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石木川まもり隊

石木川を守ること  それは里山を守ること  それは海を守ること  それは未来を守ること  
ここにダムは要りません

署名の広がり

2013年10月19日 | 署名活動

毎日、署名用紙の入った封筒が届いています。

 

新しい署名「強制収用は断念してください」を始めてまもなく、

遠くにお住まいのお二人の方(佐賀県と岐阜県)から、たまたま同じ日に、

署名用紙をネット上にアップして、誰もが印刷して自由に署名できるようにしませんか?

とのご提案を受けました。

 

そうしたいのは山々なんですが、恥ずかしながら私の技術力がなく…

と正直に伝えたら、なんと!お二人とも、私に代わってやってくださったのです。

こちら と こちら です。

 

お二人とも、他県にあるダム問題を真剣に考えてくださっている希少生物のような方ですが、

本当は、みんな繋がっていて、

これは長崎県だけの問題じゃない、

ダムに限らず、それぞれの地域にある問題とリンクしてるんだ、

だから自分たちの問題でもある、

と思ってくださっているようです。

 

本当にその通りだと思います。

でも、わかっていても、自分の身近な問題に追われ、なかなか親身になれないのが現実で…

だから、署名のお願いをする時も、ついつい遠慮がちになってしまいます。

 

このブログに立ち寄ってくださったみなさん、

よかったら、上の「こちらとこちら」のどちらかをクリックして、現れた署名用紙を印刷して、

ご署名の上、送付していただけないでしょうか。

よろしくお願いします。

 

昨日は、パタゴニア福岡店の方からもお電話いただきました。

お店に署名用紙を置いてくださるというのです!

嬉しくて、早速、資料と共に郵送しました。

こんなチラシも作って同封しました。

 

 

                STOP!強制収用

 

石木ダムは9月6日、国により事業認定が告示され強制収用の可能性がみえてきました

 

事業認定とは、その事業が公益性の高い事業であると認めることです

 

強制収用とは 、その公益性の高い事業を遂行するために、国または地方公共団体私有財産である土地などを強制的に取得することです

 

つまり、石木ダム建設予定地に住む13世帯約60人の家や田畑が長崎県によって合法的に奪われ、水の底に沈められるかもしれないのです

私たちは、そんな暴挙を許すことはできません。なぜなら・・・

 

1.        公益性などありません

      石木ダムは川棚川の治水対策にも役に立たないし、

      佐世保市の水不足もすでに解消されているので利水対策としての必要性もないからです

 

2.        むしろ不利益をもたらします

      石木川には絶滅危惧種に指定されているヤマトシマドジョウなどが棲息し、

      流域はホタルやサンショウウオ、カワセミなど生き物の宝庫

      その生態系を破壊し、豊かな里山を失い、大村湾の水質悪化をもたらします

 

3.        基本的人権を侵します

      自然豊かなふる里を守り、未来に引き継いでいきたいと願い、そこに暮らし続けている

      13世帯60人の人々の財産権や生活権を奪ってもいいのでしょうか。

      それは、憲法が保障する基本的人権を侵すものです

 

 

私たちは、2011年3月11日の東日本大震災と福島原発事故で多くのことを学びました

ふる里がどんなにかけがえのないものであるか、きれいな水や大地がどんなに大切なものであるか、

都会の経済発展と利便性のためにリスクを地方に押し付けてきた過ち等々

石木ダム問題も根っこは同じです。

同じ過ちを犯さないために強制収用を止めたいのです

皆さんの一筆がその力になります    

署名にご協力をお願いします!

                          

 

 

 

 


いまどき強制収用なんてないでしょう?

2013年10月14日 | 署名活動

連休中日の昨日、いつもの日曜日より人出も多く・・・

「石木ダム計画中止」「強制収用しないで」を求める用紙に、予想以上の市民が署名をしてくれました。

 

署名用紙の文書に出てくる「事業認定」とか「強制収用」などの言葉は、一般の人には馴染みがないでしょう。

で、こんなチラシも用意しました。

 ほーちゃん(建設予定地地権者の一人)の「ダムのツボ」の最新記事です。

 

時には列ができることも。

もちろん、素通りする人の方が多いです。

チラシを受け取ってくれない人も多いです。

署名してくださった人の多くが、自分から近づいて来られたのとは対照的で、

関心が有る人と無い人の二極化が感じられました。

 

署名をしながら、

「今さらダムなんて要らんよ。ムダムダ!」

「この夏も全然平気だったしね」

「ダムを造るお金があったら、水道料金を下げてほしかよ」

「あんなにいっぱいのホタルを初めて見ました。あそこは絶対に残さなければ…」

等々のコメントがポンポン飛び出します。

 

関心の無い人にどう伝えるか…とても難しいです。

漫画のチラシを受け取った後、読みながら歩き出した若い男性に声をかけてみました。

よかったら署名をお願いできませんか?

「え?あ、いいです。ダムができてもできなくてもどっちでもいいんで」

そうですか。

でも、ダムができたら、強制収用によって、今住んでいる家も土地もなくしてしまう人たちがいるんですが、

それも、どっちでもいいとお考えですか?

「え?強制収用?いまどき強制収用なんてないでしょう?」

その可能性があるから、署名を集めているんです。ご協力いただけないでしょうか?

「いや、いいです。そんなの有り得ませんから大丈夫ですよ」

と言って去って行った若者に、何と言えばよかったのか・・・

 

でも、今回嬉しかったのは、

助っ人として来てくださった三人の方が、

私たち以上に熱心に呼びかけながら、立ち続けてくださったこと。

 

おかげ様で、2時間で、合計238筆の署名が集まりました。 

 


強制収用は断念してください

2013年10月12日 | 署名活動

お知らせします。

明日10月13日(日)14:00~16:00

アーケード街 親和銀行前

で、石木ダムに関する署名活動をおこないます。

 

「石木ダム建設予定地の強制収用は断念してください」

と知事にお願いする署名です。

 

石木ダム?あったほうが安心じゃねぇ。昔のような水不足がおきたら困るけんねぇ。。

と言う人も、

石木ダム?必要と思うかどうかって?うーん。わかんない。関心ないし・・・

と言う人も、

今回は強制収用について考えてみてほしいのです。

 

私たちは、私たちが使う水を得るために、

地元住民がが命がけで守ろうとしているふる里を、力づくで奪ってほしいと思っているのか?

 

もしも逆の立場だったら・・・

祖先の代から丹精込めて耕してきた、あなたにとってかけがえのない田畑を、力づくで奪われようとしたら、

あなたはどう思いますか?

 

そういうことを、佐世保市民の皆さんに聞いてみたいと思います。

署名するかしないかは別として、考えていただくきっかけになればいいな~と思います。