朝晩、涼しくなって、コオロギの鳴き声なんか聞こえてくる。
夏野菜の冷凍保存、越冬用、が終わってない私は、焦っている。
仕事の方も。
やる気ゼロのインド人に、毎日、能書きを垂れ流してはいた(笑)
しかし、インド人、特に彼は人の話を全然聞かないタイプ。
すぐ話の腰を折るので、「こら!最後まで聞けや!」としょっちゅう言っている。
プロジェクトの頓挫状態は、キッチンの空調設備、であった。
私は商業施設の設計に携わったことは1回しかなくて、それも、ほとんどデザイン中心。
設備は、設備屋さんが、全部やってくれるんで、設計する人は細かいとこまで考えないんである。
4か月前から業者を探してたけど、無しのつぶて。
ある日、トコトコと歩いていたら、設備屋を見つけて、中に入って話をしようと思ったら
やっぱり、アルメニア語Only。
まあ、売ってるものを見る限り、結構、いけるかも、という感じ。
翌日、アシスタントとのインド人と再度出向いて、交渉して、エンジニア?を送ってもらった。
案の定、「それはないだろう」という見積もりが出てきた。ガイジン価格。
まあ、それはそれでもエンジニアと話をしてるうちに、設備工事の概要、はぼんやりと理解できた。
現存のキッチンの問題点も分かったし。
その後、ひとずてに、また業者が見つかり、見積もりを出してもらうも、それはないだろう、を
通り越し、㌧でも価格!あのなー。。。。
しかし、世の中、不思議である。
私は家の整理をやっと終えかけていて。船便やらEMSやらで送った荷物の梱包を解いていた。
その中に、ドバイのダイソーで買った「携帯懐中電灯」みたいのが出てきた。
買った事も忘れていた。
家の玄関暗いので、キーホルダーにくっつけて、家の鍵を開ける際に使用しようかと。
この「携帯懐中電灯」が、運命を変えた(大げさ)。
「ホラ、日本製にはこんな優れものがあるんだぜ~」なんて自慢してみたりして。
数日前、アシスタントと空調設備、どうしようか、という話をしていた。
アシスタントは、モーターを変える程度なら、自分でもできる、とか言っていた。
んで、キッチンの奥のダクトとモーターの接合部分を見てみようという事になり、
「あの、携帯懐中電灯、あれ貸して!」とアシスタント。
照らしてみれば、なんと!
接合部分はキャンバス地のダクトで、それがペコっと折れていた。まあ、生地だし。
そういうわけで、全く吸気されず、臭いや煙がキッチンに充満し、果てはダイニングまで
臭いが充満していたのだ。
そういや、倉庫にフレキシブル・ダクトがあったじゃん?
アレに取り替えよう。
あんた(インド人)、今すぐ倉庫に行ってダクトの直径計って来い! んで、キッチンの
モーターとダクトの直径も計って、合わなかったら明日、道具市場でダクト買って来て
取り付けるだす!
私はたいへんな勢いで、アシスタントにまくしたてた。
インド人は、明日の朝にする、という。
「今行けない理由は何なの!?ええ?」と恫喝する私wwwww
インド人と話していて、店のリニューアルオープンは、「8月15日」にすっからね!と
口から言葉が飛び出した。
8月15日はね、日本では終戦記念日つうて、大変大切なメモリアルディ、なんだかんね。
どんだけ大切な日かって、あなた、クリスマスと同じくらい凄くて、休日でも何でも無くて
フツーの日、なんだかんね!
と相変わらずテキトーな事を言っていたら、インド人が、
「え?8月15日、って5年前に今のレストランを開店した店の誕生日なんだよ!
そして、インドの独立記念日、なんだよ!」
興奮気味のインド人。
その時点で、8月5日くらいだった(笑)
その後、パートナーに合ったら、「いくらなんでも、そりゃ、無理なんじゃないの?」
私は「いーえ。日程は変更しませんです。どんなカタチであれ、8月15日、終戦記念日、なんです!」
と力説。
そして昨日。
開店早々、インド人が見当たらない。聞けば、どっかへ買い物に行ったとか。
すぐに戻ってきたインド人、汚れてもいい福に着替えて、キッチンの天井の奥の「禁断の空調設備」に
接近していった。
まあ、そうは言っても彼、空調設備を設置して、1回もメンテしたことないそうで(笑)
その辺が、なんつうか、違う常識をお持ちなんである。
スス、というかなんと言うか、石炭化したススをボロボロ落としながら作業が進む。
そして、やっとこさ、モーターを取り外す。
いやー、すんごい光景!
ススというか油汚れが満載、そしてコールタールのように固まっていたです。
この「携帯懐中電灯」のお陰で、こんな展開になったですね。素晴らしい。
汚れはナイフで削らないと取れないくらい固まっていた。
ランチも取らずに作業は続く。
インド人、どこからこんなやる気が沸いてきたのか?(笑)
私は道具市場へひとっ走り、ダクトを買ってきた。倉庫にあったのは、微妙に直径が小さかった。
インド人は、今日、設置するから、と大張り切り。
やっとヤル気が出たか。良かった、良かった。
タンドール、というかまどがある。
これ、24時間、木炭を入れてて、ずっとON状態なんである。
木炭を投入した際は、もう煙モクモクで大変であった。空調設備の効率、ゼロ、だったのだ。
私は道具市場で、タンドールの煙突掃除用にパイプを買って、自作で煙突掃除道具なんかも作ったwww
インド人がせっせと煙突掃除中。
作業が全部終了したのは午後9時過ぎ。
キッチンは蘇り、ピカピカになって、まるで別世界!
8月15日、いけるかな?
って。
私、ぜーーんぜん新メニュを作ってないんですけど?(爆)
夏野菜の冷凍保存、越冬用、が終わってない私は、焦っている。
仕事の方も。
やる気ゼロのインド人に、毎日、能書きを垂れ流してはいた(笑)
しかし、インド人、特に彼は人の話を全然聞かないタイプ。
すぐ話の腰を折るので、「こら!最後まで聞けや!」としょっちゅう言っている。
プロジェクトの頓挫状態は、キッチンの空調設備、であった。
私は商業施設の設計に携わったことは1回しかなくて、それも、ほとんどデザイン中心。
設備は、設備屋さんが、全部やってくれるんで、設計する人は細かいとこまで考えないんである。
4か月前から業者を探してたけど、無しのつぶて。
ある日、トコトコと歩いていたら、設備屋を見つけて、中に入って話をしようと思ったら
やっぱり、アルメニア語Only。
まあ、売ってるものを見る限り、結構、いけるかも、という感じ。
翌日、アシスタントとのインド人と再度出向いて、交渉して、エンジニア?を送ってもらった。
案の定、「それはないだろう」という見積もりが出てきた。ガイジン価格。
まあ、それはそれでもエンジニアと話をしてるうちに、設備工事の概要、はぼんやりと理解できた。
現存のキッチンの問題点も分かったし。
その後、ひとずてに、また業者が見つかり、見積もりを出してもらうも、それはないだろう、を
通り越し、㌧でも価格!あのなー。。。。
しかし、世の中、不思議である。
私は家の整理をやっと終えかけていて。船便やらEMSやらで送った荷物の梱包を解いていた。
その中に、ドバイのダイソーで買った「携帯懐中電灯」みたいのが出てきた。
買った事も忘れていた。
家の玄関暗いので、キーホルダーにくっつけて、家の鍵を開ける際に使用しようかと。
この「携帯懐中電灯」が、運命を変えた(大げさ)。
「ホラ、日本製にはこんな優れものがあるんだぜ~」なんて自慢してみたりして。
数日前、アシスタントと空調設備、どうしようか、という話をしていた。
アシスタントは、モーターを変える程度なら、自分でもできる、とか言っていた。
んで、キッチンの奥のダクトとモーターの接合部分を見てみようという事になり、
「あの、携帯懐中電灯、あれ貸して!」とアシスタント。
照らしてみれば、なんと!
接合部分はキャンバス地のダクトで、それがペコっと折れていた。まあ、生地だし。
そういうわけで、全く吸気されず、臭いや煙がキッチンに充満し、果てはダイニングまで
臭いが充満していたのだ。
そういや、倉庫にフレキシブル・ダクトがあったじゃん?
アレに取り替えよう。
あんた(インド人)、今すぐ倉庫に行ってダクトの直径計って来い! んで、キッチンの
モーターとダクトの直径も計って、合わなかったら明日、道具市場でダクト買って来て
取り付けるだす!
私はたいへんな勢いで、アシスタントにまくしたてた。
インド人は、明日の朝にする、という。
「今行けない理由は何なの!?ええ?」と恫喝する私wwwww
インド人と話していて、店のリニューアルオープンは、「8月15日」にすっからね!と
口から言葉が飛び出した。
8月15日はね、日本では終戦記念日つうて、大変大切なメモリアルディ、なんだかんね。
どんだけ大切な日かって、あなた、クリスマスと同じくらい凄くて、休日でも何でも無くて
フツーの日、なんだかんね!
と相変わらずテキトーな事を言っていたら、インド人が、
「え?8月15日、って5年前に今のレストランを開店した店の誕生日なんだよ!
そして、インドの独立記念日、なんだよ!」
興奮気味のインド人。
その時点で、8月5日くらいだった(笑)
その後、パートナーに合ったら、「いくらなんでも、そりゃ、無理なんじゃないの?」
私は「いーえ。日程は変更しませんです。どんなカタチであれ、8月15日、終戦記念日、なんです!」
と力説。
そして昨日。
開店早々、インド人が見当たらない。聞けば、どっかへ買い物に行ったとか。
すぐに戻ってきたインド人、汚れてもいい福に着替えて、キッチンの天井の奥の「禁断の空調設備」に
接近していった。
まあ、そうは言っても彼、空調設備を設置して、1回もメンテしたことないそうで(笑)
その辺が、なんつうか、違う常識をお持ちなんである。
スス、というかなんと言うか、石炭化したススをボロボロ落としながら作業が進む。
そして、やっとこさ、モーターを取り外す。
いやー、すんごい光景!
ススというか油汚れが満載、そしてコールタールのように固まっていたです。
この「携帯懐中電灯」のお陰で、こんな展開になったですね。素晴らしい。
汚れはナイフで削らないと取れないくらい固まっていた。
ランチも取らずに作業は続く。
インド人、どこからこんなやる気が沸いてきたのか?(笑)
私は道具市場へひとっ走り、ダクトを買ってきた。倉庫にあったのは、微妙に直径が小さかった。
インド人は、今日、設置するから、と大張り切り。
やっとヤル気が出たか。良かった、良かった。
タンドール、というかまどがある。
これ、24時間、木炭を入れてて、ずっとON状態なんである。
木炭を投入した際は、もう煙モクモクで大変であった。空調設備の効率、ゼロ、だったのだ。
私は道具市場で、タンドールの煙突掃除用にパイプを買って、自作で煙突掃除道具なんかも作ったwww
インド人がせっせと煙突掃除中。
作業が全部終了したのは午後9時過ぎ。
キッチンは蘇り、ピカピカになって、まるで別世界!
8月15日、いけるかな?
って。
私、ぜーーんぜん新メニュを作ってないんですけど?(爆)