石木川まもり隊

石木川を守ること  それは里山を守ること  それは海を守ること  それは未来を守ること  
ここにダムは要りません

お墨付きを与えた科学者からの回答なし

2014年01月31日 | 事業認定

「ダム検証のあり方を問う科学者の会」が1月20日付で、佐世保市水道の水需要予測にお墨付きを与えたお二人の教授に公開質問書を提出したことについて、このブログでも以前お伝えしました。(1月22日)
http://blog.goo.ne.jp/hotaru392011/e/02975ad9f16282c366671113490d3175

 

「科学者の会」としては、佐世保市水道の水需給計画は極めて科学性が乏しく、石木ダム参画の理由を無理矢理つくり出すために作成されたものと考えるている。

何故お二人が佐世保市水道の予測にを全面肯定するのか理解できない、どのような根拠に基づくものか明らかにしていただきたいとして提出されました。 

そして、その回答を1月30日(木)までにFAXまたはメールで頂きたい、科学者としての社会的責任を果たすため、真摯に回答されることを切望する、と書かれていました。

しかし、1月31日現在、まだ回答は届いていないそうです。
「もしこのまま回答がないならば、両教授の姿勢を改めて問題にしなければなりません」と科学者の会は言っています。 詳しくはこちら
 
長崎県も佐世保市も同様なのですが、
なぜダム推進派の方々は、皆さん答えようとなさらないんでしょうね~
常日頃から、人に何か訊かれても無視するのをモットーとなさっているのでしょうか。
でも、大学教授なら人にものを教えるのが仕事でしょ?
行政の方々には市民県民に説明責任ってものがあるでしょ?
 
無視しちゃあいけませんよね~
きっと、答えたくても答えられない、それが本当のところなんでしょうね・・・
でも、それですむ問題じゃない!
 
まず、両教授にはお墨付きを与えた説明責任はきっちりとって頂きたいものです。
 

長崎新聞に紹介されました~ダムのツボ

2014年01月29日 | ダムのツボ

 

先日の西日本新聞に続いて、今回は長崎新聞が伝えてくれました。

他にも数社の新聞に掲載または掲載予定。

そして、それらの記事を見て、『ダムのツボ』を注文するお電話が次々と…。

やっぱり新聞の伝達力はすごいですね~

 

それに、なんたって、A4サイズのカラー冊子が200円ですから…

超お買い得です!

その上、「ダムのツボ出版記念展」を見に来て下さって、

会場でのアンケートに答えて頂ければ無料でもらえます!

どう?太っ腹でしょ?

来なきゃ損ですゾ。

 

佐世保市民の皆さん、2月3日~5日は是非アルカスの交流スクエアへ!

アルカスSASEBO1階 交流スクエア

2月3日 13:00~19:00

2月4日  9:00~19:00

2月5日  9:00~17:00

もちろん、市外の方も大歓迎!

石木ダムは県営ダムだから、県民みんなに関心を持って頂きたい!

そうそう、会場のアルカスは『させぼ五番街』のすぐ近くですよ。

オープンしてまもない五番街には、県内各地から買い物客が訪れているとか。

五番街での買い物帰りに、ちょっと覗いてみませんか?

 

お待ちしてまーす

 


中身は空っぽ 県からの回答  

2014年01月28日 | 活動

昨年12月27日に提出した公開質問状への回答がやっと届きました。

1月24日(金)付の回答が弁護団事務局に届いたのは27日(月)。

ちょうど1ヵ月です。

こちらが希望した1月6日からは大幅に遅延していますが、

私たちの具体的な質問の1つ1つに正確に答えるために、

慎重に言葉を選び、念入りにチェックし、

それでこんなに遅くなったのだろうな~と思いきや…

開けてビックリ!ですよ。

 

自分たち(県自身)が答えることは一切せず、

九州地方整備局が告示した文書「告示第157号」と

そのとき添付された資料で、「意見書及び公聴会における主な反対意見の要旨と

当該意見に対する事業認定庁の見解とを併記した意見対象表」を添付しただけ。

(回答書の実物はこちら

 

長崎県は、県民の疑問に答える気はさらさらないらしい。

答が知りたければ、この資料の中から探し出しなさいってこと?

ふざけるな! 

と、皆怒っています。

 

でも…と、私は思います。

もしかしたら、県は自分たちの見解の酷さにもう気づいていて、

自分たちの口からそれを語りたくない。

語ればのちのちまずいことになるかも…例えば裁判などで…。

だから、国がこう言ってますよと国の見解として示せば、

後にその誤りが問題視されても、

あれは国の見解で、国がそのように認めたので我々も従った…

などと言い訳できる。

逃げ道を残すための手法なのでは?

そんなふうに感じてしまうのは私だけ…?

 

いずれにしても、私たちは1月31日再び県庁へ向かいます。

どんな展開になるか…怖いですね~

関心のある方はどなたでもどうぞご参加ください。

話し合いは午後3時からです。

                    


Facebook「こばると会」

2014年01月27日 | お知らせ

お知らせします。

石木ダム問題を発信するFacebookのページができました。

その名は「こばると会」!

ん?「こばると」?なんじゃそれ?

とお思いの方も多いでしょう。

 

「川原人」と書いて「こばると」と読みます。

石木ダム建設予定地「川原」を「こうばる」と読むのは、

このブログの読者や長崎県民の多くはご存知でしょうが、

「こばると」は初耳ですよね~

 

川原に住む若者が自ら名付けたかっこいい呼び名です。

でね、川原に住む人だけでなく、

石木ダムに反対する日本中の人に「こばると」になってもらおう~

という願いを込めて「こばると会」と、

管理人代表のほーちゃんが名付けました。

 

 川原地区に住む狸もキャラクターとして登場。

 

でもね、川原のことを何も知らない人が、石木ダムについて興味を持ち、

「石木川」「ダム」なんて単語で検索しても、この頁には辿り着かないよ。

って助言してくださる人があり、

な~るほど!と私たちも気づいたところ。

そういうわけで、近々表札?が変更になるかもしれませんが、

いずれにしても、私たちの頁ができたのです。

Facebookをやっていらっしゃる方は、ぜひ覗いてみてくださいね~

https://www.facebook.com/kobarutokai

 

Facebookをやってない方のためにお伝えすると、

最新のニュースとして、こんな写真も掲載されていますよ。

昨日の川原地区新年会での若者だけの集合写真。

(一人だけ元若者もいるようですが…)

み~んないい顔してますね~

 

この笑顔を県知事に見せてやりたい!

土木部長にも佐世保市長にも、佐世保市水道局長にも、

「この写真が目に入らぬかー!」

「この子たちの笑顔と未来をなぜ奪おうとするの?」

と、問いたいですね~

 


佐世保市の水需要予測にお墨付きを与えた2教授へ 「科学者の会」が公開質問!

2014年01月22日 | 事業認定

「ダム検証のあり方を問う科学者の会」が、再び公開質問書を提出しました。

今回は、佐世保市に対してではありません。

長崎県でもないし、県や市の第三者委員会でもありません。

今回は、まさに科学者と呼ぶにふさわしい「一流大学教授」と思しき、

東京大学大学院の滝沢教授首都大学東京の小泉教授のお二人に対してです。

 

両教授は、石木ダム事業認定の認定庁である九州地方整備局から

佐世保市の水需給計画について意見を求められ、

そろってお墨付きを与えました。

 

お二人の回答書はこちらです。

小泉教授の回答書

滝沢教授の回答書

 

それを読んで「ダム問題のあり方を問う科学者の会」は大変驚きました。

なぜなら、あの非科学的な水需要予測を、両教授が全面肯定していたからです。

 

「そこで、私たち科学者の会は、どのような根拠に基づいてそのような意見を

 提出されたのかを明らかにしていただくため、貴教授に対して公開質問書を

 提出することにしました。

  ご多忙とは存じますが、1月30日(木)までにFAXまたはメールでご回答
 
 くださるよう、お願いします。科学者としての社会的責任を果たすため、
 
 真摯に回答されることを切望します。」
 
 
として、具体的に次のような質問書が送付されました。
 
 
 
 
 
 
 
これまで数回にわたって佐世保市に提出された科学者の会の意見書は、
ほとんど無視されてきました。
あきらかに市は逃げているのです。
 
しかし、それで諦めることなく、追及を続ける「科学者の会」の皆様には
本当に頭が下がります。
 
その熱意は科学者としての良心?
マヤカシやデタラメに基づく虚構の論理を作り上げ、
それを根拠に有害無益な事業が進められていくことに、
同じ科学者として許せない強い思いがあるからでしょうか・・・
 
どうか、推進派の科学者の皆さんも、
同じ科学者として、逃げずに、きちんと回答してください。
それを私たちも心から願っています。