下の畑 草ぼうぼう。これ以上 ほっとくと 種子が成熟 処理するも より難儀に。で 生来のグズラー魂をリセットし、ポタポタ 汗を垂らしながら ミニトラを掛けてましたら、ひょいと横から 何かが飛び出てきました。「何だろう」と クラッチを切り 目を凝(こ)らしましたら、何と三段重ねのバッタ。「これは珍しい。しばらくじっとしとくんよ」と よく言い置きし、急いでカメラを取りに帰り、撮影させてもらったのであります。
さて 今回 南部に向け旅するに当たり、特に オイラを惹きつけて止まない【宮沢賢治】さんにつきましては、そのヒトトナリを もっともっと知りたいと思い 事前勉強?を試みておりまして、数多ある賢治本のうちから まず、昭和3年のお生まれで 賢治さんと同学同科 盛岡農林専門学校農芸化学科卒、秋田県の元高校教諭【田口昭典】さんの著された本を取り寄せ 読みましたら、しっかりした論調で たいへん分かりやすい、さすが学校の先生!と唸らせる内容でありましたものですから 続けて 2冊 購読したのでありますが、
でです、ここからが、人間と本の持つネットワークの織り成す「綾」というか「機微」というか「縁」というか、不思議としか言いようのない成り行きであるのですが、この中に たった 1,2行だけ【直木賞】を取られたという【森荘己池(もりそういち)】さんについての記述があったのです。これにオイラは 直ぐ ピーンときたのです。「ひょっとして その方の著作は、ずぅーっと以前 買っておいた あの本の中にあるのではないか」と。
あったです。あったです。
で「この方こそが宮沢賢治さんの世界 研究の第一人者だ」と実感しまして、この方の著わされたご本を、 Amazonで、稀少本につき 12,000円とか 8,000円とか 4,000円もしたのですが、この際 勢いで 購入したのであります。
最も高価だった本 → と その目次です ↓
嬉しいことに、このような、サイン入りの 実に極め細かい写真の 綴じ込みがありました
大正14年、17歳の盛岡中学校生の身でありながら、宮沢賢治さん 当時28歳 の訪問を受けられたという、また「自分の小説はどうでもいい。賢治先生の本と賢治先生のことを書いた新刊本を買って読んで欲しい」と言われた【森荘己池】さんの これらの本、出立日までは全部読み切れませんで、残りは「今後のお楽しみ」という括りに 留め置いております。
さらに 事前チェックは 本だけでなく、以下 テレビ番組も CD も 見聞いたしております。
なお【石川啄木】さんにつきましても、事前に 以下の本とテレビ番組を眺めております。
で、一路 【花巻】目指し、東北自動車道を北上したのであります。わが永遠の故郷・わが豊穣の大地 を目指すかの如き気分となって…。ココロはもう 18歳の昔のよう、何やかやで 膨らんでおりました。
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