石木川まもり隊

石木川を守ること  それは里山を守ること  それは海を守ること  それは未来を守ること  
ここにダムは要りません

”聞きたい” その5

2014年09月29日 | 報道

西日本新聞の連載コラム、石木ダム問題についての「聞きたい」の最終回(9月25日付)は、長崎大学の戸田清教授。

ご専門の環境社会学の観点からみて、石木ダムの必要性は疑わしいとバッサリ。

利水に関して言えば、佐世保の水需要予測は現実味を帯びていないし、

治水についても、ダム万能説は捨てた方がいいと。

生態系への悪影響も懸念される。

そのような中で強制収用などすれば、公権力の乱用として歴史に残る。

(もちろん汚点として)

 

「公共事業は一度走り出したら止まらない。その理由は行政のメンツと考えるしかないようだ」ともおっしゃっています。

 

メンツのために家や田畑を奪われるなんて・・・絶対あってはならないことですよね。

 


こだま

2014年09月28日 | 署名活動

今日の新聞です。昨日の署名活動について報じたのは朝日新聞のみ。

署名活動も2回目となると、マスコミはあまり関心を示しません。

当然ですよね。

やってることは前回と同じだし、他に面白いイベントや重要なニュースはたくさんあるのですから。

 

しかし、嬉しいことに、今回も署名活動への共感の声をいただきました。

昨日、私たちの呼びかけに応じて署名して下さった若者のお父さんからお電話があり、

「息子から署名活動のことを聞きました。私にも何かお手伝いできないかと思って…」と。

「では、署名用紙を送りますので、署名をお願いできますか?周りの方にも声をかけていただいて、一人でも二人でもいいので署名を集めていただけますか?」

と言うと、「そのつもりでした」と快諾してくださいました。

 

昨日、あの時間にアーケード街のあの場所をたまたま通りかかり、署名に応じて下さった386人との出会い。

それが、386人では終わらなかった。。

その中の一人が家族に話し、家族の一人が、逆に私たちに声をかけてくれた。。

まるで、こだまのようです。

 

私たちの知らないところで、別のこだまも響いているかもしれない。

「今日、街でこんなパンフレット配ってたよ」

「何?どれどれ・・へー、そうなの?知らなかったなぁ。少し考えてみなきゃね」

な~んて会話が広がってるといいなー 

 

 


もっと声をあげんば!

2014年09月27日 | 署名活動

路上といっても、ここはアーケード街。

怪しい集団ではありません。

ただいま署名活動真っ最中です。

 今日は第2回署名活動の日。

今日もたくさんの通行人の方々が呼びかけに応じて署名して下さいました。

 

ダムなんか、要りまっしぇん!

ふる里から追い出すやら、とんでもなか!

これ以上、水道料金が上がったら困ります。

それぞれいろんなことを話しながら署名してくださいました。

現地の写真をじっと見つめて下さる人、

佐世保の水事情を示すグラフにびっくり!半信半疑の表情を示す人なども。

「ごめんなさい。署名したいんだけど市役所に勤めているもので・・・」

「あ。この前ここを通った時、もうしましたよ。頑張って下さいね~」

などと言ってくださる方も。

中には「市営住宅に住んでいるもので・・・」と言って断られた方もいたそうです。

少しでも市に関わっていると、市の政策に反する意思表示はできないと考える人が

けっこういるんですね~

驚きです。これが佐世保市の実情なのかな~ 

 

でも、一方で、

「あんたたちはおとなしか!遠慮せんでもっと声をあげんば!」と、

地権者の皆さんにカツを入れた人もいたとか・・

 

また、ある人は、署名した後もいろいろ意見交換してくださって、

「うーん、なんとかしたいですねー。私も何ができるか考えてみます」と、

真剣な表情で帰って行かれました。

 

こんな方も含めて、今日はなんと、2時間で386筆!も集まりました。

前回は4時間で588筆でしたので、今回は2時間で300筆を目指しましたが、それをはるかに上回りました。

暑い中、今日も活動に参加して下さった25人の仲間に感謝! 

 

 


第2回署名活動

2014年09月26日 | 署名活動

明日9月27日(土)、第2回署名活動をおこないます。

  場所:佐世保市四ヶ町アーケード街(島瀬交番前)
  時間:12時~14時

お手伝い大歓迎です!

 

今日、佐世保市議会本会議において、

私たちが提出した収用裁決申請の撤回を求める請願は、予想通り不採択となりました。

賛成したのは社民党議員3名と共産党議員1名の計4名のみ。

残念ながら、山下廣大議員は起立しませんでした。

24日の石特委員会に置いては、たしかこのようなことを言われました。

(録音が禁じられているので一言一句正確ではありませんが)

「会派としてこの請願に反対します」

「自分の考えは裁決の時、議場で1票を行使することによって示したい」

この発言に感動し、今日はたいへん期待して見守っていましたが、座ったまま…。

今回は山下廣大議員の1票は行使しなかったのでしょうか?なぜ?

それとも、起立しない=請願に反対=それが山下廣大議員の考えなのでしょうか?

それは無いと思います。それなら、委員会であのような発言はされなかったはず。

会派の考え=反対と自分の考えは違うから、わざわざあのような発言をされたのだと理解しています。

きっと、どこかから、かなりの圧力がかかったのでしょう。

しかし、議員にとってはどこからの圧力よりも世論の圧力の方が重いはず。

世論を大きく広げるためにも、署名活動を頑張らねば・・! 


 


請願不採択を報じる各紙

2014年09月25日 | 報道

昨日の石木ダム建設促進特別委員会の様子が今日の新聞4紙に掲載されていました。

まず長崎新聞。写真入りで掲載。

終了直後の傍聴席からの言葉も、しっかり紹介。

将来に向けて責任とれるのか!民主主義とは何なのか!

河川課ダム班参事のポスト新設?

WHY?

事業推進のため、地元との総合調整を担う?

やはり知事は、やる気満々なのでしょうか。。

朝日は「(意見書への)反対は会派の見解」と言った委員の言葉を、しっかり伝えてくれてますね。

西日本新聞は地権者の思いをしっかり伝えています。

 

ついでに「記者の目」もご紹介!

記者の目には、県が地権者の同意を得るための努力を尽くしたようには見えない。

ただ法頼みでは「強制収用について県民の理解は得られない」ときっぱり。