで、伝統・新興入り混じりで京都は「お精霊さん行事」がいっぱい。


お盆ほど、京都が京都らしい時期はないのかもしれませんね。

是非、この機会に保津川下りを利用して、京都のお盆シーズンを存分に楽しんで下されば
嬉しいと思いますので、大勢の方々のお越しをお待ちしております。


乗船場に現れた「蛇と蛙」をみて・・・

2010-05-07 13:32:48 | 保津川下り案内
昨日、保津川下りの乗船場で思わぬ光景を目にしました。

それはシマヘビが小さな蛙を咥えて、乗船場の上を行ったり来たり・・・

蛙はお尻のほうから咥えられた様子で、蛇はなかなか飲み込めなくて苦労しているようでした。

この珍しい光景に船頭たちも集まりだします。

「咥えたまま、こっちに来る!」「蛙、奪出できるか?」など口々に話しながら、
蛇と蛙の姿を眺めています。

船頭の見物客など気にせず、なんとか蛙を飲み込もうと顎を外し口を広げる蛇に対し、
足をいっぱいに広げて飲み込まれまいとする蛙。
攻防は5分ほど続きました。

首を振ったり、持ち上げたりする蛇ですが、ここでは埒があかないと思ったかの?

蛙を咥ええたまま、ツツジの植え込みの中へ姿を消しました。

この蛙の運命はどうなったか?定かではありません。

しかし、ここにも‘自然界の摂理‘である「いのちがいのちを支えている」現実が展開していました。

こんな光景を何気に見ることができる「保津川下りの乗船場」はまさに自然の中の港。

その下には天然記念物であり、絶滅危惧種である「アユモドキ」も生息しているらしい。

この乗船場も来年には姿を消し、存在しないのです。

自然にとってもっとも厳しい存在のは人間なのかもしれませんね。

いよいよGWへ突入! 春爛漫、最高の川下りをどうぞ!

2010-05-01 00:08:31 | 保津川下り案内
ここ数日、春らしい爽やかな好天に恵まれ、保津川下りにもやっと、
例年の春、観光シーズンを思わせる賑わいが戻ってきました。

昨日は、まだGW前の平日というのに、朝から大勢のお客様がお越しくださり、
我々船頭も下り終えた嵐山から、トンボ帰りで保津の乗船場に戻り、なんと、
昼ごはんを食べる間もなく、2回目の出航となるほどの忙しさでした。

悪天候と冬のような気温に泣かされ続けた今年の4月。
GWを間近に控えても、まったくその兆しすら見えないほどの
閑散とした来客状況が続き、嵐山にすら人通りがマバラな日々。

やっと調子がついた手ごたえを感じ、ただただ、ほっと胸を撫で下ろしているところです。

天候も味方につけ、いよいよ、今年のGWが始まります。

予約状況および電話等での問い合わせ等も多く、この5連休はちょっと期待しています。

例年でいえば3、4日あたりが一番混雑しそうな暦となっています。

この日に保津川下りをお考えの方は「保津川下りオフィシャルホームページ」に
流れるリアルタイム情報を参考にして下さい。

水量も多く、流れ自体が早いので、川下りの所要時間も短くなる分、
船頭が早く嵐山から帰って来れると思いますので、待ち時間もぐっと
短縮されるはず!
もしかしたら、待ち時間なしでご乗船頂けるかもしれないです。

新緑眩しい、キラキラ輝くような渓谷のなかを、豪快な水しぶきを上げて下る舟!

今年のGWは川下りをするには、近年稀にみる好条件が揃ってます。

是非、GWは京都、嵐山、そして保津川下りへお越し下さい。

保津川下りの船頭さん・MOVIE(動画)コーナーをはじめました!

2010-04-09 18:31:20 | 保津川下り案内
保津川下りの船頭、はっちんが撮影した動画コーナを設けました。

「YouTube」に動画を順次、アップしていく予定です。

このブログの左下「ブックマーク」の「保津川下りの船頭・はっちんのムービー」をからお入り下さい。       

 ↓ここをクイック!
http://www.youtube.com/my_videos

保津川下りの風景はもちろん、嵯峨野観光鉄道や京都の各地名所の‘今’を
ムービーで、より‘リアル’にお届けしたいと思います。

また、京都の観光地で活躍する‘人’も取り上げていければと思っています。

お楽しみください。

春爛漫!保津川下りの舟、最高水量をいく!(動画)

2010-04-05 18:44:37 | 保津川下り案内
桜もいよいよ満開!

保津川下りも大勢のお客さんがお越しなり、賑やかになってきました!

そこで今の保津川下り&保津峡をもっと多くの方にご覧頂こうと、
昨日の川下り風景を動画をアップしました。

この日は、「5人水」と呼ばれる保津川最高の水量でした。

最高の落差がある「小鮎の滝」や一番の難所といわれる「獅子ヶ口」など。
桜が咲く、華やかな春の渓谷。高く舞い上がる水しぶき。
保津川下りの醍醐味を思う存分味わえる一日でした。

撮影者はもちろん、私、はっちん。

以前、某テレビ局の放送用ビデオ撮りを請負い「映像ジャーナリスト?」デビュー」
を果たした撮影技術の腕も一緒にご覧下さい(笑)・・・実は激しい揺れにコケる場面も…

   こちらをクリックしてご覧下さい
         ↓
http://www.youtube.com/user/tomo8tt
http://www.youtube.com/watch?v=YZ6jv_np4Zc
《おまけ》
某新聞社の依頼を受け、動画ニュースに出演した時の映像もどうぞ。
私はっちんと現エコグリーン委員長の森田氏の共演という貴重な動画です。

「探訪・深緑の激流縫う匠の技 京都・保津川下り 」を「Youtube」で検索して下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=JusvIsKbd0w&feature=fvsr