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保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

冬舟・保津川下りでいく京都嵐山花灯路、明日が最終日です!

2011-12-17 23:54:12 | 保津川下り案内
師走ももう半ばを過ぎました。
街には煌びやかなイルミネーションがあちらこちらに輝き、クリスマスシーズンの装いです。

京都では今年最後の灯りイベント「京都嵐山花灯路」がいよいよ終盤を迎え、
嵐山・渡月橋周辺は大勢の人が繰り出し、寒さを吹き飛ばさんばかりに
最高潮の盛り上がりをみせています。

私達の保津川下りにも、夕刻より嵐山花灯路へ訪れる予定のお客さんがお越しなっています。

この時期、正午以降の嵯峨野「トロッコ列車」に乗り、終点の亀岡で下車して、
京都帰りは保津川下りの暖房船で川を下り、終着地である嵐山・渡月橋へ戻って
夕方からの嵐山花灯路を歩くというルートが定着しつつあると感じています。

「保津川下りでいく嵐山花灯路」
JR嵯峨嵐山駅→トロッコ列車→トロッコ亀岡駅→バス→
→保津川下り乗船場下車→保津川下り→嵐山着船場→
嵐山・嵯峨野散策→花灯路へ。

冬の保津川下りの船は、屋根をビニールで囲い、窓にはアクリル製のスライド式窓を使用、
内部は座敷スタイルとなりストーブが設置されていますので、天候のよい日はもちろん、
冷え込みの厳しい日、雨や雪の日でもポカポカと暖かい船内でゆったりと川下りが
楽しめる工夫がなされています。

花灯路では野々宮神社や大河内山荘などの名所を周り、幻想的な光で照らされた
竹林の小径をそぞろ歩きで散策できます。

歩き疲れたら「トロッコ列車・嵐山駅」で小休憩。
温かい豚汁やホカホカの豚まんにたこ焼き唐揚げなどの夜店も出ています。
寒さで冷えた体を温めるもよし!空腹を満たすもよし!


さて、今年の嵐山花灯路も明日がいよいよフィナーレです。

まだ、花灯路に行かれていない方は是非、保津川下り冬の暖房船を
で川下り都入りし、冬の保津峡・嵐山の魅力をお楽しみください。。


寒いけど温かい舟旅!今日から保津川下りは「冬期船」に変わりました!

2011-12-12 17:19:14 | 保津川下り案内
今日から保津川下りの舟は、冬使用の「冬季船」に装いを変え運航しております。

凛とした寒さと静寂の保津峡の冬。

こんな寒い季節でも保津川下りは休むことなく運航しています!

山に囲まれた渓谷はの空気は本当に寒いです。
しかし、そんな寒さの中でも温かさを感じて貰える舟旅、それが冬期船です!

冬期船は舟床上に柔らかいじゅうたんを敷き詰め、直に座って貰い、屋根と側面を
透明なビニールで囲い、アクリル製のスライド式窓が設置されている屋形船スタイルです。
視界をさえぎることなく谷間に吹く冷たい風をシャッタアウトできる構造です。

船内の中央部にストーブも設置してあり、船内はほっかほっか!身も心も温まります。



「冬に川下り?」というイメージを払拭するべく、地道に「温かい保津川の冬舟」を
しっかりアピールしていきたいです!

乗船される際にクッションなどを持参されて座られると
より快適な舟下りが楽しめますよ~。

ストーブは消防法上安全装置が付いていますので、急流での衝撃により
消火することもありますが、船内の温度は適度に保たれています。

もちろん、救命具もベルト式でかさ張らず、快適さと安全対策もバッチリ!

冬の京都は静寂の趣があり、まだまだ人気です。


保津川周辺にもボタン鍋で有名な亀岡・湯ノ花温泉や渡月橋・嵐山温泉街もあり、
春や秋とは一味違った‘寒くて温かい’情緒がある‘冬の京都’に触れてみてください。


冬の京都の楽しみ方の一つに「温かい保津川下り」をオススメします。

今、保津川は紅葉の見ごろど真ん中です!

2011-11-30 17:56:40 | 保津川下り案内
気候不順の影響などで、遅れていた保津川の紅葉ですが、
ここにきて次々と色づき、今が見ごろのど真ん中となり
錦秋の盛りとなっております。

11月の中旬頃が見ごろのど真ん中になる年が多い
保津峡の紅葉なので、かなりの遅れで心配しておりましたが
モミジの葉もやっと例年通りに近い鮮やかな色合いとなり、
美しい赤風景を演出しています。

明日から12月に入りますが中旬あたりまで晩秋の紅葉が楽しめそうです。

今週末の休日は保津川下りも予約が少なめとなっております。
予約なし、直接亀岡市の保津川下り乗船場にご来店下さっても
待ち時間なくご乗船いただくことができます。

保津峡~嵐山までの山々の紅葉、モミジ狩りは今がねらい目ですよ!

是非、寒くなる冬の前に、色づきいのちの炎を燃やす
木々の葉の姿をご覧下さいね。


霧の桃源郷の浮舟~幻想・夢幻の保津川下り。

2011-11-27 23:52:12 | 保津川下り案内
保津川晩秋の風物詩といえば朝に出現する深い‘霧’です。

乗船場辺り一帯は白く濃い雲海に包まれ幻想的な空間が広がります。

濃霧の中に保津川下りの舟が突然、姿を現します。
数m先すら見えない夢幻空間を漂い流れる姿はまさに桃源郷の‘浮舟’。
見る人を異次元の世界へと誘います。

この濃霧は保津峡谷へ入っても続き、山々の姿をうっすらと浮かびあがらせます。
浮びあがる山々は本当に実在のものなのか?
それより、ここは本当にいつもの保津川なのか?
それすら分からなくなるような感覚に見舞われる不思議な風景。

しばらく、そんな不思議な感覚を遊びながら、舟をさらに渓谷の奥へと
進めていると、急に身を切るような冷たい風が水面を勢いよく滑り、
上昇する現象が起こるのです。

この風こそ、私達を幻想空間から現実の空間へと導く川風なのです。

川風に乗り、勢いよく上昇し始める霧はまるで温泉から立ち昇る湯気のようです。

霧が昇っていくと、急に視界が明るくなり、白い霧の隙間から
真っ青な空が覗きだします。

夢・眠りから目覚めたような爽やかな‘青’。
霧と青空がツートンカラーの様相で混在する空のコントラストは圧巻!
自然が演出する究極に芸術品です!

自然が呼吸し息づいているのを確かに感じる瞬間です。
白い霧が薄まり、青空が広がると、まぶしく暖かい日光が射し込んできます。

霧が出ていた時の肌寒さは嘘のようになくなり、徐々に暖かさを感じます。

霧が完全に空に吸い込まれると、峡谷は晴天へ。。

一変した渓谷の風景に、先ほどまで見ていた霧の桃源郷は、
実は全てが幻だったのではないか?そんな錯覚に見舞われる
晩秋の朝の保津川下りです。

幻想的な保津川‘霧’が出現するのは晴れた日の朝限定で9時~10時頃まで。

晩秋の保津川下りは‘紅葉と幻想の霧との競演’という
自然がつくりだす芸術の宝庫、まさに‘桃源郷’です。

幻想空間・晩秋の保津川下り、この風景と感覚を
是非、多くの方々にも体感してほしいと思います

保津峡の紅葉が赤く色づきました!

2011-11-18 21:53:11 | 保津川下り案内
少し遅れていた保津峡の紅葉ですが、いよいよ葉に赤みがかかり、
見頃の時が間近になってきたのを感じます!

色づきはじめるこの時期の葉っぱには、徐々に多種な色が
浮かび上がり季節のうつろいをリアルに見る事ができます。

紅葉は葉先から鮮やかな赤に色づき、朱色、黄色、黄緑、緑
という5色を残しながら、秩序よく一枚の葉に並びます。

この五色紅葉が、眩しい秋の陽光に映え、まるでライトアップでも
している様に浮き上がる様は、見る人の目はもちろん、
心まで癒してくれるような美しさです。

川沿いの斜面という場所に生えている保津峡の木々たち。
生存する条件としてけして恵まれたものではありません。
年、数回は起こる洪水に晒され、葉はもちろん根っこまで
はがされそうになる激流にながら耐え抜いてきた木々ばかり。

しかし、その分、大自然の環境に鍛えあげられた野生の強さを
感じさせる野趣にとんだ美しさをかもし出します。

無造作に鉄道(トロッコ列車)の擁壁の割れ目から枝を伸ばし
赤々と紅葉する木々をみていると、その逞しさに見ている
者が励まされるような力強さが伝わってきます。

この荒々しくも美しい紅葉こそ、保津峡ならではの紅葉風景なのです。

さて、五色紅葉が見られ出すと、保津峡の紅葉本番はもうすぐです!

野趣にとんだ燃えるような真紅の紅葉風景は、保津峡のモミジ、カエデたちが、
いのちの炎を燃やしきろうとする赤さでもあります。

若々しいまぶしい新緑の葉として生え、厳しい自然と対峙し
耐え抜き、今、力強く色づく保津峡の紅葉。

多忙な日常を暫し忘れ、大自然が演出する四季の移ろいに
その身をゆだねてみてはいかがでしょう?

保津峡の紅葉がそろそろ見ごろを迎えます。

2011-11-17 23:20:26 | 保津川下り案内
朝晩の寒暖の差は大きくなってきたことで保津峡の紅葉は
一気に進み、赤みを帯び色づき始めてきました。

この調子なら今週末から来週にかけて、いよいよ待ちに待った
紅葉の見頃を迎えることになりそうです。

朝日のまぶしい日光に照らされる紅葉の鮮やかさと
午後の西日を受けてしっとりとした艶やかな紅葉は
同じ木々の葉でありながら刻により違った表情を見せ
秋の情緒を一段とかもし出してくれます。

深い渓谷を縫うように流れる保津川の舟に揺られながら、
移りゆく山々の景色をゆっくりとご堪能下さい。


秋深まる保津川下り最も大切なこととは???

2011-11-16 00:00:16 | 保津川下り案内
この秋一番の冷え込みとなった今日、保津峡の紅葉も一段と進み
鮮やかな色彩が織りなす山景色へと移り変わってきました。
そろそろ、保津峡の紅葉も見ごろ近しです!

そんな美しい風景をめでながら川下りを楽しんで貰うために
知っておいていただきたいこと、それは乗船前に必ずお手洗いを
済ませて頂くということです!

「なんだ~そんなことか~」と侮ってはいけません。
今日も現実にありました。

「おい、船頭、この舟にはトイレはないか?」とおじさん。
「すいません、ございませんのです・・・」と私。

「それぐらい、舟に付けて置け!」とのキツイお叱りも。

さてさて・・・保津川下りの舟は嵐山までの所要時間が約1時間40分。
その間、トイレ休憩は原則ありません。というか、峡谷の山の中に
トイレは設置できませんし、もちろん小型舟ではそんなスペースは
ございません。

「途中で舟を停めればいいのでは?」と思われるかもしれませんが、
川を下る道中は、急流箇所も多くにわかに舟を停船させる場所も
なかなかないのです

男性なら緊急事態として、最悪、舟の最後部から用を足す事も可能では
ありますが、舟は揺れるので危険もあります。また、女性は不可能・・・
まこと、辛抱できない場合は、舟が着岸できる安全な場所まで
辛抱いただき、その場に着岸後、山の大自然の中で用を足して
いただくとなると、結構、騒動になることも・・・

そうならない様に、必ずお手洗いは乗船所で済ませ下さい、お願い致します。
乗船場には1Fと2Fにトイレ場所を設置しております。

今日の様に冷たい風が吹く日や小雨が降る日だけではなく、天候のよい日でも、
午後2時以降に出航する舟なら、峡谷の中は日が陰り寒く感じる日もあります。
十分、ご注意くださいね。

お手洗いを辛抱しながら、舟に乗っていても楽しさ半減以下ですね。

昼食の宴会なので飲み過ぎた方などは、正露丸などを呑んでおく事もいいでしょう。

せっかくの紅葉した景色です。どうせなら美しい山々の風景を存分に楽しんでいただきたい。

何卒、よろしくお願い致します。

保津峡の紅葉も色づきはじめました!2011、燃えたぎる秋へ!

2011-11-14 22:42:49 | 保津川下り案内
ここ数日、朝晩の冷え込みにより保津峡の紅葉も一気に色づきはじめてきました。

ここ数年は、11月中頃から色づきはじめるという「遅い紅葉」が
続いていましたが、今年もどうやら?そのパターンのようですね。

保津峡ではトロッコ列車沿線沿いの若いもみじから、赤みを出してきますが、
今日下って行くと、鮮やかな紅葉風景の始まりを感じさせる木々の色に。

色づきはじめのモミジは、葉の先から赤くなり、一枚の葉に
赤、朱、黄、黄緑、緑という五色が入る、自然の営みを垣間見られる時期。

2~3日もすると葉は深く鮮やかな赤色と変わり、
これぞ‘大自然の中のもみじ’という力強さを感じさせてくれます。

また、保津峡では‘けやき’や‘さくら’などの木々も朱色や茶、赤に色づき
緑の木々と相まって見事なコントラストを描き出して美しい風景です。

今週末あたりには‘もみじ’も色づき、そろそろ嵐山~保津峡は
燃えたぎる秋‘紅葉’の季節を迎えるでしょう!

自然が演出する‘桃源郷’保津川の朝霧。

2011-11-04 08:58:34 | 保津川下り案内

昨夜の冷え込みにより、今朝は保津峡に朝霧が広がりました。

川も、まちも、覆い尽くす保津川の朝霧。

保津川下りの舟は、この幻想的な霧の空間を流れていきます。

舟はまるで雲の上を浮かんでいる感覚にみまわれる異次元世界

写真は渓谷への入口。
一寸先も見えない渓谷に吸い込まれていく‘浮舟’はまるで‘桃源郷’へ向かっていくかのようです。。

保津川の濃い朝霧は、盆地である亀岡の地形に深い関係があり、
深夜に盆地の底の温度が放射冷却により一気に下がり、
地表温度が保津川の水温よりも低くなる事で起こる蒸発現象です。

蒸発した水蒸気が低温の大気に冷やされ水滴に変わり
深い霧が発生するというシステムといわれています。

舟に乗る人を異次元の世界へ誘う保津峡の朝霧は、
晴天日になる朝8時~10時までの船にお乗りいただくと
保津峡谷に秋だけ現れる幻想風景をご覧いただけます。

霧が晴れるまではかなり寒く感じられるものの、大自然が演出する
幽玄な風景と大いなる働きの素晴らしさは一見の価値あり!

‘紅葉と幻想霧の競演’で演出する渓谷美を堪能できるのも
秋の保津川下りの魅力の一つだと思います。

是非、一度、体験してみてはいかがでしょうか?

色づきはじめる山々の木々を見上げながらの船旅を!

2011-11-03 07:19:54 | 保津川下り案内
今日は11月に入り最初の休日です!

保津峡や嵐山の山々の木々も、少しずつ色づいてきました。

天候もこの季節にしては、かなり温かくて24度くらいまでなる予報です。

秋晴れの爽やかな季節、日に日に変化をみせる山の風景を見上げながら
の船旅を是非、お楽しみ下さい。