百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

百休気まぐれ 8泊旅(23)【信州】【御礼など(1)】

2010-08-21 15:15:20 | 日記
 若い時分の職場旅行で、志賀高原・菅平とかのスキー場には行った事が
ありますが、深夜到着のうえ、景色といえば雪一色であったことからか、
地域自体の記憶が全く残っておりませんので、今回の信州行きは 実質的に
初めてと言えまして、いろいろ 感嘆しながら走ったのでございますが、

その中で「おお、これぞ信州!」と思いました NO1 の景色はと申しますと、
長野自動車道を南に走る途中、ちょうど梓川の上あたりで見られた景色であり
まして、今 あらためて地図をみてみますと、右手の雪渓の見えた高い山は
穂高・乗鞍・御岳、左手に見えた高い山は 烏帽子・浅間であったでしょうか、
その日は一番のいい天気でもありましたもので、一瞬ではありましたが、
スケールの大きな 誠に素晴らしい 唸るような眺望でありました。

ところで、信州では 二つの お家を訪問させていただいております。
順不同でありますが、ひとつは 2年間いっしょでした中学のときの同級生の
お宅でありまして、その方は、同窓会で、上田に嫁がれているとの由、ご亭主は
マゼラン海峡まで行かれたとかで その本を送って下さった女友達であります。
                     
                       

当時おいら達は 色気よりか、山の上から 手作り自動車に乗って
ドドドドォーっと しょっちゅう転びながら下りるとか、山に入り萩の実を
集めるとか、もちろん野球やソフトボールとかの遊びにも 夢中でありまして、
彼女は 同級生の中では一番気にかかる存在でありましたものの、
その意識が大いに邪魔をしてはいるのですが、直接話したことは一度もない
という間柄でありまして、後から聞いた サモアリナンお話によりますと、
彼女は上級生の間でも やはりマドンナだったとのことでありまして、
ヨハイ(齢) というものは、いろんなものを トカシてくれておいでです。

それで、旅行から帰る日の午前中、お伺いしたのであります。
愚生より四つ歳上のご主人は 昔から「ゴロちゃん」という愛称で親しまれ、
現在 畳屋さんと 上田市の市会議員さんをされておられまして、
なかでも 海外での特異なご経験を買われまして、特に国際交流の分野で
ご活躍中でいらっしゃいます。

穏やかな 明るい ご家庭でありました。
帰り路を安全に運転する 英気を養わせていただきました。
ありがとうございました。








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