保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

秋深まる保津川下り最も大切なこととは???

2011-11-16 00:00:16 | 保津川下り案内
この秋一番の冷え込みとなった今日、保津峡の紅葉も一段と進み
鮮やかな色彩が織りなす山景色へと移り変わってきました。
そろそろ、保津峡の紅葉も見ごろ近しです!

そんな美しい風景をめでながら川下りを楽しんで貰うために
知っておいていただきたいこと、それは乗船前に必ずお手洗いを
済ませて頂くということです!

「なんだ~そんなことか~」と侮ってはいけません。
今日も現実にありました。

「おい、船頭、この舟にはトイレはないか?」とおじさん。
「すいません、ございませんのです・・・」と私。

「それぐらい、舟に付けて置け!」とのキツイお叱りも。

さてさて・・・保津川下りの舟は嵐山までの所要時間が約1時間40分。
その間、トイレ休憩は原則ありません。というか、峡谷の山の中に
トイレは設置できませんし、もちろん小型舟ではそんなスペースは
ございません。

「途中で舟を停めればいいのでは?」と思われるかもしれませんが、
川を下る道中は、急流箇所も多くにわかに舟を停船させる場所も
なかなかないのです

男性なら緊急事態として、最悪、舟の最後部から用を足す事も可能では
ありますが、舟は揺れるので危険もあります。また、女性は不可能・・・
まこと、辛抱できない場合は、舟が着岸できる安全な場所まで
辛抱いただき、その場に着岸後、山の大自然の中で用を足して
いただくとなると、結構、騒動になることも・・・

そうならない様に、必ずお手洗いは乗船所で済ませ下さい、お願い致します。
乗船場には1Fと2Fにトイレ場所を設置しております。

今日の様に冷たい風が吹く日や小雨が降る日だけではなく、天候のよい日でも、
午後2時以降に出航する舟なら、峡谷の中は日が陰り寒く感じる日もあります。
十分、ご注意くださいね。

お手洗いを辛抱しながら、舟に乗っていても楽しさ半減以下ですね。

昼食の宴会なので飲み過ぎた方などは、正露丸などを呑んでおく事もいいでしょう。

せっかくの紅葉した景色です。どうせなら美しい山々の風景を存分に楽しんでいただきたい。

何卒、よろしくお願い致します。

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