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宇宙の秩序に調和しながらの煩悩達成日記

自己実現。そうです、願望実現を通して、自己をさらに深く知ってみようという実験の日記ざます!

セドナ 雪の日、そして最後の日

2011-01-31 14:36:59 | 瞑想にまつわる能書き
最高のお天気の日に25キロ歩破wwwできたし。
誕生日セッションは愉快だったし。
ボルテックスも3つ、訪問したし。

もう、十分かな?セドナ。
誕生日の翌日、相変わらずタラタラしてから、どっかプラプラと歩きに行こうかな?と
外へ出てホテルの駐車場あたりで!!



雪が降ってきた!!!




ぎょ!




私は速攻でホテルの部屋に戻って、タケノコみたいに重ね着してたのを脱ぎ捨て
寝巻Tシャツに!(笑)部屋はヒーターがガンガン効いてて、ホカホカなのです。
まあ、雪じゃしょうがないっすねえ(笑)
もう着替えちゃったし、外へは行かないな!



なんか嬉しかった。外へ行かない理由ができたこと。

その日は1日中、部屋の中で大好きなテレビ観賞で過ごしていた。
全然、退屈しない。セドナで10冊くらい本も買ったけど、これは後でのお楽しみ♪
というか、本を読もうとか、何かを書こうとか言う気に全然ならなかった。


ボルテックス。
最後のボルテックスは道を間違えて到達できなかった。
けど、長いトレッキングができた事の方が嬉しくて、ボルテックスなんかどうでも
いいや(爆)な心境です。



セドナでたっくさん歩いて、サイキックにも会ったし、ボルテックス巡りもしたし。
早く家に帰りたい、という気がしてきました。
この日、ホテルのロビーに無料パソコンがあったので、私は航空会社の電話番号
をゲットして、ロス滞在を1日短くしたのでした。

ロスはお買い物滞在、なので、1日でじゅうぶん。
今回のお買い物ターゲットは日本食。




この日はホントにどこへも行かず、ダラダラしていました。
何もしない事にたいして罪悪感も感じず、ダラダラできた事もウレシイwwww


そして翌日。
フェニックス行きのリムジンが10時ホテル発。
私の足首は最高に調子悪くて(笑)ちょっと重いスーツケースを引っ張るのも
足に負担がかかって、なんだか調子悪い。

リムジンは結構満杯。
運転手が気の利いた人で、セドナのあちこちを説明してくれた。
私はここで、アメリカのセレブが別荘を持っている、という話を聞いて、そうだ、
シャリー・マクレーンもセドナで云々、って本に書いてたっけ?とか思い出した
のだ。


リムジンの窓からの最後のセドナも、素晴らしかった。




私はこの写真を印刷して仕事場のデスクの上に貼ってるよ♪



セドナは呼ばれて行く、そうだが、ホント、その通りだと思った。
私はあまり人との交流もしなかったけど、それでも救援されたり、サイキックに会ったり
とても心に残る旅ではあった。



なんつうか、思考のプログラムが書き換えられたwwwそんな気がしている。




生きてる事も、そんなに悪くないかも?(笑) と思ったセドナの旅。




素晴らしかった!!



あれから3か月経過して、全てが記憶の彼方に消えて行くけど。
こうして写真を見ると、あのセドナでひとりで自由で時間もいっぱいあって
予定は全然無い(爆)気楽さを思い出す。



ほんと、楽しかった。
何もしてないのに、充実していた。
殆ど誰とも話さず。
メール見てないつうか、パソコンにも触らず。
何もしないシアワセと平和をたくさん味わった、気がする。



そうえいば、この帰りのシャトルでカップルに会う。私の隣に座ったカップル。
男性の方は間違いなく日本人。英語の発音で一発でわかりますwww
女性の方はとてもキレイな白人系アメリカ人。とても可愛らしい人だった。


一人で厚着してwwwバスの窓からやたらと写真撮ってる私が珍しかったのか何か
男性の方が話しかけて来た。



ああ、日本人デスカ?となったけど、女性が英語話さないのでずっと英語で。


男性は、フツーの人だったけど、女性はとーーーっても可愛かった。
あんましカワイイので、「なんでこげな男と?」(爆)と余計なお世話まで考えた。




まあ、見た目じゃないしね。

いろいろあるんでしょうよ。

さて、ワタクシの誕生日!サイキックのリーディングは??

2011-01-29 11:05:22 | 瞑想にまつわる能書き
そして、ついに私の誕生日♪
この日は10時にサイキックとのアポが入っていた。2ヶ月くらい前に予約のメールを入れた。
なかなか人気らしい彼女、私がセドナに滞在する9日間に、2日しか空いていなかった。
その2日は、私の誕生日を含んでいたのである!!


さてー。
たまたま歩いてたら、サイキックが住むストリートを通りかかったので、だいたいの位置は
わかるけど、住居表示番号とか確認しようと思って、サイキックからのメールを取りだす。


ええええええええ@@--------------!!!

ウソ――――――――――――!

なんと、私は誕生日の前日に退行催眠、そして誕生日当日にリーディング、というカタチで
同意していたのである。

昨日、セッション予約してたなんて!!
すーーーーーっかり忘れていた!!なんてこった!!

でもさ。
もう、過ぎちゃったんだから、しょうがないよね。しょうがない。ま、サイキックなんだから
怒ったりしてないと思うしwwwww

セドナに行く直前、友人の誕生パーティがあった。友人の友人してやってきた金満家ww
のアラブ人が、全員にアラビック香水をくれた。立派な皮張りの箱に入っている。
見栄っ張りのアラブ人、こういうとこに金を使うのだwww
クリスタルのずっしりとした瓶に入ったアラビック香水、みるからにキョーレツな香りがしそう。

なんてゆうか。
オイルに花を浸して何年もおいて?香油を作るらしい。煮詰めたりすんのかな??
クレオパトラも使ってたかもよ?
ナニゴトにおいて、オオゲサなアラブ人御用達のものって、「これでもか!」という感じが多い。
私は香りに繊細、とは思わないけど、アラブ人の伝統、「香木のけむり」耐えられない!
この香木、相当高いらしいですが、くさい!(爆)

脳幹にズドン、と直撃する香りなのです。5つ星ホテルのロビーに置いてあったりするん
だけど、私はその臭いをかいだ途端、その場を脱走します。文字通り、走って去る!
最初はインドのお香も強烈と思ったけど、慣れた。毎日、焚いてます。
でも、アラビックはダメ~。

で、そんな高級品を貰ったけど、私は間違っても使わないので、誰かにあげよう、って
思って、そうだ、セドナのサイキックにお土産にあげよう!と思ったのだ。
なんて素晴らしいアイデア!www

まあ、実際、中東の香油、って相当、ミステリアスっていうか、エキゾチックというか。
大変喜んでくれました。セドナでも売って無かったし。


私は約束の時間より随分早く着いてしまった。何しろ、足の調子が悪いので、どんくらい
時間がかかるか予想つかなかったのである。


サイキック、ワンダは普通の1軒家にお住まいでした。見た目、フツーの人。
家の飾り付けも普通。あまり家の飾り付けに気を使わないタイプか?
ま、他に趣味というか情熱を注ぐ分野があるんでしょう。

ワンダが入れてくれたお茶は、「くき茶」のティ-バッグ。
私自身がそんなにお茶ファンでもないせいか、くき茶のティーバッグ、初めてみた。
ああ、アメリカって国は、こんなにも日本食文化が浸透してるのかーと思ったよねえ。

熱いくき茶をズルズルしてるうちに、セッション部屋へ案内される。
私がワンダ、いいなって思ったのは、そのフツーさ!(笑)
私が座ると、私の目の前に、印刷されたホロスコープチャートと、パソコンの画面に
私の「魔法の地図「が映し出されていた。

そして、2時間あまり。
ワンダは私にはあまり、何が起きるとかいわなかったけど、「これからは、好きな事
だけしなさい。私達は自由、なのよ。」とさかんに言っていた。
そして私が自然を媒介とした、リトリート施設を作って、人々の霊性の目覚めを助ける
であろう、と言っていた。

しかも神戸で!!!



あり得ねぇーーーーー!!(爆)


今の時点で、そういう選択は無い。欲しくもないし(爆)
スコットランドのフィンドホーンのようなものを、私が主宰するんですと。
うーん。なんか全然、イメージ浮かばないなあ。。。。


他人の霊性の目覚めを助ける前に、私が目覚めないと(爆)


ワンダとの会話は2時間以上に及んだ。
まあ、ガンの特効薬の話から、イルミナティだのアナヌキン?だのにまで言及した。
とても愉快な時間だった。

確かに秀逸なサイキック、かも知れない。
受容?の人だなと思った。

2時間におよぶ雑談wwを、ちゃんと録音してくれて、後でメールで送ってくれた。
私はとーっても満足した。

神戸でなにかしら、なんてのは、選択の余地あるから、選ばなきゃいいんだしさ。


あと、世界の変容はもう始まってて、2020年頃の世界、って今と全然違うと。
「時折ネットで、日本が消滅するとか中国の属国になるとか目にしますが、日本は
2020年頃、消えてるの?」の問に、ワンダはニコヤカに笑って、「いまとぜんぜん、
違う状況になっている。」と答えてくれた。

まー、そんな先の事を心配してもしょーがないのでwww 私は今をソコソコ楽しんで
いこう、そう思ってる。




いつかまた、会いたいな、と思ったサイキック・ワンダ。
セドナで3人のサイキックに会ったけど、彼女が一番、信頼できる気がした。




という事で、私は楽しい2時間に満足して、まあ、私の誕生日でもあるし、
ワンダの推薦してくれたタイレストランに行った。
タイレストランの前に「スピリチュアル土産物屋」があった。ワンダが勧めてくれた本も
あったので、早速ゲット。
友人たちへのささやかな土産モノなんかもゲット。
クリスタルのコレクションはすごい、が、値段も凄い!wwww
けど、誕生日を記念して、ローズクオーツのブレスレットを買う。
ネパールだったら、30個買える値段wwww でも、誕生日だもんね、いいの、いいの。

お土産も買って、タイレストラン。
うむ。なんだかな、ですが、ま、いいや。数日前に行ったダイナーの激マズに比べたら、
天国のごはん、ですか。
タイ人とおぼしき女性がクルクルと良く働いていた。大きな仏陀のペンダントしてたから
多分、タイ人かな?



グリーンカレーとご飯、そしてサラダ。
まあまあ、でしょうか?一人分には量が多かった。半分でオーダーすればヨカッタ。



食い過ぎ! でホテルに帰る。
ダラダラしていたが、10冊買った本は全く読む気にもなれず、TVばっかり見ていた。

そうそう。


サイキックに見て貰おうかと思って持ってきた写真。
それを、ホテルの裏庭で燃やした。
私の誕生日の記念行事、として。


というわけで、それなりに満足した誕生日でございました。

ワンダの家の帰りに、救援してくれた車の人が言ってた「コーヒーポット」に歩いて行った。
私の足の不調はかなりなもんで(笑) たくさん歩こう、なんて意欲はすっかり薄れてました。





マッサージをする事で私自身が癒されました Byセドナのマッサージ師

2011-01-26 12:39:29 | 瞑想にまつわる能書き
メインイベントの翌日。
あれだけ歩いたんだから、もう今日はゆっくりしよー。という事で、何もしなかったような気がする。
お風呂とタイガーバーム(タイ製)のお陰で、思ったよりも筋肉疲労は悪く無かった。

私は市街地を歩きながら見つけた、フェニックス行きのシャトルバスの発着場所となるホテルに引っ越そう
と思った。なんかメンドーだし、山の上のホテルは風光明媚だけど、アクセスにモンダイ有り。
という事で、ガシガシ洗濯して、部屋の中はヒーターがごうごう!って感じでホカホカ。洗濯物は速攻で乾い
てくれた。

昼過ぎにタクシーを呼んで、市街地のホテルにお引っ越し。
案外、思ったよりキレイなホテルで、バスタブも深いのがありラッキー!TVもちゃんとありましたwww
ただ、山の上ホテルはコッテージだったけど、ここは普通のビル。私の部屋は2階だったので、喫煙の度
外へいかなくちゃ、なのがちょっと不便といえば不便。

チェックインして、荷物を運び込み、TV見てたけど、まあ、せっかく天気が良いのだから外へ出よう。
市街地を貫通する幹線道路を、ヨタヨタと歩いていた。午後、相変わらず人気がない。歩く人は、皆無。
ふと。
マッサージの看板が目につく。1時間52ドル?え?
サイキック1時間120ドルで、さらにチップ要請するけどなwww あまりに安いから、なんかカラクリでも?
と、ウソツキが多い環境に住んでるため(爆)すっかり疑い深くなった私は、疑心暗鬼ながらも筋肉疲労
がマッサージを欲しがっていた。

中に入ってマッサージを今すぐしたい、というと、マッサージ師は今帰ったとこだけど、携帯で呼ぶから
中で待てってことで、即決。
やってきたマッサージ師は、大昔サーファーだったような感じの人でやせ気味の筋肉質(笑)。
若い頃はすっげーハンサムだったのねー、って感じのおじさんでした。スポーツマッサージが得意分野
で、セドナの前はサンフランシスコにいて、有名な整体師から指圧を習った、と言っていた。
感じのイイ人だった。

仰向けに横たわった私に彼が最初にしたのは、「あったまった枕」を両膝の裏においたこと。
これ、初体験。えっらい気持ちいい!!枕というか、筒状で中にあずき大の石がいっぱい入ってて
それをあっためたもの。だからホカホカ気持ちイイ。膝の裏って、案外、重要なポイントなのかも。

とてもマッサージの上手な人で、たいへん心地が良かった。
私の気のせいなのかもだが、私は繊細なので(爆)ダンスとかマッサージとか他人が接近してくると
波動が同調しちゃうのです。
特にネガティブな波動は瞬時に察知するため、たいへんクタビレルのであるwww
私が時間とお金(個人レッスン)を投入しても、タンゴが上達しなかった理由はこれ。

相手が発するネガティブな波動を瞬時にキャッチし、そのせいで自分が委縮してしまう(笑)
まあ、気にしすぎ、なんだけどね。

なので、マッサージ嬢がやる気が無くて早く終えたい、とか思ってると、そういう波動を吸収してしまう。
そんな私は最初にチップをはずんだりして、マッサージ嬢の波動を高めてからマッサージしたりと
工夫?もしているのだ。


そういえば。
セドナの空港ボルテックスが一番パワフルなんだそうで。
最初にあったポーランド人のサイキックは、25年前にセドナに最初に来た時、ボルテックスのパワーが
あまりにも強烈で、遠くニューメキシコまで避難した、と言っていた。
「よく、あんなにボルテックスに近いホテルに泊まれるわねぇ。あなた、波動が合ってるのね、ボルテックス
と。」と言われたのだ。
なーーんにも感じなかったけどwww

ふと思った。
私は山の上ホテルに宿泊してた際、天侯不良もあって、ホテルの部屋にいる事がとても多かった。
車もなかったし、行く先も無いし、TVは面白いで、全然退屈せず毎日TVを嬉々として見ていた。
時差のせいかと思うけど、眠たくて眠たくて、TV見ながらうたた寝、の繰り返し。

そうか。
今思えば、私はボルテックスで自分自身を浄化し、エネルギーチャージをしてたんだな(爆)
まあ、なんとででも思えるので、そう言う事にしておこう。
なぜなら、セドナから帰ってきてから、周りは何も変わらないのに、私が劇的に変わったのである。
まるで、「私」というオペレーションプログラムを書き換えたみたいにね。

というわけで、クレンジング及びエネルギーチャージを終了した私は、山の上のホテルにいる理由、
も無くなった、というわけなのです。


さて、大変満足し、気持ち良くマッサージを終える。
ここで、モンダイ!!出口に大きく「チップ歓迎」みたいな事が書いてあった。
1時間52ドルって激安(と感じた)。 私が住む国と変わらない。でも、ココはアメリカ!なんだもの。
ひょっとして、マッサージ師は全部チップだけが収入なのかな?
アメリカ人なんだからさ、10ドルのチップじゃねえ。。1時間のマッサージなんだしさ。
10ドルといえば30ディラハム(←私の住む国の通貨)30ディラハムって私の大好きなタイマッサージ嬢
に渡すチップより少ないじゃん??
いったいいくら・…?

さんざん悩んでwww 私は40ドルをあげた。

さて、マッサージ師と少し世間話をした。以前はスキー選手のスポーツマッサージをしていたとか。
私のマッサージに関しては、素敵な事を言ってくれた。


「カラダにコリは少なかったよ。でも、マッサージしてて、とても気持ちが良かった。だからマッサージを
する事がとても気持ち良く感じた。こんな事はあまりないんだけどね。癒された感じ。」

私も全く同じ事を思った、のである。すげーな。


さて、チップ問題(笑)ホテルに戻ってレセプションで働く地元民に聞いてみた。私はヨソの国から来て
アメリカのチップ制度に詳しく無いんで、ザックバランに教え欲しいと。
おっさんは、「レストランに行ってサービス悪かったら、俺はチップ払わない。逆に100ドルの会計で、
サービスが凄く良かったら100ドル渡す。」とがなりたてたww。
隣にいたフツーのおばさんが小声で、「あなたのケースなら10ドルで十分よ。」
え?私40ドル払った、というと、おっさんは「彼は君を大好きだろう!」といい、地味なおばさんは
「甘やかしちゃダメ!」
なるほどね~。


マッサージを終えると、筋肉痛は消滅はしていなかったが、明らかに減少していた。
せっかく筋肉痛が改善したのだから、むやみに歩いちゃいけないと思い、ホテルに戻る。
途中にあるスーパーでビールをゲット。ホットドッグも食べたかった。私の住む国ではこういう場合、
絶対豚肉でないソーセージが使用されてるが、アメリカなら必ずポーク!
でも。私はそのセルフのホットドッグの使用方法がわかんなくて、断念したのであった(涙)


その夜、マッサージで緩んだ筋肉をまたもお風呂で温めて、タイガーバームをばっちり刷り込む。
大変満足な1日でした。マッサージ、毎日行こうか?って本気で思ったもん。


セドナ! この日から私の人生は変わったかもよ。

2011-01-25 13:38:56 | 瞑想にまつわる能書き
間もなく、1月も終わる。
セドナにいたのは2ヶ月前。随分昔のような、それでいて昨日のような。
不思議な旅でした。



さて、この岩山の間を登ったとこで、トレイルは終わっていた。何の標識も無しに。
終わり、つうか、こんな岩山、登れないじゃん! 多分、この山の向こうには・・・・。



行き止まりの場所に、ホコラみたいのがあった。たき火の後も若干あったりして。



でも、何故か直感で、「こりゃ、ボルテックスではないな。」と思ったのである。






とりあえず、周りの景色を眺めてひと息ついたが。




時計を見れば、2時半!




時計といえば、普段時計をしない私。行きの空港で煙草を探してたら、韓国製の煙草を
一箱買うと、腕時計がおまけでついていたんである。
普段は300円近い、バージニアスリムの極細なんですけどwww 売って無かったので
腕時計のおまけに魅かれて、韓国製品を購入。とっても安かったけど。
これがまた不味いったらありゃしないので、外が寒かったのも重なって、私の喫煙
回数は、セドナ滞在中、激減していました。



さて、テレビの天気予報によると、日の入りが4時半とか言ってたような?
ヤバイ!



日が暮れてきたら、周りになにも無いこの辺は、まっくらになって足元も見えない。
しかも、最低でも森を抜けないことには。。
こんな激寒の地で野宿なんかできないよ!



そう思ったら、物凄く焦ってきた。
久しぶりに、ワナワナするくらい焦った。



遭難するような場所ではなく、子供や犬がハイキングに出掛けるような場所である。
が、この寒さ、食料も水もなく、土地勘もなく、多分、夜になれば大通りでも交通量は
無しに等しいであろう・・・・。
そんなとこで、夜になったら、大変、たいへんよーー。




この頃、既に私の足は疲労で痛かったのである。
できればマッサージでも呼んで、うたた寝したいくらいだけど。



「夜が迫って来る!」



という恐怖感というか、焦りが、私を走らせたのである。
走る、つうてもこんな山の中。走るというより、急いで歩く、か。
でも、気持ちの中では疾走していたよ、私は。


そんなわけで、気が焦ってた私は、帰路は何の景色も見ていない。
目は開いてて、自然は360度私を囲んでいたが、私は何も見ていなかった。
ね。
これって、私達の日常でも同じ事よね。
何かに焦ってると、「何にも見えてない」

執着してると視界狭窄を起して、モノが見えなくなっちゃうのね。
せっかくの贈り物が目の前にあるのに、気がつかない。残念ね。


しかし、ネガティブ思考に支配された私、最悪の事を考えながら小走りに歩く。
もちろん、まだ起きてない事考えてどうすんの、自分?というツッコミも入れたけど。

でも、森を抜けるまでは安心しちゃいけない!

私はそう思って必死に歩いたのです。今思えば、ここで無理がたたって、足首に負担を
かけ、未だに回復中、なのですww


やっとこさ、見慣れたトレイルに出る。森を抜けた。
丁度、家族連れに会う。
確か、ツーソンという南部アリゾナだったか。 夫婦と子供。
話好きな奥さんで、ああでもない、こうでもない、私が住んでるクレイジーな国の話とか。

奥さんは言う。途中で野生のチータをみた!って。性格には足跡。凄く大きかったそうだ。
結構、犬を連れた人がいるから、犬では?というと、いやいや、犬よりもずっと大きいと。
そんな話をしていたら、草むらから犬がひょいっと出てきて、私と奥さんは絶叫!!!!

なにしろ、野生のチータの話をして盛り上がっていたところなのだ。

犬の後から飼い主夫妻が笑いながら歩いてきた。「繋いでなくてごめん。でも大人しい
犬だから。」と。犬は短毛で真っ黒。大型犬ww 
話好きの奥さんが、私達が驚いた理由を説明し、またみんなで笑う。


そんなこんなでやっと駐車場へつき、別れた。
まあ、駐車場についても、私は歩くんだけどね。

車道をとテクテクテクと歩いていた。
ホテルまであと15キロ?(爆)
でも、明るいうちに車道に出れたからヨカッタ。で、よーく見ると、街灯なんかない。山の中だ。
まあ、車道を辿っていけばセドナの街に出れるからいいか、と。



車道に出た安心感。
そして、無理矢理急いで歩いた疲れで、もう、足が動かない感じだった。
テクテクテク・・…ではなく、 ずる、ずる、ずる、という感じ。
なんか背中まで痛くなってきた感じ。
太ももも、腰も、どこもかしこも痛い(爆)

でもさ、自分で決めたんだもん。歩こうって。


という事で、とぼとぼ、ずるずる、と車道を歩いていた。


しばらく歩いたら、1台のレンジローバーがUターンしてきた。



「必要なら、乗っけてあげるけど?」



私は神の助け、というか神の助け舟?と思ったのでした。
もつろん、「いいんですかー?」んじゃお願いします、って感じでOK。カップルだったしね。

彼女が言う。
「ねえ、ホラ、トレイルで会ったじゃない?立ち話ししたでしょう?」
そういえば、カップルとすれ違って、この先は行き止まりですよ、ってな話をした。
でも、サングラスかけてたし、上着に脱いでるので、気がつかなかった。


私が朝の9時からずっと歩きとおしだということ。
ホントは足腰、全身クタクタだということ。乗せてもらえてあなたがたが天使に見える、とww
中東の砂漠の国で歩かない暮らしを何十年wwもしてること。
そしてこのセドナは私の私への誕生日プレゼントだといこと。
そんな事を話したと思う。

珍しく、私は明るくハキハキ、冗談なんか交えて元気よく会話していた(爆)

しかし、歩けば3時間の距離、車なら20分足らず。
ホテルへつく前に、私は深く感謝し、カップルに言いましたよ。

「ホントにありがとう。世間ではアメリカの事をいろいろ言うけど。私は今日、あなたがたに
助けて貰った事を一生忘れないし、この先の私の人生、常に
「American, they are greatest!! Thank you ! You made my trip!!」と叫んだのであるwwww

住所の交換もしなかったし、名前ももう記憶にない。フラッグスタッフに住んでいる、と。


私はこの人達に救援されなければ、あの後、3時間以上歩いたはずだ。
そんなの、考えられない・・…。



私は今回の旅、普段持ち歩かない「タイのタイガーバーム」の大びんを持っていた。
まあ、歩くことは予定してたので、持ってきたのだ。
これが大層、役に立った。毎晩、バームをふくらはぎに塗って、傷む箇所に塗って、翌朝、
かなり疲労が減ってたのを感じたものだ。


ホテルにあえぎつつ戻る。
やっと靴を脱いで、お風呂の準備。もう、よたよた、しか歩けない。
とにかく、足が重い、いたい、動かない!



そんな体調だったけど、救援されたことに、ものすご――く感謝していたので、カラダの
不調もそれほど気にならなかった。

ほんと。嬉しかった。あの親切。感謝、感謝。
私は安堵の気持ちでいっぱいになって、お風呂に浸かりながら、あのカップルのハピネスを
心の底から祈った。そして私の祈りは届いた、と確信した。


その日は、とても疲れていた。肉体的には限界。そして、同時に救われた事への感謝。
いろんな事がごったになっていた。

気持ちよかった!



そしてその夜。
相変わらずTVを見ては、寝たり、起きたりしていた。
ちょっと外へ出て夜空を見上げると・・…………!


うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!


星が、星が、天の川が、星が…キラキラキラ!!!
すんごく美しかった。
ずっと、ずっと見ていたかった、けど、あまりにも寒くて、長い間外へ出ていられなかった。

私の生涯で、ヒマラヤで見た、信じられない星空に次ぐ、素晴らしい星空だった。

ほんと。素晴らしかったのぅ~。


私はこの日まで、天侯に恵まれなかったりで、割と「なにもしない」事が多かった。
別に何もしなくても、雨はそのうち上がるし、星空は輝いてるし、、、。

ネットにも一切繋がらず、携帯もバッテリーチャージが面倒なので、使う時以外は電源を
切っていた。
私と外界を繋ぐものは、テレビ(爆)
ヒステリックに購買欲を煽っていたけどwwwwアメリカのTVチャンネルのいいとこって、
宗教チャンネルがあること!(爆)

何しろ長い時間、夜通しでテレビ見てるので、すっかり伝道師の好みまで出て来たwwww
Joel Osteen。最初、にやけた男性だな、と思ったけど、んまー、聞いてるうちに素晴らしく
説教されたww
優しいけど、確信のある話し方。私はとーーっても好きになって、セドナで本まで買って
きたほどだww

そして料理番組と、家のメイクオーバー番組。こればっか見ていた。
私を邪魔するものは何もなく、私はただ、何もしないこと、を味わっていたのである。
多分、この時期のセドナでなければ達成できなかったと思う。

素晴らしいのぅ~!

セドナの旅のハイライト!

2011-01-24 15:13:27 | 瞑想にまつわる能書き
やっと。ここまで来ましたか。

写真を見ないと、もう思い出せない(笑) けど、これだけは、どうしても記録に残したかった。
セドナ旅行での一番のイベント。
私はこの1日のためだけに、はるばるアリゾナくんだりまで出かけたのだ。





まずはその日の朝。素晴らしい青空が私を迎えてくれた。




アリゾナの空は、私が住んでる砂漠地方と比較して、数段大きいよーな気がした。
そして、今日も凍てつく寒さ。
冬に北半球に出掛けない私、氷が張ってるのとか、つらら、なんてものを見たのは何十年ぶり?www
なので、ミョーに感動した。

イルカのオブジェにつらら!! つららら~~!!




私は何故か無償に歩きたかった。天候に恵まれず、今までたいして歩けなかったけど、今日は!
一番遠くのボルテックスに行く。歩いていく。






地図で見る限り、片道13キロから15キロくらいありそうだ。まあ、良い。歩けなくなったらタクシー
呼べばいいじゃん!



最高の天気に恵まれ、私はテクテクと歩き出した。今日も歩いてる人なんかぜーんぜんいない。
でも、いい。
私は歩きたいのだから。







メインストリートの信号を5個過ぎたとこで、右折。そっから、ずーーーーーっと真っ直ぐに行く。
まあ、他に道路もないので間違えようがない。




静かでナイスな住宅地。
セドナはどこでもそうだったが、ゴミひとつ落ちてない。
私はテクテクと歩き続けた。


何台も車が通り過ぎて行った。ナンバープレートは、カリフォルニア、コロラド、ネバダ、そんな
感じで、近郊の車。
時折、屋根にドッサリと雪を積んだまま走ってる車をみかけた。
フラッグスタッフやグランドキャニオンでは、大雪だったそうだ。



ずっと歩いてるうちに、「誰も歩いてないのに、アタシだけ歩いててハズカシ~!」という、意味不明
なテレ(笑)は消えた。







自分の行動、歩くことを肯定的に考え出したら、歩いてる事自体が、どんどん楽しくなっていった。
だいたい、ハズカシイかも知れないけど、誰にハズカシイのさ?(笑)
知る人なんか一人もいないアリゾナで、何をハズカシがってるの?
別に言わなきゃ、誰も知らないんだよ、私がアリゾナで黙々歩いてること。



この日まで、確か6日間くらい。
私は誰とも会話していない(爆) 全然気にナラナイどころか、テレビを楽しんでいたので退屈しなかった。
他者との会話があないからといって自分と対話してたか、つーとそんな事も全然無く、
ひょっとしたら覚醒とか、ソッチ方面(爆)で何かあるかも、とノート持参したが、
最初の数日、出費を書き留めただけ。
まあ、覚醒なんか全然どうでもヨカッタ(笑)というのもあるけど、何かしら書き綴るなんてことが
途方もなくメンドクサイ事に思えたセドナの旅であった。




今となっては歩きながら何を考えていたのか記憶に無いが、大したことは考えてなかったww
時折、自分の思考を確認しては、「アホかいな。」と自分でツッコミを入れてみたりしながら
テクテク歩いていた。
もちろん、飲食店どころか店も一軒も無い。 私はミネラルウォーターの小さいのとリンゴ1個
持参してただけ。
まあ、1日くらい食わなくても死なないからさwww



テクテク。



なんか、微妙に地図と違うような。。。
でも、さすがに分岐点になると、標示が出ていた。
あそー。まだ、ココなの?? 地図の地名で確認しながら、自分の現在地を確認。
さすがに、セドナの地図の端っこのボルテックス、遠いわ~。
どうしてもダメ、となったらタクシー呼べばいいから。
とにかくこの日は、行き倒れるまで(爆)歩きたかったのだ。

テクテク。

あらら、急に小川なんか。
こんなに寒いのに見た目は秋?でも、体感気温を考えると、周りがまっ白雪景色でもおかしく
ないよーな気が、私はしたぞ。


セドナのすげえな、って思ったとこは、ゴミが全然落ちてないとこ。
私は季節外れにいたからかもだが、観光客は殆ど米国内、近隣の州の人が多かった。
私はゴミを平気で捨てるアラブ人やインド人に囲まれて暮らしてるため、ゴミの無いセドナ、に
いたく感動したのだ。
帰国してから、セドナの感想を聞かれると、「ゴミが全く見当たらないのに感動した!」と
いいまくって、聞く人をガッカリさせたものだが(笑) 本当だから仕方ないじゃないの。


誰も歩いてないセドナをテクテキ歩く私だったけど、特に好奇な目でみられたかどうか…
なんも感じなかった。
おしらく誰も気にとめていなかっただろう。私以外は(爆)

結局のところ、そんなもんなんだ。
自分が思うほど、モノゴトは深刻でもなければ、タイヘンでもない。
他人にとっちゃ、屁でも無い事が多いのである。

私はこの旅を通して、

・テキトーに自分を眺める
・気にしない
・いい加減で結構
・すぐ忘れる
・すぐチェンジする
・イイ事だけを数える
・考えない
・ハートが望む事をする

が、やっとできるようになった気がする。
歩いてるだけで、いろんな事が腑に落ちたのである。歩いてみるもんだ。


そして、やっとこさ、ボルテックス近辺に。
確か12時半くらいだったので、9時にホテルを出て、3時間半。





トレイルを歩きだしたわけだが、さすがにボチボチと人がいる。
犬と一緒な人も結構いた。犬達はうれしそうにピョンピョン走っていた。
私はそんな犬を見ながら、愛しの「ちこちゃん」を思い出していた(笑)



ちこちゃーーーーん!お土産いっぱい買ってかえるよ~!!

事実、セドナは物価高いのと、小型犬への土産なんか売ってないので
私は本とクリスタルを買っただけでした。
クリスタル。高いなと思ったけど、世界中からのコレクションで賑わっていた。
たいしたもんです。


トレイルを歩きだした途端、別れ道に・・・・。
うむむ。地図にはこの地名出てませんがな。
どしよー。

私は自分の直感に導かれて、右へ進んでいった。
空は真っ青に晴れ、とても気持ちの良い午後だった。



テクテクテク・・・。

地図によるとすぐボルテックスなんだけど、なんにもない。
地図を広げて、しばし考え込んでたら、米人女性二人組が通りかかる。
ボルテックスの事を聞いたら「知らないわ。聞いた事もない」とwww あらら。
地図によると、ゴルフ場の前にあるらしいけど、と私が聞くと、ゴルフ場ならすぐそこよ、と。
ああでもない、こうでもない、と少し立ち話をして別れる。



そうか、ゴルフ場はすぐそこか・・・・。
あ、ほんとだ!グリーンが見える出ないか・・・!




そして、なんとまた分岐点。
まったく分からなくなって、なんとか右へ向かう。
しばらく歩いて、どんどんトレイルが細くなってきたことに気がつく・・・・違う、この道じゃない!
ので、慌てて引き返す。



分岐点まで戻り、反対側を目指す。



もう、地図はアテになんないし、どの道道は1本しかないし、まあ、よい。



行けるだけいってみよ、そんな気になった。



20分に一回くらいは人に出会って、ハロー。



何故か帰る人ばっかだったけど。



テクテクテクテク。





道がどんどん細くなり、乾いた小川と重なったり、けもの道風になった。
どんどん森の中、という感じで、木が大きくなり、辺りが暗くなる。


午後の陽射しがさんさんと輝いてるのに、大きな樹木がたくさん枝を広げてるので
地面の落ち葉の上の霜は、まだ溶けていなかったし、ところどころに積雪もあった。



わー。



どんどん森が深くなり、ついでに、岩山に接近していった。


そうか、この岩山を越えてボルテックスがあるのか。それにしても誰もいないなwww


そんな事を思いながら、険しい崖を登りましたよ、私は。


そして。

そして。

そして。

絶景と共に私が理解したのは、





行き止まり!







ぎゃあ!

幻の空港先のボルテックス!

2011-01-06 08:27:37 | 瞑想にまつわる能書き
5日目!
5日目なのに、本格的に始動したのは昨日から?(笑)
まあ、天気も良く無かったんでしょうがないですね。

それと私は一切のガイドブックを持って来ていない。ネットで「セドナですべき100のこと」を
見つけてコピーしただけ。あとは、いつものように、どうにかなるでしょうという適当さ。

ホテルに置いてあったパンフレットと地図。アップタウンの商工会議所で貰ったパンフレット。
それだけ。なので結構熱心に読んだ…って1枚紙のパンフですけど。

この日、地図によると私の滞在してるホテルの先にボルテックスが有ることになっている。
でも、1度だけ歩いたけど、看版の類が最小限度しか無いのである。分岐点にしかない。
ので、トレイルはけもの道みたいのだから、なんか良く分からないのである。

マイルの表示なのでソレもよくわかんないし、考えようという気も起きないww 
けど、今まで歩いた感覚で、多分、2キロ以内かなと思ったのである。
地図が正しければ(爆)の話ね。


昔の私だったら、朝も暗いうちから、ダダダダと行動していただろう。
が、年老いたのか何か(笑)今回の旅は、そういう「なんかしなくっちゃ!」という焦りというか
マインドがサッパリ湧かなかったのである。

寒くてマインドも凍った?(爆)

かといって、朝は早起きなので、真っ暗いうちから起きてはいる。
が。
お風呂に入ったり、部屋を片づけたり、TVを見たり、適当な朝食を食べたりとかで、あっという間に
9時近く。
私は何か記録でもと思ってノートも持参したが、1行も書かなかった。

携帯は一応持参したが、日常使用して無い携帯で、使い勝手が全然わからなくて滅多に
使用せず。バッテリー充電も面倒なのでスイッチ切ったまま。
ノートPC持ってないので、パソコン環境無し。

ので、普段してる事を全然せず、ぼーーーーっとしながら朝を迎えていた。
寒かったからかな?

やっとこさ、外に出る。
とりあえず空港先のボルテックスに行ってみっか、とホテルを出た途端、道端の水たまりに
氷が張っていた!!!!!
ええええーーーー?? 氷が張ったーーー??
って事は零度以下になった、ってことーーー??



どーりで寒いハズだ。

私はセドナがこんなに寒いと知ってたら、きっと行かなかった(爆)



お約束の風景。朝、この風景を見てでかけて、この風景に戻って来る、そんな感じ。



セドナのカイラス!



この日は天気が今までで一番!でした。


さて、トレイルに合流するまでは、ホテル近所の雑木林、というか原っぱを歩く。
9時過ぎてるのに、まだ霜が太陽のひかりを受けて、キラキラ輝いていた。



こんなに寒いのに、サボテンって凍らないのだな、とか。
でも、とてもキレイな景色であった。



歩くのがとても楽しかった!



そのうち寒さも感じなくなって…



自然の中で癒されてる感じ。



ワクワクしながら歩いた。




それにしても、誰にも出会わない・・…? サンクスギビング週末で、ホテルは満室なのに?
みんな寒いので車で移動するだけ???



まあよい。
空気は澄みきって、空は真っ青。
昨日も早めに切り上げたし、朝ものんびりしてたので、疲れも感じないし。



ボルテックス、ボルテックス・…?

地図上ではこの辺だが、何もない。
この先は道らしい道もなく、なんか崖?じゃあ、ココがやっぱりボルテックス???
まったく体感する事がなかったため(爆)サインも全然無いので、わかりませんでした。



ボルテックス?



地図上ではこのあたり。とりあえず下からも撮って見る(笑)ボルテックス?

まあ、でもいいや。



どこからでも目にしたベル・ボルテックスとカテドラル・ボルテックスが見える。ステキ!



これはカテドラル。



いつもの私なら、妥協しないんですが、セドナの旅は妥協だらけでwwww全然気に
なからなかったのです。
ボルテックスでもそうでなくても、別にいいじゃないか、と思えて。

同じ道を戻るのもアレなので、ちょっと歩いてみる。
うっすらと人が歩いた形跡のあるところがある。もちろん地図には出ていない。



あれ?

何?

ハートの石が木の枝に!




ここにも。



そしてここにも!!



なんて可愛らしいのだろう。


私はボルテックスはわからなかったけど、こういう見知らぬ人との思いがけない
コミュニケーション?がとても嬉しかった!



なので、ウレシイ気分満載でこの道を歩いていた。



↑山の上が空港。


私が滞在した間、どこからも見えたベル・ボルテックスとカテドラル・ボルテックス。
まあ、滞在中にいけるだろう、と考えていたけど、細かい事はなにも決定してなくて
行きあたりばったり旅。


結局、空港近くのブッシュに戻って来たので、どうしようかと思った。
そんな矢先に2人連にあう。
ワシントンDCから来たという黒人カップル。フラッグスタッフに行ってセドナ。セドナ
は今日一日なので、できるだけ多くのボルテックスを廻りたいと。
早朝に空港ボルテックスに来て、そこから空港先のボルテックスを探して歩いてると。
でも、なんのサインも標識も無いので、諦めて戻るとこだ、と。

とても感じの良い人達だった。




私も結局諦めてホテルに戻る。
でも道に迷って
カテドラル・ボルテックスに行こうと思い立ったのであった。

道に迷って、空港下の住宅街に出てしまった。
ああ、ココは私が誕生日セッションを予約したサイキックが住んでる場所のはず!

幹線道路に出たら、レストランが道端に。とってもアメリカンな店構えの店を選択。
ダイナーっての?そこで早めのランチ。

もちろんバーガーをオーダー。この世のものとは思えないほどまずかった!(爆)
フライなんか石みたいに固かったし、ソースは化学薬品みたい?
恐れ入りました、という感じで殆ど食えず。



私はこの旅行でこのバーガーショップを入れても5回しか食事を外でしていない(爆)
寒かったのと、適当な店が無かったのと、食事は旅の目的ではなかったから。

あ、到着/出発の空港で、日本食食べたので7回!
13泊のスケジュールで外食7回。

ところで、食事を終えて時間があるのでタクシーを呼んだ。
待つ事1時間!で、カテドラル・ボルテックスへと向かったのである。
このボルテックスは山全体がボルテックスなので、ソレとわかる。
が、相変わらずボルテックス、なんて標識は全くない。
もしかしたら、「ボルテックス」そのものが非公式?(笑)なのかな。




ツルツルした山肌なので、登り難い。
昔の私だったら、絶対、ぎりぎり登れるとこまでトライしたと思うけど。



こんなとこで転落しても何だので、いいや、ここで。多分山そのものがボルテックスなんだし。



なーんて思って、頑張らなかったwww




しかし、こんな奥地の山の上、カテドラル・ボルテックスの向かいの山には、どう見ても
数億ドルはするであろう別荘がいくつかあった。
すげえな。



あとで聞いたら、ニコラス・ケイジ、シャーリー・マクレーン、マドンナ、ロバート・デ・ニーロ、
といった有名映画スター達の別荘が散在してるそうだ。



ここで出て来たシャーリー・マクレーンがまるで推理小説の伏線となるのであったwww







セドナ 4日目さらに西(だったと思う)に向かって歩いてみる

2011-01-05 16:04:03 | 瞑想にまつわる能書き
さて。
なんか日数を数えて記録するのがめんどくさくなったので(笑)
適当にまとめちゃおうじゃないの。

えっと、アップタウンからアート小路を過ぎて、適当に歩き出した。右手に私のホテル
のある山があるので、道路が山に接近した場所で、山をよじ登ろう、と思ったのである。


アート。私はこういう系はちょっと・…www


だれーも歩いてない道をテクテク歩く。
先には、ボルテックスである、ベル・ロックやカテドラル・ロックが見える。
道路と並行して、川が流れているので、川沿いの広葉樹が色つき紅葉していて
それはそれは神々しいほど、美しい眺めでした。





ふりむくと背後に壮大な風景が!すてきーーー!





途中の川沿い



道端に突然アート土産物屋が。そこにはチリがいっぱい売ってた。
ぶら下げ方が可愛かったけど、ちょっち買って帰るにも何でかな。



いっぱい売ってた。このチリの束は、ここでしか見なかった土産物。オリジナル?





1時間以上歩いたかな。
ゴルフ場が見えて来た。地図によると、ココに小川を越える橋がかかってるはず。

あった。



ゴルフ場のホテルの建物。
その向こうの山が私が滞在してるホテルの隣の山!



が、大きな看版に「居住者以外立ち入り禁止」。

この川を越えるとプライベートゾーン。



素敵な景色。



結構なお屋敷がいくつか山肌に張りついていた。この辺に有るって事はまず別荘。
ソコソコ立派である。そして、その山の上の方が空港なのよ。
私のような怪しい人が家の前の山をガサガサ登っていたら、へんに誤解を与えるか?
と、急に小心者になった私。
確か米国ってフツーの人でもライフルとか持ってたよね。




んー。見知らぬ土地で、誤解を与えるような怪しい真似はよしとこ。
私は山を登ってホテルに戻るのを諦めて、歩いてきた道をトコトコと戻り始めました。




これはセドナ写真のベスト3に入ります!



しばらく歩いたらKマートが。
ココでビールを買って、カップラーメン買って、タクシー呼びました。
待つ事45分。
でもビールが重いので持って歩けない。

タクシー会社の受付姉ちゃんに、「あんたの英語がなまっててワカンナイ!」と何度も
叫ばれた!(爆)
あら、そう?

やっと来たタクシーに乗って、運転手と世間話して、受付姉ちゃんがそう言ったけど、
と言うと、運転手はニコニコ笑って、全然OK。彼女はあまり経験が無いから。キニシナイ。
その後、数回タクシー会社に電話したが、彼女は「電話に雑音が多くて聞きとれない」
にコメントを変更していた。
で、毎回、向こうからかけ直してくれた。

この日、5時間くらい歩いた?
もうタクシーに乗ってホテルへ戻り、洗濯して風呂に入り、大好きなTVを見ながら
ビール。
夕陽が沈む景色はもう何回も見たので、結構!(笑)
寒いので外に出るのはめんどくさいっす。



ホテルには4時くらいに戻ったけど、そのまま外出せず、楽しくTVの番人してました。

セドナ4日目。ただただ歩く。

2011-01-03 11:30:29 | 瞑想にまつわる能書き
4日目。
この日も天気がいまいち。


でも雨が降らない限りはいいか、って事で歩き出す。
山を降りて幹線道路に出たとこで、「あられ」が降ってきた。
ぎゃーーー!
私のセドナ滞在の最大の難関は「寒さ」であった。
あんまし寒いので外に出るのが面倒になり、相当な時間をホテル内で過ごしていた。



まあ、青空がのぞいてるから、そのうち晴れるかな?



天気予報もみてたけど、近隣の都市はフェニックスとフラッグスタッフしか知らない
ので、地図にソレが無いとサッパリ。
気温の予想も華氏?なので、32とか画面に出ても、あまり実感が沸かなかった。



まあ、こうして写真でみると、すごい雲!カッコいい!



そして誰も歩く人のいない道を私はアップタウン目指して歩いていった。



アップタウンには商店街等があって、賑やかなとこらしい。





そしてアップタウンはクリーク沿いなので、川岸には樹木が生えてるので、こんなスバラシイ
紅葉が見られた。



アップタウンの町並み。



この頃から快晴となったのである。ありがたや。



しかし、素晴らしい景色ではあった。寒いけど歩いてきて良かったと思った。





私はアップタウンにあったクリスタル屋でサイキックに会った。
正直、すごーーい!人でもなんでもなかったが(笑)ボルテックスの話が面白かった。
聞けば、私の泊まってるとこにある空港ボルテックスが一番強力なんだと。
私がやたら眠かったのは、時差かと思ったけど、ボルテックス?なのだろうか。
わからない。



後は何言われたかな?あまり大したことなかったので忘れました(爆)

その後、アート街へと歩き出す。





とてもキレイな場所でございました。
でも、なんかアートそのものは、私の趣味ではないような。。。興味沸かず。



秋の気配。



ほんと、キレイだわ。










クリスマスが近い。





教会もあるよ。






そしてまた歩き出す。
私はこうして一人でテクテク歩いてる休暇、にあまり寂しさを感じなかった。
特に楽しいわけではないが、うーん、結構満足していた。
気楽でいいよね、一人旅。




2011年が来たぞ。

2011-01-03 11:10:42 | 瞑想にまつわる能書き
新年あけましておめでとうございます。どちら様にも良いお年を!

パソコンの調子がずっと悪くて、キーボードが反応しなくなったり、ネットの
アクセスが死んだりしてたけど。
一気に解決しました。親切な大家に感謝!ネットのアクセスを再インストール
して、んで、あまったキーボードもくれた。お蔭様で、こうしてタイプできます。
ありがたや。

キーボードがなぜか反応しなくなって3ヶ月。新しいのを買いに行けばいいものを、
なんか時間が無かったのである。
いろいろ試したら、スクリーンキーボードちゅうのがあったので、それを使用して
たけど、日本語の変換もわからんかったし、@マークなんかもワカランので不便で
あった。

キーボード反応しなくても困らないけど、あった方がずっと便利!
という事にしみじみしている新年でございます。

セドナから戻って1ヶ月。記憶も薄れ、感動も忘れたけど、写真を見ると思いだす。



山の上の空港の隣のホテル。ロッジというのか?戸建になっている。
秋の終わりの気配。私は何年も見てないので、とても新鮮でした。



結構、庭も整備されておりまして。近所から野うさぎが遊びに来ていた。



毎日見ていた風景。なんだっけこの山の名前。忘れたけど、私は密かにセドナの
カイラス、と思っていた。形が似てるです。



今こうして写真見てると、「空」がとても愉快、キレイで饒舌な気がした。


何もしなかったけど、ただ、セドナにいるだけで十分な気がしていた。