百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

百休怒り残らむ(2)【終戦記念日】

2010-08-16 14:15:32 | 日記
 昨日は「終戦記念日」と呼ばれている日でありましたが、
愚生は何故「敗戦記念日」としないのか、不思議でなりません。

終戦だなんて、主語は何でありますか、で その意志とやらは一体何処に
あるのですか。まったく欺瞞であります。気概ある 一端(いっぱし)の
独立国なら、こんな名付けは おそらくは 考えもつかないはずでありますし、
この日を迎えたならば 必ずや 名誉挽回の誓いを新たにするはずでございます。
約260年もの長き徳川時代、萩という辺地に移封された毛利のお殿様は、
毎年初め 必ず「今年こそは倒幕を!」と奮起を促されたというではないですか。

それなのに靖国神社もそっちのけで、することといったら周辺諸国に謝るだけ、
情けないったら ありゃぁしません。日本の存在があったらばこそ、第二次
大戦後、有色人種のほとんどの国が 独立を果たし得た というのは、紛れも
ない事実でありますし、少なくとも、

国同士の約束事を一方的に破り 北方領土を掠め取った上、60万人以上とも
いわれる大勢の兵士を 長期に亘りシベリアに抑留し、人道なんて微塵もない
極めて苛酷な労働を強いたロシアと、原爆を二つも落とし、また量・密度ともに
史上類を見ない無差別爆弾で、対 白人国相手では 絶対ありえないだろう
悲惨極まりない大量無差別殺戮をしおった アメリカの両国にだけは、
声を大にして「謝れ!」と叫ぶべきではないでしょうか。

以上、朝日 毎日 中日 東京 その他大多数の地方新聞の読者には
申し訳なく 頭にくる内容であったのではないかと思いますが、
敢えて 愚生の考えを 述べさせていただきました。

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