博物館に行ってきた!
当地に滞在していた考古学者が帰国するというので、その前に
ぜひ、博物館を解説していただきますツアーを実行したんである。
いやあ、楽しかった。
なんつうか、知的好奇心を満たす事が出来て、とっても充実したのでございました。
学者さま、ありがとうござんすです。
学者さんのご専門の石器時代の部屋しか行かなかったけど、2時間越、たっぷり満喫したのでござんす。
この国、まあ、たいした遺跡も無いし、国宝級のお宝も「は?」ってなもんですがwwww
学者さまの解説が的を得ていて、わかりやすく、とっても面白かった。
まずは、石器から。
こういうの、解説が無いと、単なる石のかけらに過ぎず、30秒で通り越しちゃうとこですが。
石器時代の後期の石器になると、なるほど技術に進歩が見えたりして。
とても面白かった。
この辺、メソポタミアの影響をほんのりと受けている模様。
解説によると、このあたりは「この世の果て」だったそうで。
コーカサス山脈を越える事は至難の技だったそう。
なりほど。
石器時代から時代の流れ通りに見て行った。
この辺、繁栄していたメソポタミア文明から遅れて発達してたそうで。
世の中の流れからおいてきぼり(笑)って、現代と同じじゃん?なんて大笑い。
遅れてるんですね、昔から。
いっぱい見た中で、太古の時代から、延々と「雄羊」のモチーフの発掘物がいっぱいあるのが
興味深かった。
なぜに雄羊?
学者さまは、この角、角が男らしさの象徴、強さの表れなんじゃないっすか?と。
時代を経ても、デザインに若干の変更はあっても雄羊が延々と続く。
角、なんですか?しつこいですねえ~。
そのうち、角信仰、なんて笑い話になった。
くるっと丸まった羊の角と、トナカイのような枝状の角。
これでもか、これでもか、と出てくるのである。
あんまり出てくるので、私はググってみたのですが。
それによると、
牡羊座の神話
テッサリアの王子プリクソスと妹のヘレは、邪悪な継母のイーノに殺されそうになりました。
兄妹の実母であるネペレは大神ゼウスに助けを求めます。
ゼウスは息子であるヘルメスに命じて金色に輝く毛皮を持った雄羊を兄妹のもとに遣わしま
した。
兄妹が背にのると雄羊は天空へ舞い上がり、コーカサスの山に近いコルキスの国を目指して
飛び続けました。
雄羊の飛翔のあまりの速さにヘレは目がくらみ、ヨーロッパとアジアを隔てている海峡に転落
して死んでしまいますが、兄のプリクソスはコルキスに無事運ばれ、国王の手厚い保護をう
けました。
コルキスに着いた雄羊は、生け贄としてゼウスに捧げられました。
その金色の毛皮は神殿に飾られ、眠ることのない一頭の竜に守護されることになりました。
この雄羊が空にあげられた姿がおひつじ座です。
なんだそうだ。
コルキスとはグルジア。隣の国ですね。まあ、同じようなもんでしょう。
石器時代の部屋は、ギリシャ文明がやって来たとこで終わる。
素朴なもんから、急に素晴らしいギリシャの彫刻やらアフロデーぃテやらが登場する。
学者様いわく、歴史上、やはりアレクサンダー大王みたいな「大王」は他に類が無いそうで。
20才で王座に即位、32歳くらいで亡くなったそうだが、あの時代にインドまで進行するって、
やっぱすごい以外の何でも無いですねえ、と。
これもググってみました。
いやはや、すごいですねえ。アリストテレスが家庭教師だった、つうのもさすがです。
アレクサンダー大王、一人では遠征できなかったわけで、優秀な部下がいて、なおかつ
年上の人も多かっただろうけど、多くの人を束ねるカリスマというか人徳があったのね、きっと。
私的には、アレクサンダー大王、本人に素晴らしい超能力(笑)があったか、お抱えの
占い師かシャーマンがいたか、だと思うなあ。
と言う事で3月。
この国に越して来て、はや1年。あっという間でござんした。
今年は暖冬で助かった~。
2月、雪降らなかったもんねえ。
去年は空港で大雪のため閉じ込められたりしたけど。
先日の「食い放題Sunday」は、そこそこの成功。
学生に聞いたら「ビリヤニ(インドの混ぜご飯)の食い放題を実施して欲しい」と
要望があったので、早速、今週実施。
聞けば、ビリヤニはソレ自身でComplete Mealなので、他に何も要らないと。
そーかー。ビリヤニね。
グラブジャマン(砂糖シロップに漬けた揚げドーナツみたいな菓子。インド人、誰でも大好き)も
つけて欲しいと。
そーかー。
でも、グラブジャマンの食い放題は困るので、1個だけでもいい?
1個でもいいけど、大きく作って欲しい、と。
そうか、そうか。
グラブジャマン。甘くて脳細胞の活動が停止してしまうほどwwwww
ミルクパウダーで団子を作って揚げて、揚げたてを濃い砂糖シロップにドボン。
私はまず食べない。甘いだけでなんだよね。
セイネンは以前、失敗して、団子がバラバラになってしまった。
彼は「計量」をしないのだ(爆)
私が食堂に来るまで、軽量カップとかなかったし。
それに、温度の管理、ってのがわかってない。
カレーしか作ってないんでしょうがないけど(笑)
フライヤーに温度計ついてるんだから、それを利用せい、って言ってもね。
ふと見ると、いっつも最高、マックスになっている。
前回、セイネンの作ったグラブジャマンは石のように硬かったwwww
高温で揚げてたので、火が通っていなかった。
さらに悪いことに、「フタする習慣」が無いため(爆)グラブジャマンをレンジで
あっためる際、ラップしなかったんだね。
お客に出したが、当然、戻ってきた。
私は自分が食わないので、味見しなかった(笑)し、まさか、石のように硬いとは。。。
当然、ボロクソに怒鳴ったわけです。はい。
フタしろ、って何度言ったら分かるの?って。
まあ、言ってもしょうがないかとは思うが、肝要な事はしつこく言わないとね。
お菓子作りは、化学反応なので、計量が大切。
グラブジャマンなんか、もっちろん作った事ないけどさ。
ネットでレシピをあっちこっち検索。で、統計を出す(笑)
ミルクパウダー3、小麦粉1、が団子の割合である。
私は意気揚々と食堂でグラブジャマンを作成してみた。
わっははは! 大成功。
でも、美味しいとは相変わらず思えない。甘いだけ。
と言う事で、週末のビリヤニ・フェスティバルに備えて、明日はグラブジャマン作り。
新メニュも、まったく、はかどっていない(爆)
当地に滞在していた考古学者が帰国するというので、その前に
ぜひ、博物館を解説していただきますツアーを実行したんである。
いやあ、楽しかった。
なんつうか、知的好奇心を満たす事が出来て、とっても充実したのでございました。
学者さま、ありがとうござんすです。
学者さんのご専門の石器時代の部屋しか行かなかったけど、2時間越、たっぷり満喫したのでござんす。
この国、まあ、たいした遺跡も無いし、国宝級のお宝も「は?」ってなもんですがwwww
学者さまの解説が的を得ていて、わかりやすく、とっても面白かった。
まずは、石器から。
こういうの、解説が無いと、単なる石のかけらに過ぎず、30秒で通り越しちゃうとこですが。
石器時代の後期の石器になると、なるほど技術に進歩が見えたりして。
とても面白かった。
この辺、メソポタミアの影響をほんのりと受けている模様。
解説によると、このあたりは「この世の果て」だったそうで。
コーカサス山脈を越える事は至難の技だったそう。
なりほど。
石器時代から時代の流れ通りに見て行った。
この辺、繁栄していたメソポタミア文明から遅れて発達してたそうで。
世の中の流れからおいてきぼり(笑)って、現代と同じじゃん?なんて大笑い。
遅れてるんですね、昔から。
いっぱい見た中で、太古の時代から、延々と「雄羊」のモチーフの発掘物がいっぱいあるのが
興味深かった。
なぜに雄羊?
学者さまは、この角、角が男らしさの象徴、強さの表れなんじゃないっすか?と。
時代を経ても、デザインに若干の変更はあっても雄羊が延々と続く。
角、なんですか?しつこいですねえ~。
そのうち、角信仰、なんて笑い話になった。
くるっと丸まった羊の角と、トナカイのような枝状の角。
これでもか、これでもか、と出てくるのである。
あんまり出てくるので、私はググってみたのですが。
それによると、
牡羊座の神話
テッサリアの王子プリクソスと妹のヘレは、邪悪な継母のイーノに殺されそうになりました。
兄妹の実母であるネペレは大神ゼウスに助けを求めます。
ゼウスは息子であるヘルメスに命じて金色に輝く毛皮を持った雄羊を兄妹のもとに遣わしま
した。
兄妹が背にのると雄羊は天空へ舞い上がり、コーカサスの山に近いコルキスの国を目指して
飛び続けました。
雄羊の飛翔のあまりの速さにヘレは目がくらみ、ヨーロッパとアジアを隔てている海峡に転落
して死んでしまいますが、兄のプリクソスはコルキスに無事運ばれ、国王の手厚い保護をう
けました。
コルキスに着いた雄羊は、生け贄としてゼウスに捧げられました。
その金色の毛皮は神殿に飾られ、眠ることのない一頭の竜に守護されることになりました。
この雄羊が空にあげられた姿がおひつじ座です。
なんだそうだ。
コルキスとはグルジア。隣の国ですね。まあ、同じようなもんでしょう。
石器時代の部屋は、ギリシャ文明がやって来たとこで終わる。
素朴なもんから、急に素晴らしいギリシャの彫刻やらアフロデーぃテやらが登場する。
学者様いわく、歴史上、やはりアレクサンダー大王みたいな「大王」は他に類が無いそうで。
20才で王座に即位、32歳くらいで亡くなったそうだが、あの時代にインドまで進行するって、
やっぱすごい以外の何でも無いですねえ、と。
これもググってみました。
いやはや、すごいですねえ。アリストテレスが家庭教師だった、つうのもさすがです。
アレクサンダー大王、一人では遠征できなかったわけで、優秀な部下がいて、なおかつ
年上の人も多かっただろうけど、多くの人を束ねるカリスマというか人徳があったのね、きっと。
私的には、アレクサンダー大王、本人に素晴らしい超能力(笑)があったか、お抱えの
占い師かシャーマンがいたか、だと思うなあ。
と言う事で3月。
この国に越して来て、はや1年。あっという間でござんした。
今年は暖冬で助かった~。
2月、雪降らなかったもんねえ。
去年は空港で大雪のため閉じ込められたりしたけど。
先日の「食い放題Sunday」は、そこそこの成功。
学生に聞いたら「ビリヤニ(インドの混ぜご飯)の食い放題を実施して欲しい」と
要望があったので、早速、今週実施。
聞けば、ビリヤニはソレ自身でComplete Mealなので、他に何も要らないと。
そーかー。ビリヤニね。
グラブジャマン(砂糖シロップに漬けた揚げドーナツみたいな菓子。インド人、誰でも大好き)も
つけて欲しいと。
そーかー。
でも、グラブジャマンの食い放題は困るので、1個だけでもいい?
1個でもいいけど、大きく作って欲しい、と。
そうか、そうか。
グラブジャマン。甘くて脳細胞の活動が停止してしまうほどwwwww
ミルクパウダーで団子を作って揚げて、揚げたてを濃い砂糖シロップにドボン。
私はまず食べない。甘いだけでなんだよね。
セイネンは以前、失敗して、団子がバラバラになってしまった。
彼は「計量」をしないのだ(爆)
私が食堂に来るまで、軽量カップとかなかったし。
それに、温度の管理、ってのがわかってない。
カレーしか作ってないんでしょうがないけど(笑)
フライヤーに温度計ついてるんだから、それを利用せい、って言ってもね。
ふと見ると、いっつも最高、マックスになっている。
前回、セイネンの作ったグラブジャマンは石のように硬かったwwww
高温で揚げてたので、火が通っていなかった。
さらに悪いことに、「フタする習慣」が無いため(爆)グラブジャマンをレンジで
あっためる際、ラップしなかったんだね。
お客に出したが、当然、戻ってきた。
私は自分が食わないので、味見しなかった(笑)し、まさか、石のように硬いとは。。。
当然、ボロクソに怒鳴ったわけです。はい。
フタしろ、って何度言ったら分かるの?って。
まあ、言ってもしょうがないかとは思うが、肝要な事はしつこく言わないとね。
お菓子作りは、化学反応なので、計量が大切。
グラブジャマンなんか、もっちろん作った事ないけどさ。
ネットでレシピをあっちこっち検索。で、統計を出す(笑)
ミルクパウダー3、小麦粉1、が団子の割合である。
私は意気揚々と食堂でグラブジャマンを作成してみた。
わっははは! 大成功。
でも、美味しいとは相変わらず思えない。甘いだけ。
と言う事で、週末のビリヤニ・フェスティバルに備えて、明日はグラブジャマン作り。
新メニュも、まったく、はかどっていない(爆)