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宇宙の秩序に調和しながらの煩悩達成日記

自己実現。そうです、願望実現を通して、自己をさらに深く知ってみようという実験の日記ざます!

何もなかった、のかもなあ~!

2008-05-29 10:19:14 | 瞑想にまつわる能書き
人は経験を通して理解していく、というか、感じ取っていくのである。
感じる、ま、同調するとでもいうのかな、事によって対象と自分の境界が無くなるのである。

例えば、この辺で売ってる人気のサンドイッチ、「シャワルマ」を言葉で説明しても、食べてみないと実際、わかんないのと一緒で。
私はこのシャワルマ、チキン、マトン、ラクダ(爆)の3種類の肉を選ぶので、当然、食わない。
食べる、という経験を通じて、シャワルマと自分にある境界が、消滅するんである。
こういう行為の積み重ねが、自分の宇宙の拡大に繫がるのではないかと、何も考えてない昨今ではあるが、思ったのである(笑)

で、何が言いたいのか、というと、私のワークパーミット(労働許可書)とレジデンス(滞在許可)が、新しい就職先経由で、めでたく発給されたのだ!
ま、働いてる人なら、不法労働で無い限り、誰でも持ってるんだけどね。

9年間勤めた会社のレジデンスが(3年毎に更新)が、この4月で丁度切れるところであった。その前に辞めたけど、いい加減な会社だったので、レジデンスはそのまま、であった。
その後、例の㌧でも会社に遭遇したのであるが、当地で会社設立して、それから私のレジデンスの手続き、となるわけだが、設立作業が遅れ、まるで神配慮のごとく、私はその間に、㌧でも会社のとんでもない状況を理解したのだった。

この国では、「グレース・ピリオド」というのが存在する。運転免許でもビザでも何でも、期日が過ぎて30日間は見逃し時期がある。
ので、私のビザは5月まで有効なのである。

トンでも会社を辞めたころ、私には家の賃貸契約の更新が迫っていた。
まずい!有効なビザが無い!この国ではビザないと家を借りれないのである。マジメな私は大変悩んで、最終的には、自分で会社設立して(ペーパー会社)ビザを取ろうか、とまで考えた。
同居人は、私のパニックぶりに呆れて、「ねえ、まず不動産屋に連絡してごらん。」といわれ、不動産屋に連絡してダメって言われてからでは、遅いのよ!と抵抗したけど、他に妙案も思いつかず、恐る恐る電話してみた。

不動産屋は所定の必要書類をFAXしろというので、送ったところ、期限切れレジデンスには一切触れず、あっけなく契約更新となった。

あれ?????

肩の力が抜けたというか。私は5日くらい、どうしよう、どうしよう、と悩んでいたのだ。

その後、面接があって、要望事項を聞かれた。正直にビザの話をして、5月に切れるので、その前に返事が欲しいと。
ビザが切れる前に、新しい職場にビザをトランスファーすればOKなんである。
それができないなら、一旦、出国して、ビジットビザでの入国となり、めんどくさいのである。
面接した人は、そんなに時間はかからないですよ、とニコヤカに返答してくれた。

そして、幸運にも就職が決まる。あっけなかったんで、誰でも良かったのかと思いきや、他にも面接してたんだねえ。

さて、就職が決まって、ビザの手続き開始。私は前の職場からサインだのスタンプだのをもらう必要が発生。
いい加減な会社なので、なんか遅い。
その時点で、私は「オーバーステイ1日3000円の罰金」と思っていた。みんなそう思っていた。
おいおい、早くしてくれ、1日3千円なんだからさ。

レジデンスのビザはワークパーミット発行以降の手続きとなる。私はビザの有効期限中に手続きを開始したけど、前の会社のサインが遅れたため、レジデンスの期限が過ぎてしまった。
新しいレジデンスの発行までの日数は、罰金が科せられる。
うわーーん!もう罰金五万円?(涙)
と思ってた矢先に友人に会う。労働法にちょっと詳しい人なので聞いてみると、罰金3千円はビジットビザの人。君のケースは1日千円だよ。
と言われ、なんか、すーーーーっと気が楽になった。

やっとこさ前の会社からサインが来た。
そして手続き続行。
罰金いくら取られるのか分からなかったので、担当者に大金を持たせた。

昨日、パスポートが帰ってきた。新しいビザつきで。
いくらかかったの罰金?と聞いたら、ええええええ????

なんと、罰金は1日300円だったのだ!

というわけで、私は私の徒労体質をしみじみ実感した、のである。
考えすぎ、というか、考える必要の無いことを考え、あれこれ想像して、まあ、私としては対策を講じてるつもりなんだけど、エネルギーを消耗するというパターン。

で、毎回思うのだ。
もう少し、自分の宇宙を信頼してみてはどうか?と(爆)






お金があれば、何でもアリ!人口雨の降った朝。

2008-05-09 14:05:28 | 瞑想にまつわる能書き
しかし、この国は凄い。なんというか、いろんな意味で常識を覆してくれる。
王政国家で絶対君主制に近い。デモクラシー、民主主義ではない。従って、政治家もいないし、議会もない。税金もないので、全ての決定権は王様(首長と呼ばれる)にあり、鶴の一声、で何でもあっという間に決まってしまうのである。

何でもアリのこの国。今、世界一のビルを建設中で、このビル、800メートル超の高さだそうだが、最近、近所のクウェートが1001メートル高さのビルの建設を発表!負けじとこの国は、1,200メートルのビルの建設を発表したばかり。
最近、ここでも活躍中の大成○設あたりが工事担当するのかな。
地震大国日本では、1,200メートルは、あり得ないもんな。

建設費の回収、は困難らしいが、世界一のビル!が宣伝効果を発揮し、この国の名声に繫がるので、採算度外視らしい。この辺が、議会が決定権を持つ制度では、あり得ないだろうな、と思う。

さて、人口雨。
火曜日の朝に、雨が降った。
通勤途中、ペルシャ湾上空に雨雲があるなあ、とは思った。が、今は雨の季節ではない。
砂漠気候でも、冬の間、1~3回くらいは、降雨がある。だいたい、1時間程度ではあるが。
変だなあと思ったけど、気候は変わるし、と思っていた。事務所は高層ビルの上階にあるので、雨にぬれた町並みを見下ろし、フレッシュな気分になった。

そして、翌日の新聞で、それは人口雨で、試験的に実施した、とあった。
???雨って、人口で降らせれるの?
一見、普通の天然の雨?みたいだったけどなあ。
新聞には、何のため、とか、かかった経費とか、一切書いてなかった。

恐るべし、王様。
太陽はいつも出てるけど、雨は降らない。
振らないならば、降らせてしまえ、通り雨?って感じ?

でも、人口雨。
人体によくないもんでも混ぜてんじゃないか?と友人間で話題になった。

しかし、凄いよなあ、この国。
金があれば何でもアリ、というか、王様のイメージしたもは、全て現実化してるような気がする。
相当強い意志、の持ち主なんだろうなあ。。。



人生の終わりも、シナリオ通りなの?

2008-05-02 13:52:15 | 瞑想にまつわる能書き
人は死ぬ。
今のところ、どんなに霊性が発達し、例えばチベットの修行僧のように、自分で瞑想に入り、「旅」に出るにしても、死、は訪れる。

最近、ネットで読んだ書評と文章に結構感銘していた。それは、日本で出版された自己治癒力に関しての本、であった。
病気になって、治る人、治らない人との違いやら、気の持ち方、病気との対応で、結果が大きく変わる、そんな内容。

3週間前、友人間で一気に話題になった話があった。

3年ほどまえ、アンジーとご主人は、ご主人の転勤でパリへ。
アンジーは子供のいない専業主婦だったので、私なんかは「いいわねえ~、パリ!羨ましい!」と単純なことを言っていた。実際、そう思った。
明るくて、無邪気な印象のアンジーに比較して、ご主人がオッサンに見えたので聞いてみたら、11歳年上!って、ニコニコ笑って答えてくれたアンジー。

その後、何の音沙汰も無かったが、多くの人がやってきて、また多くの人が何らかの理由で去っていくこの国、それはそれで、普通ではあった。
久しぶりのアンジーのニュース。「ねえ、覚えてる?3年くらい前、フランスへ越していった夫婦。」で始まった。

アンジーの夫はウズベキスタンへ3週間程度の出張が決まったため、アンジーはスペインの別荘で過ごそうとスペインへ。
この別荘は、アンジーのお姉さんの所有。お姉さんはすでに他界しているとの事で、アンジー夫婦は、よく利用していた、と。
その別荘の隣に住むのは、キューバ人。

事件の第一報は、早朝午前7時ころ、アンジーが訪ねてきた隣人キューバ人に刺殺された、というもの。

その話を聞いたのは、何かのパーティ。私のテーブルに3人がいた。
「えええええ?」驚いたのは無理もない。
同席していたAさん、中国人、はいつも興奮しながら話すタイプ。そのAさんが、「なんで、ご主人が留守なのに、朝7時に玄関開けるわけ?寝巻きでしょ?そんな時間、それ自体、へんだわ!!」
まくしたてるAさんへ、Bさん、ロシア人、は、
「そんな。決め付けないほうがいいよ。誰も現場見てないし。アンジーは亡くなってしまったから、本当の事は何もわからないわよ。」と。
Aさんは、そりゃそうだけど、と言ったけど、相変わらず持論をまくしたてていた。まるで、殺害されたアンジーの不注意が原因であるかのように。

私はその席を立った。

他の人に聞いてみると、事件はネットに出ていたそうで、アンジーは隣のキューバ人が騒音を立てるので、何度となく注意しており、あまり関係が良くなかったらしい。
キューバ人は朝7時に、アンジー宅に侵入し、寝ていたアンジーをめった突き、という反抗に及んだらしい。
キューバ人は犯行の後、家に帰りシャワーで返り血を洗い流し、着替えて、警察へ自主したとの事。

友人が、「しかし。病気や事故で亡くなる例はあるけど、殺人で亡くなった、って人は知り合いにいなかったから、何か信じられない気分だよなあ。」と。

私はよっぽどAさんに、アンジーの不注意ではないみたいだよ、相手が侵入してきたらしいよ、って言おうかと思ったけど、やめた。

その数週間後、ご主人から全員あてのメールが来た。
その中に、「アンジーはまったくフランスでの生活を楽しめなかったため、単身赴任の予定だったウズベキスタン数週間後に同行する事になっていました。」
なんか、人生の切なさを感じた。

その後、この話題は友人間でも出なくなった。

今日、ご主人からメールが来ていた。やっとお葬式の日程が決まった、と。
Wellington , Shropshire on the 9th May at 2.30. 英国時間。

来週、ここは休日。ここ時間の午後5時半。アンジーのために、祈ろう。

私は思った。
殺害されて人生を終えるのって、病気以上に周りに与えるインパクトも強い気がするけど、宇宙的には、みな、同じなのだろうか?と。
それも、全て自己責任なのかなと。
今の自分は結果、というなら、殺害されるのも、また自己選択の結果?

法則、なら例外はなく、全てに対応のはず。

てな事を考えてても、なんだかな。今日は金曜だし、楽しい事を考えよう♪

先のロシア人。ドクターなんだけど、私はとても好き。彼女を知らなかったら、私の中でのロシア人って、ちょ、ちょっと?という感じですが(笑)、彼女のお陰で?ロシア人の評判、私的にはグッド!
私が突然無職になった際、妙に心配してくれた人。仕事やめたきっかけ、は急性胃炎の耐えられない痛み、だったんだけど、それを話したら、「それ、精神的ストレスが原因。良い薬があるから、あげるわ。」といって、くれた人。
もうお孫さんもいるが、明るくて、受容の範囲の広い人。

さて、今日はヨットで外洋へ。