考えごとの家日記。

一人暮らしのつもりの考えごとの家が8年経って一気に三人暮らしに?そして今や4人暮らし!?

まちなか空家活用 学生シェアハウス+α

2013-04-25 03:09:02 | 建築

専攻科で担当している女子学生が、自分からセルフビルドの空家改修し、自分でも住みたい!!と、強く懇願され、それならと動き出した岩倉町空家改修学生シェアハウスプロジェクト!彼女は、特別研究としても取り組みます。
問題は物件ですが、たまたま本校の名誉教授が現在理事長をつとめるNPOまちなかこもんずで、学生や若者のシェアハウスによさそうな物件があるとの情報をききつけ、学生自身も住んでみたいと思惑が合致。
もう一人、シェアハウス住人希望も同じ専攻科生にいたり、さらに鳥大の学生にも声かけようと、鳥大の先生も一人興味もっていただきました。


物件は米子の中心市街地内。商店街からは、若干はずれますが、延長上に位置し、二軒隣には、米子では有名な古くからの人気駄菓子屋「岡本一銭屋」が。旧加茂川にも面してはいないものの、奥二階のベランダからは、見通せ花見やがいなまつりの花火も観れるのではと期待がふくらむ。


現在の間取りは、二間ほどの間口で、1Fオモテから、土間が細く奥まで続き、畳の和室がオモテから3間も襖や障子で仕切られるのみ。その奥が、土間に面して、流しや、トイレ、風呂も土間に面し、一番奥が小さな坪庭。
二階は、畳の間手前と奥から上がれ、手前に畳の間が二間、板間をはさみ、奥も畳の間で、一番奥に屋根付きベランダ。二階に和室三間あるので、二階に三人住み、一階は、共通のダイニングリビングやらと、手前は町に少し開かれたパブリックな場所にできたらと構想しています。また、学生や若者、地域の方々が交流できるイベントも企画できたらなど。

間取りは割と典型的な町屋ではないかと。水回りは改修されてるようだが、部屋部分は変な手が加わってなくて、改修もしやすそう。ここの大工だったお爺さんが建てられたとのこと。
さて、四月は学生と第一弾活動で、「お掃除ワークショップ」始動!
鳥大生も声かけるも都合あわず、米子高専学生は、建築同好会も参加あり、10数名で。裏庭の竹刈りが手強かったが、皆着々と掃除を。

ちなみに切った竹で、はたきをつくるミニワークショップまで。こういう作業は楽しまないと辛いだけだしね。
最後に一銭屋で駄菓子買って、軽い打ち上げ。ウチは、子供も参加で、子供たちもそれなりに楽しんで作業でき、お楽しみの駄菓子屋。時くんは、お面まで買ってもらいご満悦。


取材もあり、BSSテレビは密着いただけるとのこと。放送予定わかればまたお知らせします。
次回は、ぜひ鳥大生とも交流したいと予定調整中。また、併せて改修案も検討しており、助成金申請など同時並行で。こういう活動は、自治会へのお願いやら、関係各所との調整が結構大変かと思われますが、ある意味名誉教授が調整役も担っていただけるので、私は学内調整、学生指導に専念でき、大変助かります。学生も積極的で、自分で考えて進められる人で、助かります。今後にも期待!
空家改修は、佐賀や、尾道など先人たちの事例も参考にさせていただきます。


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