石木川まもり隊

石木川を守ること  それは里山を守ること  それは海を守ること  それは未来を守ること  
ここにダムは要りません

もうすぐ「こうばる ほたる祭り」 雨雲よ 飛んでけ~

2015年05月29日 | お知らせ

皆さん、明日5月30日は、恒例の「こうばる ほたる祭り」!

ぜひぜひ遊びにいらしてくださいね~

朝から、こうばるの女性たちは総出で美味しいもの作り。

煮物やおこわやホタル団子などなど・・

皆さんの寄付(クラウドファンディング)で集まったお金で、川原公民館の修繕も済み、

ピカピカになった公民館で、今年は気持ちよくお料理もできます。

(私たちは切ったり丸めたり、パック詰めをするだけですが…)

皆さん、本当にありがとうございました~

 

夕方になると、こうばる広場は遊びに来た人でいっぱい!

会場では、焼き鳥や、ヤキソバ、トウモロコシなどもアツアツが食べられます。

おなかがいっぱいになったら、太鼓やコーラスなど様々な演奏も楽しめます。

そうこうしてるうちに暗くなってきたら、みんなで川辺に移動。

ホタルがふわふわ飛ぶ姿を見つめます。

今年はどうかな~

いっぱい飛ぶといいなあ~

 

そう思っていたら、ガーン!

天気予報によると、明日は雨・・・!

しかも夕方から。

これじゃあ、雨が嫌いなホタルさんは飛びそうにありません。

トホホ・・

 

全国の晴れ男・晴れ女の皆さん!

ぜひ、あなた方の念力で雨雲を吹き飛ばしてください。

九州は長崎県川棚町の方向に向かって、

雨雲よ、飛んでけー!と祈ってくださいませ。 m(__)m

 

 

(注)ここに掲載した写真は、みんな過去のほたる祭りで撮った写真です。

 

 


クラウドファンディング目標額達成! それ以上・・!?

2015年05月28日 | パタゴニア
ついにクラウドファンディングが終了しました。
 
5月13日夕方から始まって、5月28日夕方に終わりました。
15日間、わずか半月の期間でした。
スタートしたのが遅かったし、公民館の屋根の修理は「ほたる祭り」(5月30日)までに終わらせねばならなかったからです。
このわずかな期間に100万円以上集まるとは、とても思えませんでした。
足りない分は自分たちで出し合うしかないかな~と思っていました。
 
と・こ・ろ・が!
終了のゴングが鳴った時点で、なんと、¥1,472,500も集まっていました!
 
皆さん、本当にありがとうございます!
 
このプロジェクトに参加してくださった方々は186人
知ってる名前もたくさんありますが、知らない方々がい~っぱい。
ふるさとを守りたい、自然を守りたい、地域のコミュニティを守りたい、
そんな思いに共感し、応援して下さる人が、私たちの知らない日本のあちこちに、
こんなにたくさんいてくださる・・・ということを実感しました。
 
それを可視化してくださったmakuakeさんに感謝します。
そのmakuakeさんと打ち合わせ、企画を練り上げてくださったパタゴニアさんに感謝します。
 
私たち「石木川まもり隊」の誰も、クラウドファンディングというツールを知りませんでした。
地元こうばるの住民の方ももちろん!
クラウ・・?何じゃそれ?って感じで。
 
まもり隊隊員であり地元住民でもあるほーちゃんの頑張りで、
こうばるの素晴らしさや公民館の存在意義が、味のある絵と言葉で伝えられ、
徐々に寄付が集まり始めました。
すると、地元の人たちにも「何だかよくわからないけど有難いね~」となって・・・
連日続けている無言の抗議行動で疲れた気分を、明るく変えてくれました。
 
昨日は工事が終わった公民館を住民の皆さんが大掃除したそうです。
ピカピカになった公民館で明後日のほたる祭りの準備が始まります。
 
明後日は天気予報では雨で・・・それだけが心配です。
 
晴れ男、晴れ女の皆さん、どうか九州の長崎県に向かって念力を送ってくださいね、
雨雲よ、去れ!と。
 

無言の抵抗4日目

2015年05月23日 | 付替え道路工事

 

    あなたがほっとする そんな処でありたい

 

なんて素敵なメッセージでしょう!

いま、石木ダム建設のための付替え道路工事現場では、

このお揃いの法被を着た集団が工事現場入口に立って、無言の抗議を続けています。

この写真は、この現場で毎日地権者と共に行動している「石木川まもり隊」隊員Y子さんが撮った写真です。

現場の行動の様子はY子さんのブログで毎日報告されています。http://blog.goo.ne.jp/bhdsy27

 

県の職員は毎日ここへ来て

道をあけてください。通してください。ここは県有地です。

あなた方の行為は妨害行為です。

司法の判断が示され既に16人が仮処分を受けました。

と言い続けています。

しかし、それは妨害ではなく、あくまでも

  工事の前に話し合いをしましょう。話し合いに応じて下さい!

という要請であり、その要請に応じず一方的に工事を強行しようとする県への抗議の意思表示なのです。

ここはみんなのふる里

自然豊かなこの地を守り、今もこれからも訪れた人がほっとする場所であり続けたい。

ダムはその場所を水の底に沈めてしまう、付替え道路はそのための工事、

だから始める前にしっかり話し合いましょう

と、背中で語っています。

それはきっと県職員にも伝わっているはずです。

 

その様子を撮影した動画で見ると、職員の方々にも同情したくなります。

何か言ってくださいよ。

顔を見せてくれんですか。

一言でも二言でもいいから、今のお気持ちを聞かせてください

と毎日同じ呼びかけを繰り返し、何も返ってこない。辛いでしょうね。でも・・・

おっとどっこい、その手には乗りません。

その手に乗って顔を出し、口を聞けば、人物を特定して、また裁判所に申し立てをするでしょう。

そうやって、行動する者を一人減らし二人減らしごぼう抜きしていくつもりなのでしょう。

残っている地権者も支援者も、皆さん昨年の経験でちゃんと学習できていますから。

皆さんの気持ちや言いたいことは、そのためにきちんとプラカードに書いて示しているのですから。

 
 
裁判所の判断、第三者の判断がでている。 
ルールには従わねばなりませんよね。 
こういったやりかたでは何も進歩がありません。

ともおっしゃっていましたが、長崎県はルールに従ってきましたか?司法の判断に従いましたか?

諫早湾を開門せよという福岡高裁の確定判決と、それを認めた当時の菅政権の判断にも従わず、

県知事は開門に反対し抗議を繰り返してきたではありませんか。

新たな訴訟を起こして戦っている営農者らを支援し、

彼らが国による開門調査のための工事を阻止するのを応援したではありませんか。

それはあなた方(河川課職員)の意思とは違うかもしれないし、あなた方の責任ではありませんが、

そのような矛盾する組織の指示で動くあなた方の言葉に説得力がないのは当然だと思います。

 

今のままでは何も前に進まない

背中を向けないで、顔を見せて話し合いましょう

その言葉は知事に伝えて下さい。

地権者に背中を向けているのは知事です。

  まず地権者と顔を合わせて、署名を受け取って下さい!

と知事にお伝えください。

 

 

 

 

 


ラッピングバスが新聞に紹介されました!

2015年05月22日 | 報道

やっとマスコミがラッピングバスのこと、取り上げてくれました~

話は聞いてるけど、なかなか出会わなくてねー

ほんとにそんなバスが走ってるのー?

なんて声もよく聞きます。

早くどこかのメディアが紹介してくれないかな~と思ってたので、嬉しい!

 

ここに書かれているように、私たちが伝えたかったのは、

「いのち育む清流を未来へ」

「ダムはほんとうに必要か皆で考えましょう」

ということで、決して反対を押し付けているわけではありません。

一番問題なのは無関心。

石木ダムは私たちの暮らしに関わりのあることだから、皆で考えましょうよと言いたかったのです。

 

バスを見た川棚町民の方の賛否両論が紹介されていますが、

佐世保市内にも同様の意見や、もっと多種多様な考えもあるはず。

そして、

「さっき、こんなバスを見たよ!石木ダムのことだと思うんだけどさ、あれってどうなの?」

などと、家庭や職場や学校で話題になればいいな~

市民が無関心から脱するきっかけになればと願っています。

 

そして、この記事にも書かれているように、ダム推進派のバスは20年以上前から走っています。

市バスと西肥バスの計2台も。

その費用は100%市民の税金から出ています。 

この理不尽さに抗いたかったのも、ラッピングバス実現を願った理由の一つです。

                 

 


無言の抵抗2日目

2015年05月21日 | 付替え道路工事

今朝の長崎新聞。昨日の「阻止」行動2日目の様子が書かれています。

現場に行けない私には有難い記事です。

この日は県側は4回やって来たようです。

 

ダム事務所長は、「生活再建など対応できるものは対応したいので、道を空けてほしい」と言ったそうですが、

それで説得してるおつもりなのでしょうか?

地権者は生活再建の話など誰も望んではいない、ダムの必要性の話をしたいと思っている。

それは百もご承知のはずなのに・・何故そんな無意味な言葉をかけるのでしょう?

それでは説得にも交渉にもなりません。

道を空けてほしいとお願いするなら、相手のお願いもきくべきでしょう?

話し合いがしたいというただそれだけのお願いをどうしてきけないのでしょう?

 

新聞には出ていませんが、ある記者さんと企画監とのやり取りについて、仲間が教えてくれました。

こんな感じの会話だったそうです。

記者:この状況を打開するための一つとして知事が署名を受け取るなどの譲歩はできないんですか?

企画監:できなません。署名とこれは別でしょ。署名は土木部が受け取ります。

記者:別だけど、それじゃあ何も進まないのでは?

企画監:粘り強く説得します。

 

その説得が生活再建の話ですか?

言葉は丁寧でも思考は上から目線、自分たちの理屈や論理で推し進め、決して妥協しない…

決めるのは役人で、民はそれに従うしかないのだ、とでも思っているのでしょうか?

 

でも、納得できません。

知事宛の署名を、なぜ知事ではなく土木部に手渡さねばならないのか?

時間は取らせないと言ってるのに、なぜ知事は受け取ってくれないのか?

ダムに関する署名だから、ダムの管轄は土木部だからですか?

しかし、推進派の団体が陳情等に訪れると、必ず応接室で知事が直接会って文書を受け取ります。

例えば石木ダム建設促進川棚町民の会は、2012年10月5日と2014年8月12日、長崎県庁を訪れ、

石木ダム建設事業の早期着工・早期完成を求める要望書を中村知事に提出しています。

なぜですか?

なぜこの時は土木部ではないのですか?

同じダム問題で、同じ知事宛の文書なのに、なぜ反対派の場合は知事に会えないのですか?

マスコミの皆さんは不思議に思わないのでしょうか?